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2006年7月31日 (月)

有名人でなくて良かった・・・。

山梨の「無派閥新人議員の会」の合宿には、猪口大臣、佐藤ゆかりさん、
杉村太蔵さん等のマスコミで有名な人も来ていて、ホテルのロビーなどで
他のお客さんとすれ違うときの反応を見ているとおもしろかったです。
佐藤さんや杉村さんを見つけると、若い女の子はかなりの確率で携帯写真を
撮り始めます。奥様方は握手を求めます。
地元でさえ知名度の低い私にとっては、「人気者はうらやましい」と思う反面、
プライベートのまったくない有名人を気の毒に思いました。
また、多くの見ず知らずの人たちに写真を頼まれて、その都度こころよく撮影
に応じているお二人を見ていると、本当にえらいと思いました。
頭が下がります。
有名人には有名人の悩みがあるのでしょう。
有名人でなくて良かった。

今朝の某新聞は、今回の勉強会のことを「無派閥新人議員を武部氏囲い込み」
と報じていました。私個人としては「囲い込」まれたとは思っていませんし、多く
の参加者も同じ思いだと思います。
ちょっと研修会をやるだけですぐに政局の動きにからめるところは、政治記者に
特有の偏見だと思います。

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2006年7月30日 (日)

経験と若さのバランス

山梨県の清里で「無派閥新人議員の会」で合宿を開催しました。
新人10名ほどと竹中総務大臣、武部幹事長他、政治評論家、作家等、多彩な
講師陣の研修となりました。
講師の政治評論家(政治記者)の方は、ポスト小泉の皆さんの経験不足を強調
されていました。ポスト小泉の総裁候補者が、昔の総裁や総裁候補に比べて、
若くて小粒になったといった評価だったので、若干違和感を覚えました。
イギリスのブレア首相もアメリカのクリントン元大統領も40歳代で就任しました。
また、変化の激しい時代には過去の経験則が通用しないことも多いはずで、経験
至上主義は誤りのもとではないかと思います。
もちろん逆に若ければそれだけでよいというものでもないし、高齢でも発想が柔軟
で新しいものを受け入れる寛容さがあればいいと思います。
大切なのは、実年齢よりもむしろ精神的な若さと頭の柔軟さではないかと思います。
若いというだけで総裁候補としての資質を疑うのも、高齢だからといってすべて否定
するのも、どっちも間違いだと思います。

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2006年7月28日 (金)

祝!谷垣大臣の総裁選出馬宣言

谷垣さんが総裁選出馬の記者会見を開催しました。
ちょうど同じ時間帯に党本部で子どもたちの国会ツアーのツアコンをやっていた
ので、その頃の物々しい様子はけっこう印象に残りました。

政策論争中心の総裁選という流れを作るためには、歓迎すべきイベントでした。
谷垣さんは、安倍官房長官との対立軸を明確にした形で出馬宣言をされたので、
党内論議の活性化という観点から出馬宣言を大いに歓迎します。

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東京新聞より

今朝の東京新聞の「こちら特報部」というコーナーの総裁選特集で私の
コメントが載りました。
電話取材を受けて15分ほどお話しした内容を編集したものでした。
東京新聞をお読みでない方も多いかと思うので、長いのですが以下引用
します。

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無派閥新人議員の会の事務局を務める、山内康一衆議院議員は
「個人的には福田氏の不出馬は二つの意味で非常に残念だ。
総裁選での政策論争がなくなってしまうこと。
安倍、福田という有力候補が二人出ることで、森派が割れれば派閥
政治を終わらせる象徴的な事態となったのに、できなかったことだ」
と語る。
山内氏は、党内の若手議員にも「安倍さんで決まり」というムードが
強まり、総裁選に向けた関心も薄まっていると指摘する。
自身は党改革を進める安倍氏を評価し、総裁選での「勝ち方」を重視
する。
「やや昔の政治家というイメージだった福田氏を総裁選で堂々と論破し、
勝ってこそ安倍政権でも改革を継続できる。このまま党内で勝ち馬に
乗れという動きが強まると、安倍氏が目指す方向と違う人までが安倍
陣営に入ってくるのでは」と分析、“不戦勝”では強い『安倍政権』は
できないとみる。

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新聞記者さんが書くときれいにまとまるものだと、感心しました。
他方、私が意図していたことと、ちょっとニュアンスが異なる部分もあり
ますが、私が誤解を招くような言い方をしたのでしょう。
マスコミの方と話すときは、説明に気を使わなくてはいけないとつくづく
思いました。

総裁選の政策論争をオープンで健全なものにすること、それが私の
願いです。「誰が」総裁になるかよりも、「どうやって選ぶか」が大切だと
思う今日この頃です。

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2006年7月27日 (木)

10代のための国会ツアー成功!

