党役員人事=コミュニケーション重視戦略
安倍新体制の党役員人事は、予想外でした。
マスコミ関係者も嘆くほどの予想外振りでした。
中川秀直幹事長は予想通りでしたが、その他はすべて
私にとっても予想外。
言わば党人派をそろえた感じで、好印象です。
これからの改革の重要テーマは、行政改革、官のリストラです。
公務員削減、特別会計、公益法人、国有資産圧縮といった改革は、
すべて官僚機構の既得権に切り込んでいくことになります。
官僚とべったりの族議員ではなく、
民間的な発想のできる党人派的な政治家が必要です。
中川秀直幹事長は日本経済新聞社の元記者、
丹羽総務会長は読売新聞社の元記者、
中川昭一政調会長は元銀行員、
二階国対委員長は元県議、
石原幹事長代理は日テレの元記者等、
全員官僚上がりではありません。
また、党役員にマスコミ出身者を3名配するというのも、
民意を汲み取り、政策を国民にわかりやすく説明して
いくためには良い手かもしれません。
今は密室政治が通用しなくなり、
説明責任を果たすことが重要な時代です。
これからの政治は一方的な広報活動・宣伝活動ではなく、
双方向の「政策コミュニケーション」こそ重要です。
はやりの言葉で表現すれば、「Web 2.0」時代に突入しつつある
現在、「みんなの意見は案外正しい」という認識に立って、
官僚主導ではなく、多くの人の意見・英知を集約した政治
(政策形成)を行っていくことが必要です。
*ご参考:「『みんなの意見』は案外正しい」
ジェームズ・スロィッキー著、角川書店、2006年
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