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2007年7月26日 (木)

朝日新聞の「権力監視」

今朝の朝日新聞一面に「ジャーナリズム再興」という、
新しい主筆の船橋洋一氏のコラムが載ってました。
世界に通用する数少ない日本人ジャーナリストの船橋氏が、
主筆という重要ポストに就かれたことをお慶び申し上げます。

そのコラムでは、朝日新聞のジャーナリズム精神とは、
「権力監視」にあくまで食らいつく記者根性である、とのこと。

メディアが権力を監視するのは当然のことです。
朝日新聞が政府・与党をはじめとする権力を、
しっかり監視するのは、たいへん健全なことです。

しかし、忘れてもらっては困るのは、
メディア自身も強大な権力を持っているということです。
メディアが「第四の権力」と呼ばれるようになって久しいです。

政府・与党は、野党から監視され、メディアから監視され、
そして成果を上げられなければ、選挙で負けてしまいます。
三権分立もあり、権力を監視する仕組みが、
最初から制度の中にしっかり組み込まれています。

しかし、メディアの権力を監視する仕組みは、
原則として外部には存在しません。
表現の自由が保障されている以上、
プライバシーや企業秘密、外交機密等の例外はあるにせよ、
メディアが行使する権力を部外者は監視できません。
だからこそメディアの自己規制というか、
謙虚な姿勢が大切なのだと思います。

朝日新聞におかれましては、
権力監視に取り組むとともに、
自己のもつ強大な権力に対する自覚を持ち、
自らの権力を濫用されないことを望みます。

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