郵政造反組復党問題の総括
安倍改造内閣の副大臣と政務官の人事を見ていると、
郵政造反復党組が何人も任命されています。
優遇されている、と言ってもいいかもしれません。
なにも「復党組だから要職につけるべきではない」などと、
いまさら文句を言うつもりはありません。
しかし、そもそも郵政造反組復党は「参院選挙に勝つため」
という趣旨で推進されたにもかかわらず、
参院選対策としてまったく効果がなかったことを思い出さなくてはいけません。
選挙に強い造反組を復党させれば、地方の1人区で勝てる、という理屈でした。
復党を主張した人たちは、自らの判断の誤りを総括してほしいものです。
我われは「造反組を復党させれば参院選に負ける」と
党執行部に強く警告しました。
筋を曲げてご都合主義に走れば、
都市部の支持者が離反すると主張しました。
我われの主張が正しかったことが参院選で証明されました。
地方の1人区でも大幅に議席を減らし、
さらに都市部の無党派層に愛想をつかされ、
自民党は歴史的な大敗を経験しました。
実は地方の1人区においても、
県庁所在地等の地方都市の都市型有権者が増えていて、
首都圏の無党派層のような投票行動をとる人が増えていることも、
計算に入れておかなくてはいけませんでした。
昨年の秋ごろ復党問題でもめていた頃、
「復党させればいいじゃないか」と言っていた人たちが、
何の反省もなく、政府や党の要職に就いていいものか疑問です。
他方、復党反対を主張していた人たち(陰ながら反対していた人も含め)が、
政権の中枢から離れていきました。
復党問題の総括が今こそ必要ではないかと思います。
目先の選挙対策で筋を曲げてはいけない、
というきわめてシンプルな事実を忘れてはいけないと思います。
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