安倍新政権の閣僚人事
安倍新政権の閣僚人事についてのマスコミの評価で多かったのは、
「論功行賞人事」という批判です。
派閥ごとのポストの割振りをやめて安倍さんと考え方の近い人を
選んだら、 たまたま総裁選で安倍応援団に入っていた人が多く
なった、 というだけのことでしょう。
自分と考え方の近い人を集めるのは、 ある意味当たり前のこと
だと思います。
これから霞ヶ関の官僚機構や族議員の抵抗を排除しながら改革
を断行していこうと思ったら、 どうしても心を許せる味方で周りを
固めたくなるのは理解できます。
もっとも、「この人は族議員では?」と首をかしげたくなる人も
入っているので、 私としては安倍新政権の閣僚人事に全面的に
賛成というわけでもありません。
それでも以下の理由により、
今回の閣僚人事と党役員人事は適切なものだと思います。
1.官僚機構と戦ってきて、役人に嫌われている塩崎さんが
官房長官になったこと。
2.官のリストラに熱心な中川秀直さんが幹事長になったこと。
3.竹中大臣のもとで経済財政諮問会議を支えてきた大田弘子
さんと高橋洋一さんが重用されたこと。
大田さんは経済財政担当大臣として、
高橋さんは首相補佐官付政策スタッフとして任用されました。
マスコミの注目は低いですが、私は高橋さんに注目しています。
4.世耕さんが広報担当の首相補佐官として官邸に入ったこと。
マスコミは政府を批判することに熱心なあまり、政府の政策の
良いところを無視しがちです。
政府の政策のプラス面もしっかりと国民の皆さんに知って
もらうことが、改革を進めるために重要です。
痛みをともなう改革を進めるためには、国民の皆さんに十分
に説明し、納得していただいた上で、痛みを分かちあうことが
必要です。
そのためには、説明責任を強化するための広報システム
づくりが重要だと思います。
私自身は、歳出削減と経済成長、地方分権化等の面で、
安倍政権を支えていきたいと思います。
なお、不満といえば、環境や途上国援助を重視している印象を
受けない点です。
外交はアメリカと中国、朝鮮半島だけではありません。
また、教育再生については、アングロサクソン(米英)だけでなく、
もう少しヨーロッパ大陸の事例からも学ぶべきだと思います。
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