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2007年8月 6日 (月)

矛盾した政策が打開策

安倍政権にとって、衆議院と参議院のねじれ、党内の求心力低下、
支持率の低下など、悪い材料ばかりです。
この状況を大転換するには、一見矛盾したことをやるしかないと思います。

私のいう矛盾した政策とは、
1)与党(自民党)や霞が関に対しては厳しく対決政策(瀬戸際外交的路線)、
2)野党(民主党)や公明党に対しては宥和政策(六者協議的路線)、
をとることです。

身内の抵抗を排除しても、他党の意見には真摯に耳を傾け、
いわば「改革実行暫定政権」を目指すのがよいと思います。
本格政権になるには、やはり政権選択の衆院選を経る必要があるので、
あえて「暫定政権」と呼びます。

今回の参院選の民意を真摯に受け止めると、
これまでのような強引な国会運営には戻れません。
次の総選挙までの改革実行暫定政権として、
野党や公明党の意見をよく聞きながら、
最大公約数的で国民の多くが支持できる改革を進めるべきです。
それが衆参のねじれの状況下でやるべき改革だと思います。

国会改革や公務員制度改革、年金制度の改革は、
党利党略を離れて超党派で取り組めるテーマです。
衆参のねじれが恒常化しそうな今こそ、超党派でしかやれない案件を片付け、
これまでになかった全く新しいやり方を試行し、
日本の議院内閣制をバージョンアップしなくてはいけません。

55年体制のもとで発展してきた国対政治のOS(基本ソフト)を捨て去り、
新しいOSに切り替えなくてはいけない時期です。
国会運営における戦後レジームからの脱却が視野に入ってくると思います。

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