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2007年4月27日 (金)

山崎正和氏の道徳教育論

文部科学大臣の諮問機関・中央教育審議会(中教審)の
山崎正和会長が「道徳教育はいらない」という発言が注目を集めています。

高校生時代のあやふやな記憶に頼れば、
山崎正和さんと言えば、評論文が国語の教科書に載っていて、
入試や模擬試験によく出る人だったような・・・。
懐かしいお名前です。

その山崎会長のご意見の趣旨は次のようなもの;
1)倫理教育や道徳教育について学校制度の中で
  教えるのは無理がある。
2)妊娠中絶や競争社会で勝者と敗者が出ることなど、
  学校で教えられるような簡単なものではない。
3)代わりに順法精神、法律を教えればいい。

まったく正論だと思います。
例えば、万引きも、校内暴力も、いじめも、
道徳(モラル)の問題というより、
法律(ルール)違反の問題です。

道徳・モラルは人により異なります。
思想、信条、良心の自由は、憲法でも保障されています。
「思想、信条、良心」は、道徳・モラルの領域の話だと思います。
しかし、法律・ルールは人により異なるものではありません。
法律を破る自由はありません。

学校教育の中でしっかり教えるべきは、
法律・ルールを守らせることだと思います。
ルール違反をしてはいけない、
という感覚を身に付けさせることが
学校教育に期待すべき役割だと思います。

そして民主的にルールをつくっていくプロセス(立法)、
ルールを執行するシステム(行政、司法)について教えることが、
責任ある国民・市民を育てていくことになると思います。

ルールを守らせるだけでもむずかしい仕事です。
学校教育では順法精神を身に付けさせましょう。

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