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2007年7月 5日 (木)

夏休みの宿題:教育政策の勉強

今日で通常国会は閉会です。
参議院選挙や地元活動もあって、
「夏休み」ということではありませんが、
国会閉会中の方が資料を読む時間はとれます。
今年の閉会中に自分に課した宿題として、
しっかり教育政策を勉強し、政策提言として
まとめて発表したいと思っています。

その宿題のために調査報告などの資料を読み始めました。
OECDの「生徒の学習到達度調査(PISA)」という調査があります。
日本の学力が上がった、下がったと議論されるとき、
しばしば引用されるのがこの調査です。

2003年の調査報告書の日本語版の序文で、
国立教育政策研究所の渡辺氏は、
「学力をどう捉えるかという共通の認識が
必ずしも形成されてきたとは言い難い中で、
しかも信頼に足るデータが十分ではなかった中で、
経験的、感覚的に学力を論じる傾向があった」
と述べています。
メディアでも国会でも印象論・経験論に基づく、
教育論議が横行しています。

OECDの教育局評価分析課長の言葉:
「実証的なデータに基づかずにものを言う人は、
ただ単に個人的な意見を述べているにすぎない」
Without data, you are just another person with an opinion.
というメッセージは日本にとてもよく当てはまります。

今回の参院選の与野党の選挙公約を見ても、
データの裏付けのない意見がたくさん出てきます。
特に財源と実効性を無視した思いつきのような公約を
マニフェストと呼ぶに値するのか甚だ疑問です。
データに基づかない公約が多いことが、
日本の政策形成のあり方の不毛を物語っています。

評論家のように第三者的に批判したり、
嘆いたりするだけでは何も変りません。
隗より始めよ、せめて自分が関わっている範囲だけでも、
実証データに基づく政策論議を推進したいと思います。

実証データに基づく教育政策の提言を考え、
それを広く発信していくことを、夏休みの宿題にします。

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