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2006年6月29日 (木)

「無派閥新人議員の会」の事務局に。

今日の会合で「無派閥新人議員の会」という会の創設を正式に決め、会の規約や今後の方針について話し合いました。
私はその会の幹事(兼)事務局に選ばれました(希望した訳ではありませんが・・・)。

小泉総理は「派閥をぶっ壊す」と宣言し、国民はそれを支持してきた訳ですから、派閥政治の弊害を除くことを目指す、我われの会の存在意義は十分にあると思っています。
私個人としては、これからは派閥に入らなくても政治活動が十分にでき、無派閥であることがデメリットにならないような体制を党本部主導でつくるべきだと思います。これまでの派閥の機能としては、

  (1)自派の領袖を総裁に擁立すること
  (2)大臣や副大臣ポストの割振り
  (3)資金集めと配分
  (4)人材育成(後輩を指導)
といったものがあげられます。
すでに派閥の機能は相当弱っています。
(1)の「自派の領袖を総裁に擁立する」という機能も、昨今の各派閥の動きを見ていると、相当劣化しています。ひとつの派閥から2人の総理候補がいるというのは、昔だったら考えられないことでしょう。
(2)の「ポスト割振り」の機能を小泉総理が崩壊させました。
(3)の「資金集め」の機能に関しても、党本部からの政党助成金の比重が高まり、機能低下して来ています。
(4)の「人材育成」の機能に関しては、まだまだ侮り難いものがあります。また、人材育成に関しては派閥も存在意義があるのかもしれません。しかし、党の改革実行本部は、党主導で新人議員の人材育成をやっていく方向へ進もうとしています。

これからは「無派閥の時代だ」といった楽観的な認識に立っているのではありませんが、無派閥でいることの積極的・前向きな意義を見出し、それを広くアピールしていく会にできればいいな、と思っています。

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2006年6月27日 (火)

おおらかなナショナリズム論

アジア戦略研究会という勉強会に出ました。
講師が谷垣財務大臣だったので、マスコミの注目度は高かったようです。
谷垣大臣の講演でおもしろいと思った表現は、「おおらかなナショナリズム」という言葉です。自国の文化や歴史に対しておおらかな自信を持つ、おおらかなで健全なナショナリズムこそが望ましいといったお話しでした。

私もまったく同感です。

自信があれば余裕が持てるが、1990年代に経済状態が悪くなりはじめてから自信喪失状態に陥り、偏狭なナショナリズムに傾きがちである、といった趣旨。日本の美しい国土と文化や歴史に自信を持ち、おおらかで健全なナショナリズムと保守主義を育てていくことの重要性を強調されていました。

谷垣大臣っていい人だと思いました。

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2006年6月26日 (月)

山本一太さんブログ「失敗を恐れるな」

山本一太さんのブログでご紹介いただきました。
過分のお褒めのお言葉に感謝です。

  http://www.ichita.com/03report/data/1151210942.html

テレビの討論番組への出演には、正直言いますとまだ自信がありません。
自分の得意分野(政策評価、ODA、外交、NGO、臓器移植、シンクタンク等)であればいくらでも対応できるのですが、その他の分野については的確な受け答えをするに足る十分な情報の仕入れと咀嚼ができていないからです。

あと2年くらい時間があれば、たいていの分野について発言・対応できるだろうとは思うのですが、今の段階ではまだ準備不足でしょうか・・。

それでも一太さんのご期待もありますし、もし私にご依頼があればお受けしようとは思っています。

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2006年6月25日 (日)

政策論

日本評価学会春季第3回全国大会のセッションのひとつに指定討論者(コメンテーター?)として参加して来ました。

セッションのタイトルは「エビデンス(証拠)に基づく政策立案の普及に向けて」というもの。一言で強引にまとめると、「社会実験等により効果が実証されている介入行為を、政府の政策として採用させることを目指す評価活動」のことです。

実際に成果が上がるかどうかわからない政策的介入を大規模に実施して失敗するよりも、小規模な実験で成果を検証した後で、政府の政策として採用すべきである、という至極まっとうな考え方です。
私も全面的に賛成です。

