ODA後退、世界第三位に転落
OECD集計によると、日本のODAは、
昨年イギリスに抜かれ、世界第三位に転落しました。
三位転落は24年ぶり。
今のペースで予算を削減していけば、
数年でドイツとフランスにも抜かれます。
ちょっと前まで首位を10年近くキープしていたのが、
ウソのようなさびしい状況です。
人口で半分以下、経済規模では3分の1程度のイギリスに、
ODA総額で抜かれるという現状は危機的です。
日本以外の先進各国は、
途上国の貧困や社会的不公正がテロの温床と捉え、
ODA増額による貧困削減に取り組んでいます。
日本だけが財政再建のため、
毎年ODAを削減しています。
日本の防衛費はイギリスよりも多いのに、
テロ対策と認識されるODA予算はイギリスより少ない、
という状況になっています。
テロとの戦い、イコール、防衛力増強という、
直線的な発想ではテロとの戦いには勝てません。
テロとの戦いは、力と力のぶつかり合いだけではありません。
テロとの戦いのためには、
貧困削減、民主化支援、難民対策、教育支援など、
ODAによる途上国支援が欠かせません。
もっと幅のある外交、安全保障政策が、
いまの日本には求められています。
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