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2007年1月23日 (火)

そのまんま東ショックの余波

そのまんま東氏の宮崎県知事当選のショックの余波が続いています。
神奈川新聞からコメントを求められ、今朝の朝刊に無記名でコメントが出ました。
引用されなかった部分も含めると、概要は以下のとおり。

そのまんま東氏の当選の背景には、
1) 既存の政党(自民・民主に加え、公明・共産でさえ)に対する不信感が高まっていること
2) 保守王国の宮崎でさえ無党派層が増えていること、
3) 従来型の組織固め選挙では、票が出なくなってきていること、
4) 官僚出身者のように「古い自民党」的な候補者では魅力に乏しいこと、
5) 与党候補にありがちな「中央とのパイプ」的なメッセージが通用しなくなってきたこと(分権化社会では中央とのパイプの重要性は下がるはず)、
等があげられると思います。

この選挙の結果は、自民党の改革にとって大きなチャンスになるかもしれません。
今年の参院選を昔ながらの組織選挙・利益誘導選挙で乗り切ろうとしている、古い勢力にガツンとパンチを浴びせたという意味で、
ピンチをチャンスに変えられるかもしれません。

宮崎の敗戦から学ぶべき教訓は、
1) 組織票を固める選挙だけでは勝てない、
2) もはや官僚上がりは魅力的な候補でない(*官僚出身者を全否定するつもりはないが、官僚出身というだけでは無党派層にアピールしないことは明白)、
3) 有権者は、そのまんま東氏が体現するような「新しさ」を求めている。実力が未知数であっても既成の枠組みを壊してくれる、従来の秩序を壊してくれる、そうした候補に魅力を感じている、
といった点ではないかと思います。

参院選で魅力のない候補者は、思い切って差し替えるべきです。
勝てないとわかっている勝負をやるような余裕は、
いまの自民党にはないはずです。

候補者選びのときには、「新しさ」をアピールできる頭が柔らかい人材を探すべきです。
企業経営者、NPOスタッフ、大学教授、元国連職員、教師など、自民党にとってまだまだ未開拓の人材供給源があるはずです。
これまでだったら自民党から出馬しないような人材も、
思い切って候補にしてみると良いのではないかと思います。

例えば、教育を重視するのであれば、教育現場で悪戦苦闘してきたような教員や塾講師を自民党から出していくのも良いと思います。
教員出身の議員と言えば、日教組系の旧社会党・現民主党の議員中心ですが(例外は馳議員くらいか?)、
わが党からも元教員の議員がもっとたくさん出ても良いと思います。

宮崎ショックは、参院選対策を見直すための良いきっかけかもしれません。

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