これまでの政策論議を不毛にしているのは、客観データに基づかない水掛け論です。かつて学力低下が問題視され、「学力論争」が起こりましたが、論争の結果わかったことは、学力が低下しているか否かを検証するためのデータが十分に存在しないと恐ろしい事実でした。
学力論争をするための十分な客観データがなかったという事実に愕然とします。

今日のセッションでは、客観的に検証可能なエビデンス(証拠)に基づく政策立案を行うための方法論について、教育、刑事司法、医療、ODAの4つの分野で議論がなされました。

一番の課題は、研究資金の問題です。
欧米では官庁が、この分野の調査研究のために助成しています。効果のない無駄な政策的介入をなくし、費用対効果が高く有効な政策的介入だけを実施していくためには、この「エビデンスに基づく政策立案」が重要です。
調査研究に経費をかけることで、無駄な政策をなくすことができるので、結果的に経済的にも十二分に割に合います。
行政のシステムに「エビデンスに基づく政策立案」を予算化・法制化していけるよう、努力していきたいと思います。

今朝のTBSラジオ「大宅映子の辛口コラム」で私のことをご紹介いただきました。
これからは「公」イコール「官」ではなく、「公」をNPOと行政で一緒に担っていく時代になる、といったお話しの文脈で、私の話しが出てきました。
最初大宅さんは、私が「つるんとした顔」で頼りないルックスなので、「杉村太蔵さんと同じようなタイプの小泉チルドレン」だと思っていらっしゃったそうです。
しかし、私の話しを聞いてみると、フットワークが軽くて、理想を実現するために積極的に行動していて、期待がもてる、といった趣旨のお褒めの言葉を頂きました。

辛口でなる大宅映子さんからお褒めの言葉をいただだけのですから、喜ばしいことです。 ルックス的に頼りないのは十分自覚していますが、やはりというかここでも指摘されてしまいました(笑)。

そういえば昨日のブログに書きましたが、見ず知らずのおじさんから突然「勉強不足だ!」と怒られたのは、勉強してなさそうに見える頼りない外見のせいかもしれません。しかしここで言わせて頂きますが、見た目は勉強していないように見えるかもしれませんが、忙しいスケジュールの合間を縫ってけっこう本は読んでいる方だと思います(国会議員の平均よりは・・・)。

今日の政策評価学会のセッションのためだけに、政策評価の関連の論文を何本も読み、そして総務省行政評価局の評価担当官や国会図書館の専門家から説明を受けました。今日の評価学会でわずか10分間話すために、少なくとも10時間以上勉強しました。
評価学会に参加するのも2度目ですし、これまでの蓄積も考えると、「政策評価」という分野はについては国会議員の中で最も知識がある部類に入ると自負しています。

さて、この「頼りないルックス」をどうするか。
いえ、ルックスは変えられませんので、行動力でイメージを変えていこうと思います。しばらくはむしろこのギャップを利用してやるとしますか(笑)。

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2006年6月23日 (金)

残念な朝・・・

サッカー、負けてしまいましたね。
実は、私も社会人時代に東京都社会人4部リーグ20ブロック(だったと思います)でプレーしていました。当時の勤務先のJICA(当時:国際協力事業団)サッカー部のマネージャーのひとりとして主に事務作業に従事しつつ、時々試合にも出ていました。
私の場合、プレーヤーとしての評価は芳しくなく、マネージャーとして主にフィールド外で活躍していました。例えばサッカー連盟(協会だったか?)との連絡調整、サッカー会場の予約、審判の手配、対戦相手チームとの連絡、合宿の宿の予約、宴会の手配といったところでしょうか。
そんな私でもやっぱりサッカーは楽しくて、JICAサッカー部にはいまだに愛着を感じます。
JICAサッカー部では途上国からの技術研修員チームと毎年国際交流戦をやっていました。アフリカ系の研修員は身体能力が高かったり、ラテンアメリカ系研修員はお腹が出ていてもボール裁きが絶妙だったり、とお国柄や地域柄が出て楽しい交流戦でした。
と、思い出話はさておき、サッカー敗戦、実に残念です。

今朝はさらに不愉快なことが・・・。

朝から駅頭で演説して、立法府の改革について議論していたら、スーツ姿の年上男性から突然、「イギリスの議会制度を知っているか?」と聞かれました。”知っている”という言葉のレベルも色々でしょうから、とりあえず「どういうことでしょう?」と答えたところ、その方は次のような内容の話をひとしきり怒鳴って、出勤して行かれました。

