政党政治の危機?!
政治の世界では「そのまんま東ショック」とでも言えそうな激震が続いています。
毎日3~4件のペースで参加している地元の各種団体の新年会でも、
一般市民の皆さんがもつ政党政治に対する不信の高まりを感じます。
自民党も民主党も国民から見放され、
なんとなく「なんでもいいから新しいもの」に対する期待感が高まり、
それが、そのまんま東氏の当選につながったように感じます。
この「なんでもいいから新しいもの」を求める風潮は、
一歩間違うと危険な事態に至るかもしれません。
「なんでもいいから新しいもの」が、
たまたま危険なものという可能性も否定できません(今回のそのまんま東さんはそれ程危険はないでしょうが)。
戦前の日本でも大正デモクラシーで花開いた政党政治が、
政党の腐敗によって自壊し、
結果的に軍国主義への道を開いてしまいました。
腐敗した政党政治よりも、クリーンな軍人政治を求めた世論が、
悲劇的な第二次世界大戦を招いたと思います。
戦前、「政党政治に対する不信感が軍国主義を招いた」、
と短絡的に結論付けても、差ほど大きくは間違ってないように思います。
日本のような議会制民主主義の国では、
政党抜きには政治を語れません。
単純に考えてみても、ひとりの国会議員が、
国政全般の課題(防衛、外交、農林水産、教育、医療など等)すべてをカバーできるはずもありません。
多岐にわたる国政の課題に対応するため、
複数の議員から構成されるチームで問題解決にあたっていくために、
政党という組織が必要なわけです。
もちろん独立独歩の無所属議員もいますが、
彼らは限られた特定の課題について関与することはできても、
ひとりで組閣し、国政全般を動かすことはできません。
政党の存在抜きには、日本の議会制民主主義は機能しないのです。
民主主義を守るためにも、
政党が国民の信頼を取り戻さなくてはいけません。
わが党も自浄作用をしっかり働かせ、
政治不信の根っこを取り除いていかなくてはいけません。
参院選対策は、何よりも国民の信頼を取り戻すこと。
そのためには政治資金規正法の改革、
政治の意思決定プロセスの透明化、
国対政治の弊害除去など、
党改革・議会改革に取り組んでいかなくてはいけません。
目指すべきは、開かれた党、外から見てわかりやすい政治です。
昨年12月に設立した「改革加速議員連盟」の出番が、
意外に早くやって来たかもしれません。
自民党は、いまこそ党改革に積極的に取り組み、
民主党の一歩も二歩も先を行く改革をぶち上げていかなくてはいけません。
選挙は守りに入った方が負けだと思います。
党改革、政治改革で民主党をぶっちぎりで引き離すような改革こそ、
安倍政権に求められる宿題だと思います。
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