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2007年9月30日 (日)

ODAの橋崩落事故

9月26日、ベトナム南部でODAの円借款で建設中の橋が崩落し、
数十人が死亡し、多くの負傷者が出る大惨事になりました。
建設に関わったのは日本の大手ゼネコンで、国際協力銀行(JBIC)が、
円借款(有償資金協力)で資金を提供して建設中だったものです。

ミャンマー(ビルマ)の反軍政デモで日本人ジャーナリストが死亡した事故に、
世間の注目が集まっていますが、私は橋の崩落事故の方が深刻な問題だと思います。
ミャンマー(ビルマ)の銃撃事件では日本側はあくまで被害者です。
日本側に非がないので、相手国に抗議するとともに、適切な対応を求めるという、
ある意味でマニュアル的な対応をきちんとやっていくことが大切でしょう。

しかし、ベトナムの橋崩落事故は、日本側が加害者です。
日本のODA案件で多くのベトナム人労働者が亡くなっており、
迅速かつ誠実な対応が求められ、非常に難しい判断も必要でしょう。
ODAはそもそも日本との友好的な関係を築くためのものであるにもかかわらず、
事故そのものの悪影響に加えて、その後の事故処理がまずければ、
逆に二国間関係を損なう結果になりかねません。
適切な対応をとるように外務省に働きかけていきたいと思います。

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2007年9月28日 (金)

日本人記者撃たれる

昨日ミャンマー(ビルマ)の反軍事政権デモと、
日本外交の問題について書いたばかりですが、
今朝のニュースではさらにショッキングなことに、
日本人記者が治安部隊の銃撃で亡くなったとの報道がありました。

私はNGO時代に緊急人道援助のフィールドで、
よくフリーの日本人記者と一緒になりました。
東チモール紛争後も、インドネシアのスマトラ津波後も、
アフガニスタンでも、インドのグジャラート地震後でも、
だいたい危険な土地の取材は、大手マスコミの記者ではなく、
フリーのジャーナリストがカバーしていました。
特にアジアプレスという組織に属しているフリーの人たちとは、
よく現場で一緒になり、同じ人とちがう国で会うこともしばしばでした。

おそらく亡くなられた長井健司記者も、
私の知っているフリーのジャーナリストの人たちと同様、
世界の紛争地を飛び回っていたのだと思います。

彼らフリーの紛争ジャーナリストの人たちには、
同業者のような不思議な親近感を覚えます。
NGOの人道援助屋も紛争地専門フリージャーナリストも、
命がけの仕事の割には、給料が高いわけではなく、
「お互い物好きですね」といった軽口を交わしたこともあります。

彼らフリーのジャーナリストの多くは、
世界で起きている悲劇を日本の人たちに伝えたい、
という情熱を持って仕事をしているのだと思います。
彼らの情熱に対しては尊敬の念を持っていました。

長井記者のご冥福をお祈りするとともに、
ミャンマー(ビルマ)に民主主義が根付くことを期待したいと思います。

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2007年9月27日 (木)

ミャンマー(ビルマ)が大変

ミャンマー(ビルマ)の僧侶や市民と軍事政権との対立が深まっています。
僧侶や市民の側に死者まで出ている様子です。

ミャンマー(ビルマ)の民主化は歴史の必然だと思います。
いつか軍事政権は倒れるときが来ます。

これまでの日本外交はODA自粛等の措置を取りつつも、
あまりにも軍事政権に気を使い過ぎてきたのではないかと思います。
いつかは倒れる軍事政権に肩入れしすぎて、
将来政権を取る可能性が高い民主化運動グループに冷たかったように思います。

日本には民主化運動グループの人たちが、たくさん亡命してきています。
日本政府は彼ら亡命者(政治的難民)の難民申請をなかなか認めず、
民主化運動に関わってきた人たちをがっかりさせてきました。

戦前の日本には、アジア各地の独立運動の志士たちが集まり、
それを応援する日本人がたくさんいました。
いま日本にいるミャンマー(ビルマ)の民主化運動家の人たちも、
似たような境遇と言っていいでしょう。

日本にいる政治亡命者(難民)に対して、
政府として積極的に支援する必要はないにせよ、
せめて滞在ビザの発給程度の便宜は図って良さそうなものです。

いま日本に滞在しているミャンマー(ビルマ)の民主化運動家たちが、
民主革命が起こった後に母国で枢要な地位について、
大臣とか駐日大使になる可能性も決して低くありません。
表立っては軍事政権と友好関係を保ちつつも、
将来政権をとる可能性のある民主化運動グループとも水面下で良好な関係を築く、
といった戦略性というか、したたかさが日本外交に必要だと思います。
おそらく外務省はそんなことやってないと思いますが・・・。

*民主化運動グループの人たちは、いまでも「ビルマ」と呼ぶことが多いみたいです。
民主化運動に携わる人たちに敬意を表して「ビルマ」をカッコ書きで入れます。

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2007年9月26日 (水)

背水の陣

福田総理が「背水の陣内閣」という表現を使われました。
まったくその通りです。
民主党よりも過激な(透明度の高い)政治資金規正法や、
民主党案丸飲みに近い形での年金改革等、
意表を突くような大改革をやってほしいと思います。
もう自民党政権には守るものはありません。
どん底の自民党は、打って出るしかありません。
背水の陣で死ぬ気でがんばりましょう!