「お前たちみたいな勉強不足の自民党の国会議員が何も知らないくせに偉そうなことを言うな。イギリスの議会は二院制ですばらしく、それを真似た日本の二院制もすばらしい。だから立法府の改革なんて議論は無意味だ。イギリスの議会のこともろくに知らないで、議会の改革なんて議論はやめろ。」

私も一応、ロンドン大学博士課程の留学経験がありますので、イギリスの議会が二院制であることはもちろん、政治や行政については専門的なことも多少勉強してきたつもりです。

その方も、そこまでのご意見を持たれるからにはおそらく背景事情や知識をたくさんもたれているのでしょう。多少なりとも議論したかったのに、その方は自分の言いたい事を怒鳴った後は、さっさと改札に向かって行きました。
すっかりやる気を失い、それで今朝の駅頭演説は止めにしてしまいました。
すみません。
(今朝の方、もしこのブログをご覧になっていらっしゃいましたら、是非メールを下さい。ご意見聞かせて頂きます。)

今朝は午前8:30時点ですでに残念な事件が2件も起こりました。
これから一日どうなるんだろう・・・。

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2006年6月22日 (木)

ODA削減にストップ!

今朝の新聞報道でも伝えられていましたが、自民党の歳出削減プロジェクトチームは、当初方針を改め、ODAの年4%削減の方針を撤回しました。
先日開催された党の外交部会での議論が影響しているものと思います。

外交部会では、出席者の大半がG8サミット等の国際約束を果たすためにも、ODAの削減には反対であるといった趣旨の発言をしていました。先日このブログでご紹介したとおり、私も党外交部会においてODAの年4%削減に反対する発言をしました。
先日の外交部会のODAに関する議論では、地元の利益や業者からの圧力で発言している議員はひとりもいなかったと思います。 ODA擁護論をぶっても、地元の票にもならないし、途上国政府から政治献金をもらえるわけでもありません。発言した議員すべてが、国益の擁護、外交上の配慮、世界平和への貢献といった観点からコメントしていました。

ODAについての議論は、いつも純粋に国益や外交といった観点に立った政策論になるので、参加していてさわやかな気持ちになれる会合でした。
やっぱり国政の議論はこうでなくてはいけない、と思いました。

また、わが党の先輩議員諸氏には、尊敬できる人も多いということを再確認できました(尊敬できない人もいますが・・・)。

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2006年6月21日 (水)

ラジオ番組のネタになるかも?

先日、私の講演会に有名な評論家が来て下さったという話を書きましたが、その後日談です。その評論家のお名前は大宅映子さんです。

 *先日のブログより引用
 「外国人記者クラブという場所で小さな会合で1時間ほど講演させて
 もらいました。聞けば誰でも知ってるような評論家が、私のような小者
 の「小泉チルドレン」の話しを聞きに来てくださったのが不思議で
 なりません。」

先週土曜日の早朝たまたまTBSラジオの「大宅映子の辛口コラム」という番組を聴いていた支持者の方から聞いたのですが、6月24日(土)の同番組で大宅さんが私のことをコメントすると予告されていたそうです。
番組タイトルが「辛口コラム」なだけに、もしかするとコテンパンに批判されるのかもしれません。
しかし、多くの「小泉チルドレン」の中から、わざわざ私のことを取り上げていただける点は感謝しなくてはいけません。 いずれにしても、今週土曜日の早朝たまたま早起きしていらっしゃったら、TBSラジオを聴いてみてください。

(1)番組名:大宅映子の辛口コラム
(2)日時: 6月24日(土)07:35~08:00

*もちろん生放送番組のため、内容の変更によっては私のネタなど吹っ飛ぶこともあるでしょう。そのときはご容赦ください。

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2006年6月20日 (火)