NPO法人ライツ主催の「10代のための潜入!!永田町ツアー2006」を
お手伝いをしました。

10代の中高生、大学生(一部はボランティアスタッフ)15名ほどと意見
交換し、最後は自民党本部で武部幹事長との意見交換会をセットしました。
子どもたちも武部幹事長との会合にはかなり喜んでくれました。

政治に無関心な大人をつくらないためには、子どもの頃から政治を身近に
感じてもらうことが大切だと思います。
国会や議員会館、党本部を見てもらい、政治家と直接意見交換したり、
疑問に感じていることをぶつけてみたりといったことが、政治を身近に感じて
もらうきっかけになればいいと思います。

なお、今日付け(7月28日)の神奈川新聞でこのツアーのことを記事にして
くれました。
ライツHP: http://www.rights.or.jp/

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2006年7月25日 (火)

「凶悪化する少年犯罪」のウソ

最近読んだ本に「ホラーハウス社会」(芹沢一也著、講談社、2006年)という
ものがあります。
それによると、1990年代後半以降よくメディアでは「凶悪化する少年犯罪」とか、
「少年の凶悪犯罪多発」といった言い方がされるようになりましたが、これは正
しくないそうです。 統計的には、少年犯罪は凶悪化も急増もしていないようです。

凶悪犯罪の代名詞の殺人を例に取ると、少年が犯した殺人事件のピークは
1951年と1961年でその頃は年間400件程だったようです。
また、1950年代も常識では考えられないような猟奇的な少年犯罪が発生して
いました。
1975年以降は少年による殺人事件は年間100件程度で推移しており、ピーク
時の4分の1程度の発生件数だそうです。

「昔は良かった」的な論客は、昔の少年は倫理観があって、今の少年は全然
ダメだ、心の教育が必要だ、みたいなコトを言いがちです。
教育については、単なるノスタルジーや感情論に基づく政策論争が多すぎる
ように感じます。
教育改革も、少年犯罪対策も、統計に示されている客観的事実を踏まえた上
で議論を進めていく必要があるのではないでしょうか。

誤った情報や誤解に基づく政策論争は、政策論争を不毛にし、政策の質の
低下につながります。
「客観データと事実を積み上げた政策形成」というのは、一見当たり前のよう
に思われていますが、当たり前ではないのが悲しい現実です。

この状況を変えていきたいと思います。

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2006年7月24日 (月)

政策形成のプロセスの重要性

中小企業・ベンチャー企業の経営者の勉強会に参加して、竹中総務大臣の
補佐官で経済財政諮問会議の裏方であった高橋洋一氏の講演を聞きました。

経済財政諮問会議という構造改革の司令塔での意思決定・政策決定の
現場のリアルな体験談をお聞きして印象深かった点が1つあります。
それは、政策の中身よりも、政策策定のプロセスの方が重要なケースが
多いということです。

どんなに優れた政策でもプロセスを誤ると実現しません。
役所用語で言えば、「サブよりロジが重要」といった言い方ができそうです。
この10ヶ月の永田町生活で「根回し」の重要性がなんとなくわかってきましたが、
これもプロセス重視ということでしょう。

決して、政策の中身を軽んじて良いという意味ではありません。
良い政策を実現したいからこそのプロセス(ロジ)重視。
この法則をしっかりと胸に刻み、政策の実現を図っていきたいと思います。

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2006年7月23日 (日)

福田氏不出馬宣言、残念!

