自民党再興は時代に逆行
麻生新幹事長が就任時の記者会館で強調したのは、
「(小泉前首相に)ぶっ壊された自民党の再興」でした。
自民党の「再興」が何を意味するのか明らかではないものの、
むかしの自民党の支持基盤を復旧するおつもりだとすれば、
時代に逆行するもので、実現不可能です。
必要なのは新生自民党の創造です。
むかしの古き良き自民党に戻そうにも、
経済的・社会的な環境がそれを許しません。
公共事業のバラマキは財政的に望ましくなく、
中選挙区的な個人後援会や業界団体頼みの選挙は、
むかしほどは有効でなくなりました。
小選挙区制度時代にふさわしい新しい自民党を創るのが、
新しい幹事長に求められる重要な仕事です。
政党中心の選挙、首相選択の場としての衆院選、政権公約重視の選挙に
常に勝てる体制をつくるのが幹事長の仕事です。
開かれた政党・国民参加型政党へと脱皮し、
個人後援会中心の「自分党」から脱却しなくてはいけません。
利益の政治から、理念の政治への転換を図るのが、
いまの自民党に求められる課題です。
むかしの利益誘導政治の時代の自民党に戻すことが、
「自民党の再興」であるとするならば、
その流れには全力で立ち向かいます。
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