パーティーの初司会

自民党の先輩議員、河野太郎議員(衆議院/法務副大臣)の政治資金パーティーの司会をつとめさせて頂きました。

総裁選出馬表明をしている河野議員だけにマスコミもけっこう入っていました。

司会の私は、緊張のあまり、「男女共同参画大臣の猪口邦子です。」と大臣を呼び捨てにしてしまいました(サラリーマンの癖でしょうか)。
続いて、杉浦法務大臣がクールビズ(沖縄風)でいらっしゃったのですが、大臣だと気付かずに無視してしまいました。 河野議員の地元の後援会の方だと思っていたら、大臣だったのでびっくりでした。
さらに、思いがけず、中締めのあいさつをさせられました。 中締めの挨拶は、普通もっと偉い人がやるものですが、なぜか私のような新人に役が回ってきて、たまげました。
大きな失敗もしましたし相当緊張していましたが、ジョークも”ややウケ”で、とりあえず役目は果たせたでしょうか。
かなり体力と気力を消耗して、へとへとです。

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2006年6月19日 (月)

族議員化・・・。

明日(6月20日)の自民党歳出削減プロジェクトチームの会合でODA削減が議題に上がっています。私はODA削減反対の立場から発言しようと思っています。
しかし、ここで歳出削減の流れに反対することについてはかなり葛藤があります。正直言って、「これじゃあ、俺は外務省の族議員じゃないか・・・。」と思わないこともありません。
私の今の気持ちに一番近いのは、山本一太さんのブログです。
一太さんは「ハムレットの心境」と言っていますが、本当にそんな心境です。
私は構造改革を支持し、歳出削減についても大賛成です。私がいつも批判している総論賛成・各論反対かもしれませんが、しかし、以下の理由により、ODA削減には反対します。

1)昨年のサミットでもODAを増やすことを約束しており、その方針を反故にすることは、国際的な信用問題になってしまいます。

2)この9年間でODAは35%削減されており、9年前のわずか65%の規模でしかありません。同じ期間に公共事業費は16%の減少、防衛費は3%の減少でしかありません。

選挙区事情から公共事業費削減に反対する議員は多いのですが、選挙区事情からODA削減に反対する議員は皆無でしょう。そのためODA削減に抵抗する議員はあまり多くありません。
しかし、長期的な国益を考えるなら、ODAをこれ以上削減すべきではありません。
ODAを増やせとは言いませんが、これ以上の大幅なODAカットは日本の将来を危うくします。

3)これ以上削減すれば、英仏独に抜かれて世界第5位の援助国になってしまいます。世界第2の経済大国としては恥ずかしいことです。

応援してくださっている皆様、神奈川9区の有権者の皆様のご理解をよろしくお願いいたします。

*一太さんブログ:
http://www.ichita.com/03report/data/1150716761.html

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2006年6月18日 (日)

改革を止めろ!という動き

今朝の朝日新聞一面トップは「小泉改革『修正を』9割」というものでした。
自民党の都道府県連幹部への取材によれば、小泉改革の流れを修正すべき、という意見が多いそうです。来年の統一地方選と参院選に向けて、地方交付金や公共事業の削減の流れを止めるべきと考えている地方組織の幹部が多いとの報道。

我が党の先輩方は、一体何を考えているのでしょうか?
国民の小泉改革への期待をどう考えているのでしょうか?

改革の遅れに対する批判、あるいは、族議員や官僚機構の抵抗による改革の骨抜きに対する批判は、一部正しい面もあると思います。しかしながら改革が不徹底な状態のまま、選挙対策のために、改革を後戻りさせようという動きには大反対です。
そんなことをすれば、選挙対策としても自殺行為です。

例えば、格差の拡大はすべて小泉政権のせいといった論調がありますが、IT化やグローバル化の中である程度の格差拡大は世界共通の現象です。もし改革を進めていなければ、さらに経済は悪化し、失業が増えてもっと格差が広がっていたかもしれません。
もちろん格差の拡大は望ましくありませんので、再チャレンジできる仕組みを用意する等の何らかの手を打つ必要はあります。しかし、格差が拡大したからといって、改革の時計の針を元に戻そうとすれば、改革以前から存在している問題を悪化させるだけです。

また、例えば耐震偽装の問題についても、建築確認の検査業務の民営化という規制緩和の弊害が出たため、再び官僚機構に検査業務を戻すべきといった議論がまかり通っています。
しかし、本来検討すべきは、検査業務を官に戻すよりも、どうすれば民間でうまくできるかを考えて、もう一度ルールを作り直すことではないでしょうか。
どんな改革でも最初から完璧な制度は作れません。
痛みを伴う試行錯誤を繰り返しながら、時代のニーズにあった効率的な仕組みを構築していけるのではないでしょうか。完璧なものを求めすぎるのは、我われ日本人と官僚機構の最大の欠点かもしれません。