数日前に福田さんが総裁選不出馬を宣言されました。
会う人、会う人からこの話題が出てきます。
マスコミからも電話取材を受けました。
個人的にはとても残念です。

安倍さん独走状態では、総裁選の政策論争が盛り上がりません。
安倍さんに対抗する有力候補がいてはじめて、政策論争が活性化され、
党内の議論が深まります。
無風の総裁選挙では、国民の皆さんの関心も低くなることでしょう。
実のある政策論争のためにも安倍さん独走は望ましくなく、有力な対抗馬が
出て、活発な議論を進めてほしいものです。
麻生太郎さんのユニークな語り口と玄人受けする政策論、谷垣さんのストイック
でまじめな政治姿勢と政策能力、河野太郎さんの突破力と若さに期待したい
ものです。

また、森派が割れて森派の2名の有力候補が総裁の座を争うという図式は、
派閥政治の終焉を飾るにふさわしく、その点でも残念です。
安倍さんの意図ではないのでしょうが、形の上では森派の一本化という形に
なりました。
なんだか派閥単位の思考法にちょっと後退したような印象を与えかねません。
森派が割れなかったのも、新しい自民党にとっては若干痛手だと思います。

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2006年7月19日 (水)

「最近の若いものは」症候群

今日、ある会合で「団塊ジュニア世代の親が全然ダメだ。子どもの教育がまったく
できていない。」といった批判を聞きました。
お察しの通り、私も団塊ジュニア世代です。
18歳人口のピークの年に大学受験にあたり、史上もっとも厳しい受験戦争を経験し、
バブル崩壊後に成人になり、就職氷河期に就職しました。
そして同世代にはニートやフリーターも多いですが、正社員になりたくてもなれなくて
仕方なく派遣社員やフリーターをやっている人達もいます。
そんな我われ団塊ジュニア世代が、子を持つ親になってさんざんに罵倒されている
のを聞いて、悔しいと同時に「またか」と思いました。

お茶の水女子大の土屋教授(哲学)のエッセイに親子のこんな話が出てきます
(記憶が定かでありませんので、細かいミスはご容赦ください。)。
【父親】
 ワシントンはお前と同じ年の頃、桜の木を切って叱られても、
 言い訳をせずに素直に謝ったと言う。
 お前も見習いなさい。
【子供】
 クリントンはお父さんと同じ年の頃、もうアメリカ大統領になってたよ。

根拠に乏しい印象論・感情論で若者が批判されるのは世の常です。
古代エジプトの古文書にさえ、「最近の若者はなっていない。このままでは人類は
堕落するばかりだ。」といった趣旨の記述が見られるそうです(出典:不明)。
最近の若者がダメになり始めて、はや三千年近くになるようです。

ところで、山本一太さんの「安倍政権構想」が読みたくて今週号の「週刊朝日(7月
28日号)」を買いました。しかしたまたま開いたページに「大学就職ランキング」と
いう記事があり、人気の就職先に古巣のJICA(国際協力機構)がいくつか入って
いるのに気づきました。
(東京大学:19位、中央大学:9位、青山学院大学:13位など)

JICAは準国家公務員なので身分は安定はしていますが、給料が特別いい訳では
ありません。また、勤務地はアジア・アフリカ諸国が多く、生活環境が厳しい国に
赴任する可能性も高いです。
それでも発展途上国の開発、貧困削減、平和構築といった課題に取り組めるという
魅力がある職場です(*もっとも私は2回就職して2回も辞めましたが・・・。)。
JICAが東大や中央大といった名門大学の学生にも人気があるとわかり、ちょっと
嬉しくなりました。

途上国の開発に貢献したいという志のある若者がたくさんいる(昔よりたくさんいる
ようです)、こういった事実も十分に認識しておく必要があるでしょう。

私自身はNGOで4年ほど働きました。私のNGO時代の同僚たち(多くは20~
30歳代)は年収300万円未満の安月給で、危険なアフガニスタンやイラク、リベ
リアで人道援助活動に従事しています。
そしてそういう若者たちは増える傾向にあるように思えます。
彼らに向かっては、「最近の若いものはなってない」とは言えないでしょう。

「若者」にもいろいろな人がいます。
批判すべき一部を見て全体を否定するだけよりも、どうか見るべき他の一部に目を
向けて頂いて、そして応援して欲しいと強く強く思います。

そのほうが世の中が良い方向に向かうと思いませんか?

