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2007年4月26日 (木)

教育再生特委の対決法案

昨日は、教育再生特別委員会で
民主党提出法案の問題点について質問しました。
政府提出法案にも100%納得できるわけではありませんが、
民主党提出法案のほうがより納得できないものでした。

いろいろ納得できない点もありますが、
もっとも問題だと思った点は、
民主党案では学校の先生になろうと思ったら、
まず修士号をとらなくてはいけないことです。
学士より修士の方が、教員としての能力は高いかもしれませんが、
それにはいろいろハードルがあります。

いま幼稚園教員の8割は短大卒ですが、
民主党案では修士号をとらなくてはいけません。
既存の短大はバタバタつぶれるでしょうし、
これまで高卒後2年で幼稚園の先生になれたのが、
これからは高卒後6年もかかるとなれば、
幼稚園教員を目指す人は激減するでしょう。

また、修士号をとるためには、6年間大学に行かなくてはいけません。
6年間も大学に通えるのは、比較的豊かな家庭の子どもが多いでしょう。
それに、修士号をとっても、確実に教員になれるとは限りません。

昨年度の公立学校の採用試験の合格率は15%でした。
昨年度は約16万人が教員採用試験を受け、
そのうち約2万2千人しか採用されていません。
採用される可能性がさほど高くないのに、
6年間も教員養成大学に行くのは、かなりのリスクです。

いろいろ考えると、民主党提出の教育関連法案は、
まったく現実的ではありません。

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