これまで「行政の無謬性神話」のために、過去の誤りから教訓を学び、方向転換を柔軟に進めることができませんでした。そろそろ「行政の無謬性神話」から卒業し、試行錯誤の中からより良いものを築いていくというプラグマティックな仕組みを整備していく時期に来ていると思います。

わが党の先輩方、今こそ「改革を止めるな!」というスローガンを思い出しましょう。

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2006年6月15日 (木)

講師よりも聴衆の方が大物の講演会

外国人記者クラブという場所で小さな会合で1時間ほど講演させてもらいました。
某国大使や大使夫人、一流企業の元役員、大物評論家、大学教授等、各界の一流の人がたくさん来る会でした。 聞けば誰でも知ってるような評論家が、私のような小者の「小泉チルドレン」の話を聞きに来てくださったのが不思議でなりません。
これまでの人生(ICU⇒フィリピン留学⇒JICA⇒NGO⇒イギリス留学⇒JICA復帰⇒総選挙⇒今に至る)についてお話ししたところ、自民党の現職国会議員とは思えないキャリアがけっこう受けたらしく、評判はまずまずでした(社交辞令も含む)。講師よりも聴衆の方が大物という珍しい講演会でした。

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2006年6月14日 (水)

インドネシア同窓会

外務省で国際NGOに関する小さな会議に出ました。私がインドネシアに居たときに初めてお会いしたメンバーがたくさんいて懐かしかったです。

私が、しがないNGOスタッフとしてインドネシアにいた時、当時の在インドネシア日本大使館のT公使(「公使」というのは非常に高位の外交官です)は、当時27歳だった僕にすごく親切にしてくれました。 そのTさんの今のポストは外務省総合政策局審議官といって、さらに高い地位についていらっしゃいます。 NGOの若い兄ちゃん(=私)にやさしくしてくれたそのTさんと今日の会議で再会しました。
また、会議の主催者である塩崎外務副大臣(衆議院議員)と初めて会ったのも約5年前のインドネシアでした。 スラム街のNGOの子ども支援プロジェクトを見たいという奇特な自民党の国会議員さん(=塩崎さん)がいたので、現地ツアーコンダクターとしてご案内したのが当時NGOスタッフだった私です。
さらに今日の会議来ていたユニセフ東京事務所長さんとも一緒にインドネシアでお仕事をさせていただいたことがありました。 所長とは国会議員になった後に知り合いましたが、私がユニセフ議連のメンバーとしてスマトラ島津波被災地を案内していただきました。
インドネシア時代を思い出し、ひとりでじ~んとしてました。

その後、私が司会進行を務めさせていただき、臓器移植法改正に関する勉強会を開催しました。厚生労働委員会等と時間が重なってしまい、国会議員の出席者は少なかったのですが、勉強会の中身はたいへん良いものになったと思います。
会では臓器移植のレシピエント(患者)さんやその後家族、臓器提供者(ドナー)のご家族のお話しをうかがいました。アメリカで心臓移植を受けたレシピエントの6歳の女の子は、約4年前に心臓移植を受けて、今は元気に小学校に通っています。今日の1時間半の会議中ずっとおとなしく座っていましたが、笑顔のかわいい女の子でした。学校は楽しいけれど、給食が苦手だと、はにかみながら言っていました。この子は心臓移植していなけ
れば、今ごろは生きていないはずです。彼女のお母さんのお話を聞いていると、一日も早く日本国内で子どもの臓器移植ができるように法改正をしなくてはいけないとつくづく思いました。

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2006年6月11日 (日)

雨の日曜日

早朝、麻生区の少年野球大会の開会式に出席。
その後、多摩区の剣道大会の開会式に出席。
後援会の方に用事があって何軒かのお宅を訪問しました。
けっこう雨が降っていました。たまたま今日履いていた靴の片方に穴が空いていて、穴から水が入ってきて、靴下がぐちゃぐちゃになりました。
お邪魔したお宅の何件かで「上がってお茶でも飲んでかないか?」と言われました。が、靴下がびしょびしょに濡れていて、床を汚してしまいそうだったし、恥ずかしかったしで、お申し出をお断りしてしまいました。
靴くらいまともなものを買わないと業務上の不都合が生じることがわかり、さっそく靴を買いに行くことにしました。