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2006年7月15日 (土)

ネット上の総裁選挙

YAHOOの「みんなの政治」というページの中で「みんなの政治投票」というコーナーがあります。
そのコーナーで「自民党議員の中で、一度は首相になってもらいたいのは?」というネットアンケートをやっています。
 http://seiji.yahoo.co.jp/
ぜひ皆様も参加してみて下さい。
新聞などの世論調査とは多少ちがう結果が出ていてなかなか興味深いです。
今のところ(7月15日夕方現在)、以下の順位でした。
1.安倍晋三 34%
2.麻生太郎 15%
3.福田康夫 14%
4.加藤紘一  7% (以下略)

おもしろいのは、ネット投票では福田さんよりも麻生さんが上位にいること、また、出馬宣言もしていない加藤紘一さんが4位につけている点です。
いわゆる「安垣康三」のひとりの谷垣大臣は3%で、河野太郎さんは4%でした。

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2006年7月14日 (金)

無派閥でも安心!

今日の朝日新聞朝刊では河野太郎代議士のインタビュー記事が載っていました。
タイトルはずばり「派閥、国民に無関係」。
本当にそのとおりだと思います。
政治記事を読むと派閥単位の発想に基づく報道が多いのですが、ふつうの国民の感覚で考えると、派閥なんてあまり気にならないのではないでしょうか。
私は昨年7月に候補者公募で選ばれるまでは、政策には興味があっても、政局にはまったく興味がなく、自民党にどんな派閥があるのかさえよくわかっていませんでした。
大学院では教育政策を専攻していたし、ODA実務に携わっていたので外交政策にも関心があり、行政経営・政策評価の勉強会にもプライベートで参加し、公共政策に関心を持ち続けていました。
しかし、どの派閥にどんな人がいる、なんて情報にはまったく関心がありませんでした。
昨年9月の総選挙で当選した直後は、派閥の名称すらわからず、「近未来研究会(=山崎派)」や「士師会(=旧江藤・亀井派)」、「大勇会(=河野グループ)」といった名称が何を意味するのかさっぱり理解できませんでした。
派閥とはそもそも派閥の領袖を総理大臣にするのが主な目的だったと思います。
しかし、昨今の安倍官房長官支持グループの動き等を見ていると、派閥の最重要機能(=派閥の領袖を総理にすること)が薄れています。
河野太郎代議士は記事の中で「派閥を政策グループと称するのはウソだ。週に1回、みんなで昼食を食べているだけ。」と言っています。
ここまでストレートに派閥の存在を無視する感覚はすごいと思います。
河野太郎代議士は、名門政治家一家の3世議員なのに、不思議なほど感覚が市民的です。
自分自身が大勇会(河野グループ)の一員でもある河野太郎代議士が、派閥の枠組みを全面的に否定しているのがおもしろい現象です。
派閥に属していない私にとっては、派閥でどんな活動をやっているのか興味しんしんでしたが、単に「週に1回、みんなで昼食を食べているだけ。」ということがわかり、安心しました。
また、ついさっき知り合いの記者さんに薦められて読み始めた「首相支配-日本政治の変貌」(竹中治堅著、中公新書、2006年)でも、派閥政治の枠組みが機能しなくなったことを整理して説明してありました。
時代の流れは、無派閥でも安心できるように向かっているようです。

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2006年7月13日 (木)

子どもの政治参加

今日の新聞で「ぜんそくの中学生、署名集め」というおもしろい記事がありました(7月13日付読売新聞朝刊)。

静岡市のぜんそくの中学生が、歩きタバコ禁止条例を求めて署名運動をはじめ、それに答えて2万4千人が署名し、静岡市議会もそれに応じて条例を制定したそうです。イニシアチブをとった勇気と行動力のある中学生に心から敬意を表します。
また、静岡市長と市議会も立派です。
子どもだからといってバカにはできません。

子どものうちからこういう社会参加(=政治参加)の意識の高い人がいるのは素晴らしいことです。日本の未来も捨てたものではありません。
社会の問題を自ら解決していこうという、その中学生のガッツが素晴らしいですね。

「政治は汚いもの」という意識を変えていく努力が、政治家と有権者の双方に求められていると思います。
一人の市民(しかも子ども)のイニシアチブが、地方自治体を動かすことができるのです。斜に構えて「どうせ政治家はバカばっかりだ。」なんて傍観者的なことを言う大人よりも、「市民の力で政治や社会を変革できる」ということを証明してくれた静岡の中学生の方がよっぽど大人の態度です。

