無派閥でも安心!
今日の朝日新聞朝刊では河野太郎代議士のインタビュー記事が載っていました。
タイトルはずばり「派閥、国民に無関係」。
本当にそのとおりだと思います。
政治記事を読むと派閥単位の発想に基づく報道が多いのですが、ふつうの国民の感覚で考えると、派閥なんてあまり気にならないのではないでしょうか。
私は昨年7月に候補者公募で選ばれるまでは、政策には興味があっても、政局にはまったく興味がなく、自民党にどんな派閥があるのかさえよくわかっていませんでした。
大学院では教育政策を専攻していたし、ODA実務に携わっていたので外交政策にも関心があり、行政経営・政策評価の勉強会にもプライベートで参加し、公共政策に関心を持ち続けていました。
しかし、どの派閥にどんな人がいる、なんて情報にはまったく関心がありませんでした。
昨年9月の総選挙で当選した直後は、派閥の名称すらわからず、「近未来研究会(=山崎派)」や「士師会(=旧江藤・亀井派)」、「大勇会(=河野グループ)」といった名称が何を意味するのかさっぱり理解できませんでした。
派閥とはそもそも派閥の領袖を総理大臣にするのが主な目的だったと思います。
しかし、昨今の安倍官房長官支持グループの動き等を見ていると、派閥の最重要機能(=派閥の領袖を総理にすること)が薄れています。
河野太郎代議士は記事の中で「派閥を政策グループと称するのはウソだ。週に1回、みんなで昼食を食べているだけ。」と言っています。
ここまでストレートに派閥の存在を無視する感覚はすごいと思います。
河野太郎代議士は、名門政治家一家の3世議員なのに、不思議なほど感覚が市民的です。
自分自身が大勇会(河野グループ)の一員でもある河野太郎代議士が、派閥の枠組みを全面的に否定しているのがおもしろい現象です。
派閥に属していない私にとっては、派閥でどんな活動をやっているのか興味しんしんでしたが、単に「週に1回、みんなで昼食を食べているだけ。」ということがわかり、安心しました。
また、ついさっき知り合いの記者さんに薦められて読み始めた「首相支配-日本政治の変貌」(竹中治堅著、中公新書、2006年)でも、派閥政治の枠組みが機能しなくなったことを整理して説明してありました。
時代の流れは、無派閥でも安心できるように向かっているようです。
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