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2006年6月 9日 (金)

中国向け円借款の再開

朝の外交部会の最大の懸案は、今年3月から保留になっている中国向け円借款の再開の是非についてでした。
8時直前に会議室に入っていくと、ふだんは外交部会で見かけない人が大勢いました。外務省からの対中円借款の説明が終わって質疑が始まると、ふだん見かけない議員が一斉に手を上げ、中国向け円借款に反対の声をあげました。
最初の発言者5~6名は概ね対中国円借款に反対でしたが、私は恐る恐る円借款再開に賛成の意見を述べました。
私も基本的に経済発展著しい中国に対してODAを供与する必要はないと思っておりますが、それでも2008年までは円借款を継続するという国際約束が存在する以上、2008年まではきちんと約束を果たしていくことが必要だと思います。
今朝の部会の議題になっている円借款プロジェクトは、環境案件(水質汚染防止、大気汚染防止)と人材育成(大学への協力)であり、軍事転用の可能性が低く、日本にとっても有益(特に大気汚染防止)な案件ばかりです。これらは2008年終了の円借款の有終の美を飾るにふさわしい案件と言えるでしょう。
個人的には対中援助は不要と思いますが、同時に国際約束は守らなくてはいけないと思います。外交における一貫性と誠実さを保つため、対中円借款再開は必要な措置だと思います。

ところでクールビズが解禁になり、私も上着なし、ネクタイなしで国会内をウロウロすることが多くなりました。先日、上着なし(=議員バッチなし)、ネクタイなしで議員専用エレベーターに飛び乗ったら、某党のベテラン議員に恐ろしい顔でにらみつけられました。部外者だと思われたようです。
議員バッチなしだと、私は国会議員には決して見えないようです。政治家としてのオーラがないとよく言われますが、それが私の良さだと自分に言い聞かせています。
蛇足ですが、国会議員会館には、一般用、議員専用、荷物搬入用の3種類のエレベーターが存在します。私が使う頻度で言えば、一般用4割、議員専用4割、荷物用2割くらいでしょうか。事務所に一番近いのは荷物用エレベーターなので私はけっこう活用していますが、荷物用エレベーター内で他の議員と会ったことがありません。怖い顔でにらみつけられたこともありません。
これからクールビズのときは、なるべく荷物用エレベーターを使おうと思います。

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2006年6月 7日 (水)

世界で原爆展示を。

外務委員会に出席。
共産党の笠井代議士が、「広島・長崎の原爆展示を世界中で開催していくことが世界平和のために重要ではないか」、といった質問をされました。それに対して塩崎外務副大臣は、「自分も小学校時代に広島の原爆資料館に行き、原爆の悲惨さを知り、それが政治家を目指した原点になった」といった趣旨の答弁をされました。塩崎副大臣がNGO支援や平和構築、紛争予防に熱心な理由がよくわかり、あらためて副大臣を尊敬し直しました。外務省も海外での原爆展に支援をし、また、国際的な核軍縮、核の拡散防止に取り組んでいます。核軍縮・核拡散防止については、共産党と政府与党が概ね同じような考え方をもっています。もっともアプローチについては随分と隔たりがあり残念ですが。

午後は私が事務局長を務める外交勉強会を開催しました。
今国会中では最後になる勉強会で在日米軍の再編と日米安保について外務省の担当課長から説明を受け、その後、質疑応答となりました。安全保障の問題は、総論賛成、各論反対になりがちです。「日米安保の重要性はわかるが、地元に米軍基地があるのは困る」というのも自然な感情でしょう。如何に基地のある地域の住民の皆さんに理解を求め、そして、なるべく負担を軽減するか、それが大きな課題です。

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2006年6月 6日 (火)

河野洋平議長とのお食事

かつて私自身が創設に関わった「ジャパン・プラットフォーム」という国際協力NGOの事務局長がお見えになりました。ジャパン・プラットフォームの組織改革の方向性、最近の活動(特にインドネシアの緊急人道援助)について説明を受けました。ジャパン・プラットフォームは設立以来の6年の間に、予算で言えば50億円以上の緊急人道援助活動を行ってきました。アフガニスタン、イラク、インド、パキスタン、スーダン等の世界中の紛争地や自然災害の被災地で人道支援を行ってきました。組織が大きくなり、さまざまな改革が必要な時期に差しかかっているようです。