蛇足ですが、私も子どもの政治教育、公民教育、シチズンリテラシーに関心があって、NPO法人「Rights(ライツ)」と協力して子どもたちの自民党本部ツアーを計画しています。
ライツは若者の政治参加を目指すNPOで、国会見学ツアーをよく企画していますが、今回はライツから自民党本部に立ち寄りたいという要望があり、うちの事務所でも協力しています。
子どもたち20名程度と武部幹事長との意見交換会のリクエストもありました。
武部幹事長もこころよく応じてくれて、緊急の公務がない限り、子どもたちとの意見交換も実現できそうです。

最近の自民党は変わったと思いませんか?
NPOのリクエストに基づいて、子どもたちと幹事長が意見交換会を開いてしまうのです。ひと昔前では想像もできないことではないでしょうか?
もう昔の自民党ではありませんし、もう昔の自民党には戻しません!

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2006年7月12日 (水)

無派閥新人議員の動き/TBSニュース

事後報告ですが、昨日の夕方のTBSニュースで取り上げてもらっていたようです(本人は見てません)。
駅頭で演説しているところとか、戸別訪問しているところとか、国会事務所でのインタビューとかの取材を受けました。
どの部分を使ってもらったのかわかりませんが、趣旨としては「無派閥新人議員が何をやっているのか?何を考えているのか?」といったポイントだったようです。

総裁選挙に向けて、派閥に属していない新人議員の動きにマスコミも興味を持っているようです。 ただ私個人としてはたんたんと日々の政治活動に励んでいますが。

次の総裁ですが、今のところ河野太郎さんか安倍晋三さんのどちらかが総理になってほしいと思っています。
特に外交・安全保障については、河野太郎さんが好きなのですが、河野太郎さんが総理大臣になれる可能性は今のところ低そうです。
でも総裁候補5名が集まった公開討論会等の様子がテレビで中継されれば、河野太郎さんも意外とブレイクするかもしれません。

私は「党内無党派層」なので、誰に投票するかは、候補者の政策次第です。
ポスト小泉の総裁候補全員の政権構想を比較検討して、誰に投票するかしっかり決めたいと思います。
総裁選挙を「政局」ではなく、「政策論争の場」にしていきたいものです。

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2006年7月11日 (火)

個人レッスン@党本部

新人議員の政策勉強会でマンツーマンの個人レッスンを受けました。

本当は11名の新人議員メンバーと指導係の先輩議員3名がいる勉強会なのですが、国会閉会中ということもあり、人の集まりが悪く、私と指導係の先輩議員1名のマンツーマンの勉強会になりました。
勉強会の講師は根元匠代議士(党改革実行本部長代理、元内閣府副大臣(兼)総理補佐官)で、生徒は私ひとり。 テーマは小泉構造改革の成果。
このところ言いがかりのような小泉改革バッシングが多いのですが、小泉改革の成果を再評価するという趣旨です。
小泉改革の前線部隊指揮官といった立場にあった根本代議士の講義を一人で聞き、その後、質疑応答プラス意見交換させていただきました。
事務局の党職員は新人議員が私1名しか出席できないので、根本代議士に中止を提案したところ、 根本さんは「1人でも勉強会に出たいという熱心な新人がいれば、その1人のために勉強会をやってやりたい。」とおっしゃって下さいました。
宏池会の政権構想の取りまとめ役でもあり、政策通で名高い根本先生と一対一で1時間も議論するという貴重な経験でした。

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2006年7月 6日 (木)

北朝鮮のミサイル発射問題について

昨日(7月5日)未明の北朝鮮の弾道ミサイル発射に関して、あわただしい動きが
続いています。衆議院の安全保障委員会、外務委員会に所属している関係上、
さっそく自分の仕事に直結してきました。

昨日午後の党の国防・外交・内閣合同部会に続き、衆議院の安全保障委員会が
急遽開催されることになり、出席しました。
民主党の長島代議士がいい発言をしていました。こういう状況のときは、与野党の
壁を越えて協力しなくてはいけません。長島代議士は立派です。

