臓器移植法改正シンポジウムと腎臓売買
日曜日に臓器移植を推進するための法改正のシンポジウムに
参加し、臓器移植法の改正案を提出している国会議員として
短いスピーチをしました。
言うべきことを忘れてしまったり、繰り返しが多かったり、出来は
イマイチ。臓器移植法案の改正のためには、世論の支持が必要
である旨を強調しました。
小さな地味なシンポジウム(というより集会)だった割には、
テレビカメラも2台入り、マスコミも主だったところは全部
入っていました。
そしてシンポジウムを途中で抜けて帰ろうとしたら、マスコミ
に囲まれてコメントを求められました。
腎臓提供者に金品を提供した事件の直後だったので、その件
の質問を受けました。
私は昨日の午後2時の段階でその事件のことを何も知らなか
ったため、何を質問されているのかよくわからず、しどろもどろ
の回答しかできませんでした。
今朝になって新聞を見ると一面トップで腎臓売買の事件が出て
いて、マスコミの注目の高さを知りました。
シンポジウムでは移植を受けた患者さん、移植医、患者団体
などの関係者が集まり、腎移植が進まないことの弊害について
の講演が行われました。
腎移植を待っている人が多いにも関わらず、臓器移植法が厳し
すぎて移植件数が増えません。
いくら待っても腎移植を受けられる可能性が低いために、
生体移植や海外での移植が増えてしまう傾向にあります。
生体移植では売買の問題もありますし、海外での移植に関して
は売買の問題に加えて、死刑囚からの移植といった問題も抱え
ています。生体移植には問題も多く、先進国並みに脳死移植を
普及させていくことが必要です。
究極的には再生医療が進歩して脳死移植が不必要になるのが
理想ですが、それまでの過渡期には脳死移植がどうしても必要
です。
移植法案の改正に向けて努力し、待っていれば移植を受けられ
る可能性を高めることが、今回のような不幸な腎臓売買を防ぐ
手立てになると思います。
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