小泉元総理との会話
昨夜は小泉元総理、海部元総理、武部元幹事長、
中川幹事長、二階国対委員長などを囲む、
主に新人議員を中心とする懇親会がありました。
小泉元総理から席に呼ばれました。
天下の小泉元総理から呼ばれ、
よろこび勇んで出向いていくと・・・
「あの『選挙』っていう映画に出ている山内さんとは、
なんか関係あるの?」というご質問。
ガッカリしつつも、映画の主人公山内和彦氏とは、
縁戚関係ではなく、選挙区も異なる旨を説明しました。
小泉元総理との会話は残念ながらそれだけでした。
小泉元総理はあいかわらずスピーチがお上手です。
小選挙区制度導入時の総理の海部さんがいらしていたので、
小選挙区制と郵政解散について触れられました。
皮肉なことに、小泉元総理は小選挙区制導入には大反対だったが、
小選挙区制のおかげで郵政民営化を実現できたとのコメント。
中選挙区制であれば「刺客」を送っても効果はなかったでしょう。
小選挙区制のおかげで、
1)総理の解散権、2)総裁の公認権が、
非常に大きな意味を持つようになりました。
そのことを間接的に小泉元総理が自ら認めたところが、
たいへん興味深く感じました。
*参考:竹中治堅著、「首相支配」、中公新書、2006年
あの郵政解散が歴史的に重要なのは、
ポピュリズム政治とか、
テレポリティックスという側面ではありません。
むしろ総理・総裁(党首)の権限が強化され、
政党本位の選挙・政治が確立し、
小選挙区制に見合った政治システムになったことが、
政治史においてもっとも重要なポイントです。
良くも悪くも、55年体制下の自民党、
あるいは、中選挙区制の下の政治システムから、
新しい政治システムに移っていく、
ターニングポイントだったと評価できると思います。
おそらく小泉元総理は、そういった歴史的意味を自覚した上で、
郵政選挙という前例のないことをやったのだと思います。
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