私もゼロからの立ち上げのときにジャパン・プラットフォームに関わっていたので、今でも特別な思い入れがあります。私は今、ジャパン・プラットフォームはじめ国際協力NGOが世界の現場で活動しやすい環境を整備すること、具体的には、NPO優遇税制の拡充、ODA資金による助成の拡大等のため、国政の場でがんばっています。

夜は神奈川県選出の新人議員全員で河野洋平衆議院議長との会食に行きました。けっこう緊張しました。息子さんの河野太郎議員とはつい先日横浜のデパートでベトナム料理を食べたばかりですが、お父様と親しくお話させて頂くのは初めてだったので、何を話して良いのかわからず、ひたすらお話しを聴いていました。河野議長の若い頃、新人議員の頃のお話をうかがっていると、やっぱり太郎議員のお父様だなと妙に納得しました。洋平議長は55年体制真っ盛りの頃に自民党を割って出て、新自由クラブを設立されました。
当時の一般的な感覚としては無謀だったと思います。今の河野太郎議員の総裁選出馬宣言も永田町の常識から言うと相当無謀です。やっぱり親子はどこか似るものだと感心しました。

ちなみに、河野洋平議長は生体肝移植のレシピエント(受け手側)です。生体肝移植を受けていなければ今頃生きていらっしゃらないはずですが、移植医療の進歩のおかげで(それからドナーとなった息子さんの決断のおかげで)、今も元気に衆議院議長としてたいへんな重責を担っていらっしゃいます。けっこうボリュームのあるイタリア料理をぺろりと平らげ、最後のデザートまで全部召し上がられていました。河野洋平議長のように尊敬できる政治家が、移植医療のおかげで今もご健在で働いていらっしゃることをうれしく思います。

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2006年6月 4日 (日)

拉致問題に関する全国一斉街頭行動

朝は住んでいる町会の一員として多摩川美化運動に参加し、多摩川河川敷のごみ拾い。その後、横浜に向かって自民党青年局の「全国一斉街頭行動」というキャンペーンに参加しました。

横浜駅西口で自民党神奈川県連の青年局と学生部所属の議員(衆参、県議)や学生と一緒に北朝鮮による拉致問題について街頭演説会を開催しました。外交というのは常に内政の延長です。日本の国民の拉致問題に対する関心が高ければ高いほど、北朝鮮政府にとってはプレッシャーとなります。最近国会に議員立法で提出された北朝鮮人権侵害問題対処法案でも、拉致問題の啓発キャンペーンを行っていくことをうたっています。(蛇足ながら、私も議員立法の賛成者に名を連ねさせていただきました。)北朝鮮に拉致された日本国民のことを日本の政府も世論も忘れていないというメッセージ、決して見捨てないというメッセージを北朝鮮に送り続けることが大切です。

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2006年6月 1日 (木)

環境と経済と社会

午前中2時間半の衆議院青少年特別委員会、午後3時間半の衆議院本会議と会議の多い一日でした。一番興味深かったのは、朝一番の自民党環境調査会でした。国連大学の安井至副学長のプレゼンテーションを聞きましたが、大学のクラスみたいな雰囲気で非常に興味深く大変勉強になりました。 化石燃料が将来的に確実に枯渇するという前提に立って、これからのエネルギー政策、環境政策を考えていくことが大切だと再認識しました。
また、地球温暖化を防ぐために温暖化ガス発生削減に最大限の努力を行っていく必要があります。

昨年の党税制調査会で提案され、却下されてしまった環境税がやはり必要だと思います。ただし、昨年の環境税の案では増税になってしまうため、環境税の増税分を法人税の減税、企業の社会保障負担軽減、環境保全技術の導入に関する税制優遇等にあてていくことが望ましいと思います。例えば、ヨーロッパでは、環境税を導入しても税収中立とし、環境税増収分を企業の社会保障負担の軽減にあてることで、雇用の増加に役立てるという政策が採られました。環境や雇用増加にやさしく、エネルギー効率の悪い産業には厳しい、といった税制を創設することが望ましいと考えます。

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