道徳テストの優等生
今朝の新聞によれば、教育再生会議では、
道徳を「教科」に格上げし、
成績評価の対象にすることも検討中だそうです。
仮に成績評価の対象になれば、
学力テストに「道徳」の科目ができ、
そのうち進研ゼミや代々木ゼミナールなどから、
「道徳 必勝 厳選問題集 100問」とか、
「東大受験生対象 道徳模試」とか、
そんなものがでてくるかもしれません。
そして、道徳テストの解法テクニックが出回り、
道徳テストの過去問を暗記するのが、
当たり前になるのかもしれません。
先生が「テストに出るぞ!」とか言って、
道徳を教えるようになるのでしょう。
道徳テストを導入すれば、上っ面だけで道徳を学習し、
機械的にペーパーテスト用に道徳を暗記していく、
といった事態が起きることは容易に想像できます。
表面的にモラリストのふりをして、
口当たりの良い言葉を並べ、
実行が伴わない、
という人間を増やすだけの結果につながりかねません。
口先だけの「政治屋」予備軍を大量に作り出すのが、
道徳を「教科」に格上げすることの目的ではないか、
といらぬ心配をしてしまいます。
道徳教育は、テストの点数で計測すべきものとは思えません。
教育再生会議が愚かな提言を出さないことを切に願います。
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