さて、北朝鮮のミサイル発射問題についてまとめてみました。
固い内容ですが、ご一読いただければ幸いです。

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北朝鮮ミサイル発射問題について私見

◆「今、そこにある危機」の本質

多くの皆さんが北朝鮮の弾道ミサイルに恐怖感を持たれていることと思います。
しかし、恐怖感・不安感をあおることが北朝鮮の目的でもあり、冷静に対応すること
こそが北朝鮮の意図を挫くことになります。北朝鮮の思い通りにならないように、
事実を積み上げた冷静な議論が必要です。

残念ながら今の日本の防衛力では、弾道ミサイルを迎撃できないのは事実です。
弾道ミサイル防衛(BMD)は整備途中です。 弾道ミサイル迎撃用ペトリオット
(PAC3)の第一弾が今年度末に導入予定ですが、現段階では対応できません。

また、専守防衛を旨とする自衛隊には北朝鮮のミサイル基地を攻撃する能力は
ありません。対地攻撃可能な航空機(F2)もありますが、電子戦能力や空中給油
能力を考えると、自衛隊独自で北朝鮮を攻撃することは技術的に不可能です。

しかし、以下の3つの理由から無闇に恐れる必要はありません。

①現段階では北朝鮮の弾道ミサイルに核弾頭を搭載できない。
また、化学兵器や生物兵器を弾道ミサイルに装備することも技術的に困難
(あるいは軍事的に無意味)。

②通常弾頭の効果は限定的。
湾岸戦争時にイラクはイスラエルに39発の弾道ミサイルを撃ち込んだが、
死者は2名。日本の世論に対するインパクトは大きいが、軍事的意義は低い。

③米軍の報復攻撃能力は絶大。
北朝鮮は日本を射程に納めるノドンを約200基保有。
対する米軍は巡航ミサイル・トマホークを600基保有。さらに在日米空軍機や
米空母艦載機もある。

◆将来的な脅威と求められる対応

今の段階では北朝鮮の弾道ミサイルはそれ程大きな脅威ではありません。
しかし、将来的に北朝鮮が核弾頭の小型化に成功し、弾道ミサイルに核弾頭
を装備するようになれば、その時は日本にとって重大な脅威となります。
「その時」に備えて、中長期的な対応が必要です。

中長期的に求められる対応

平成23年度完成予定の弾道ミサイル防衛(BMD)システム整備のスピードアップ。
海上自衛隊のイージス艦発射型の弾道弾迎撃ミサイル(SM3)と弾道ミサイル
迎撃用ペトリオット(PAC3)の導入を急ぐ。

自衛隊と米軍との防衛協力体制を一層強化する。
専守防衛を旨とする自衛隊だけでは、北朝鮮に弾道ミサイルを打ち込まれても
何一つ反撃できない。 米軍の打撃力が抑止に有効。

北朝鮮の脅威は弾道ミサイルだけではなく、潜入した特殊部隊による、原子力
発電所や政府中枢機能、在日米軍基地に対する攻撃も想定される。 特殊部隊
による攻撃は、テロ攻撃と全く同じ手法であり、警察力によるテロ対策が有効。

恐れることなく、冷静な対応を!

客観的事実に基づいて冷静に考えれば、北朝鮮の弾道ミサイルが現段階では
大きな脅威ではないことがご理解いただけるのではないでしょうか。
取り乱して恐怖感に捉われ、北朝鮮の作戦に乗せられないことが何より大切です。
冷静な議論を進め、そして潜在的な脅威に対して、中長期的な対応を考えていく
ことが肝要です。

また、こういう事件が起こると在日朝鮮人・韓国人の皆さんに対する嫌がらせ
などが発生します。 北朝鮮の軍事独裁体制に対して憤りを感じるのは自然な
感情で「義憤」とも言えるものだと思いますが、北朝鮮のふつうの国民や在日
朝鮮人の皆さんに対して怒りをぶつけるのは筋が違うのではないでしょうか。

北朝鮮を数年前に襲った大飢饉で100万人以上が餓死したと言われています。
自然条件が近い隣国の韓国で餓死者が出たとは聞いていないので、北朝鮮
政府の失政による人災と言えます。
餓死者の中には罪も無い子どもや一般市民も多く含まれていたと思います。
それどころか特権階級は食糧が確保できるので、罪のない一般市民や子ども・
老人から先に餓死したであろうことは容易に想像がつきます。
北朝鮮の一般の市民は圧制と人権抑圧の犠牲者であると言えます。

北朝鮮政府やその出先機関に対する義憤と、北朝鮮のふつうの市民に対する
筋違いな怒りは峻別すべきと考えます。

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長くなってすみません。
長くて硬い文章を読んで下さって、ありがとうございました。

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2006年7月 5日 (水)

緊急開催:国防・外交・内閣部会(北朝鮮の飛翔体について)

未明の北朝鮮の「飛翔体」事案により、党の国防・外交・内閣部会の合同会議が緊急に招集されました。午後2時から党本部で行われた緊急会議に私も参加しました。

国会閉会中にも関わらず、かなりの人数の議員が集まっていました。経済制裁を求める声が圧倒的で党内でも金融制裁のためのワーキンググループが活動を加速させました(同グループは前から活動していました)。
今のところ政府の初動対応は、なかなかのものです。わが党の動きもなかなか早いと感じます。
政府・与党一丸となって対応してまいります。

民主党は小沢代表はじめ主要メンバーが全員中国にいてうまく対応できないのではないかと思い、ちょっと気の毒に思います。

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2006年7月 4日 (火)

宏池会入りか?

先輩の根本匠代議士(党改革実行本部次長、党人事委員長)の政治資金パーティーの司会(サブ)をやりました。

政治資金パーティーの司会は、同じ派閥の新人議員がやる習慣があります。
根本代議士は宏池会ですが、同じ派閥に新人議員が何人もいるにもかかわらず、私を指名してくださいました。
根本代議士とは党の改革実行本部の仕事でご一緒させてもらっていて、その関係でお呼びがかかりました。他の議員から「山内さん、宏池会なの?」といった質問を直接受けることもありましたし、不思議そうな目で司会席の私を見る議員もいました。

もともと宏池会はややリベラルな保守派の集まりなので、私がそちらに近いと見られても不思議ではありません。また、同じ日に開催された「アジア戦略研究会」という旧宏池会中心の勉強会に出ていたこともあり、私が宏池会に入ったかのように思われている可能性もあります。
しかし、宏池会からお誘いを受けたこともありませんし、無派閥新人議員の会の事務局としては、少なくとも会が存在している限り、派閥に入ることはできません。当面は派閥政治からの脱却の礎となるべく、がんばっていきたいと思います。

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2006年7月 3日 (月)

脱サラ・政治生活 一周年記念日

そういえば昨日(7月2日)は、堅気のサラリーマンを辞めて、政治の世界に飛び込んで1周年記念日でした。

2005年6月30日に自民党神奈川県連の候補者公募の内定をもらい、7月1日に当時の勤め先のJICA(独立行政法人国際協力機構)を辞めました。
2005年7月上旬の段階では「郵政解散」なんて周囲の誰も想像もしていなくて、自民党総裁選挙のある今年の秋ごろに衆議院が解散するのではないか、と言われていました。それを前提に、1年半かけてじっくり地元を回り、それから選挙戦に臨む予定でした。

しかし実際は、候補者内定から約1ヵ月後にはあの夏の解散、そしてさらに1ヶ月後に総選挙となり、あっという間に気付いたら衆議院議員になっていました。

新宿でサラリーマンをしていた当時と比べると、ずいぶんと生活が変わりました。
間違いなく気苦労は増え、スケジュールはハードになりました。衆議院議員の事務所というのは、零細企業みたいなもので、私は零細企業のオーナー社長みたいなものではないかと思います。
人事の苦労、営業の苦労、資金繰りの苦労など、慣れない仕事に悪戦苦闘しています。
人数は少ないとはいえ、従業員の生活がかかっていることもあって、必死の思いで働いています。

1周年記念に際して、思いつくのは苦労ばかり・・・。
しかし、「にもかかわらず」がんばるのが、職業政治家です(確か、マックス・ウェーバーが「職業としての政治」でそんなことを書いていたような気がします。)。

財政赤字、少子高齢化、外交問題、教育問題など、今の日本は心配だらけです。
このままではいけないと、強く強く思います。
だからこそ、困難な状況「にもかかわらず」、強い意思と高い専門性を持ち、職業政治家として頑張っていきます。

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