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2007年9月24日 (月)

安倍総理の記者会見

安倍総理が入院先の病院で記者会見を開かれました。
痛々しくて、見ていられません。
安倍総理は本当に生真面目な方だとつくづく思います。

思えば、安倍政権の方針に対しては、私は是々非々で臨んできました。

道路特定財源の見直しや、公務員制度改革等の構造改革路線には、
全面的に賛成し、推進する立場で活動してきました。
霞が関を敵に回しながらも、公務員制度改革や道路特定財源の問題では、
一定の成果をあげることができたと思います。

郵政造反組復党問題にあたっては、私が事務局役をつとめて、
新人議員を中心に復党反対運動を組織し、できる限りの抵抗をしました。
復党問題は残念な結果に終わりました。
復党問題こそが支持率低下の引き金になってしまったと思います。

また、安倍政権の目玉の教育再生会議にあり方に疑問を呈し、
オピニオン誌に教育再生会議批判の論文を発表しました。
教育再生会議の迷走は終わりそうです。

いろんなことがありましたが、安倍政権は短期間で終わり、一定の成果はあったにせよ、
国民の政治不信を招き、自民党に対する信頼を失う結果に終わりました。
大いに反省し、よほど思い切った方向転換を図らないと自民党に明日はありません。

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テレビの怖さ

この総裁選の最中に何度かテレビ局の取材を受けました。
複数のテレビ局の取材を受けてみて、
テレビって本当に怖いと思いました。

すでに制作意図ありき、でやってきて、
制作意図に近い映像だけをつなぎ合わせて編集し、
制作意図どおりの番組に仕立ててしまいます。

某テレビ局の取材に対しては、誠心誠意対応し、
できるだけ丁寧に説明したにも関わらず、
私が言ってもいない説明をされ、困っています。

某テレビ局の番組の中で、私が予備選挙を実施したことについて、
「悩んだ山内さんは、選挙区の党員投票の結果を見て、
判断することにしました。」といったナレーションがつきました。
福田さんか麻生さんかで判断に迷って、
やむを得ず党員投票を行なったかのような解説がつきました。
まったくの言いがかりです。

制作意図としては「なさけない小泉チルドレンが、思考停止状態で、
党員投票に判断を丸投げした」という映像がほしかったのでしょう。
そしてその制作意図通りの映像にオーダーメードで仕立てられたのだと思います。

このブログを継続的にご覧になっている方はおわかりの通り、
私は党員投票に積極的な意義を見出し、
党員投票が重要だと思ったから、党員投票を実施しました。
どちらの候補に投票していいのか判断できないから、
党員投票を実施したわけではありません。
そんな主体性のない人間ではありません。

実のところ福田さんか麻生さんかで悩んだことは一度もありません。
まったく迷いはありませんでした。
ただ党員投票を実施している手前、中立的な立場を保つため、
人前で公然と支持表明をすることを避けていただけです。

発言してもいないことを、勝手にナレーションで解説され、
他方、私が一生懸命に説明していた部分はカットされました。
言いたいことをカットされるのは仕方ないのですが、
言ってもいないことを言ったかのように報道されるのは問題だと思います。
私の意図を曲解して伝えた某テレビ局の姿勢は、
公正な報道という観点から大問題だと思います。

テレビが世論をつくっている時代に、
こんな理不尽な報道はあってはならないと思います。

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2007年9月23日 (日)

福田総裁誕生

ついさっき総裁選が終わりました。
福田新総裁誕生です。
思ったよりも接戦でした。

麻生氏は200票近く獲得し、予想を上回る得票でした。
派閥の足し算だと福田氏がぶっちぎりで勝つはずですが、
派閥の親分の意向に従わない子分が増えているようです。

何度もこのブログでも書いてきましたが、今回の総裁選は時間切れと、
党員投票の比重が低かったために、派閥色の強い総裁選になりました。
にもかかわらず、派閥の影響力は思ったほど強くありませんでした。

派閥の融解現象は確実に進行しています。
自民党の党運営のあり方も派閥色を薄めていかなくては、
時代の流れに対応できません。
政党の新しいあり方を模索する時期です。

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2007年9月22日 (土)

総裁選予備選の結果

先ほど総裁選予備選挙の開票を行ないました。
結果は以下の通りです。

神奈川県第9選挙区支部発表

有権者数: 1045名
総投票数:  560票(無効票:4票)
投票率:  53.6%

福田候補: 326票 ○
麻生候補: 230票 ×

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2007年9月21日 (金)

小泉チルドレンとは?

新聞やテレビの報道でしばしば見かける
「小泉チルドレンは福田氏支持」といった表現があります。
こういった表現には、あまり意味がありません。

そもそも「小泉チルドレン」といっても、
自民党当選一回の衆議院議員は80人以上います。
「小泉チルドレン」は考え方もバックグランドも一様ではありません。
すでに派閥に入った新人議員が50名近くいます。
無派閥の新人議員は30名程度に減りました。

派閥に入った新人議員は、派閥の親分の言うことをよく聞いて、
永田町の常識に従って行動しているパターンが大半です。
彼らは永田町の常識に染まることが、
プロの政治家=大人の対応だと思っているでしょう。

無派閥の議員だって、思惑はいろいろです。
純粋比例の議員やいわゆる「刺客組」議員は、
次の総選挙の公認のことで頭がいっぱいかもしれません。
私のように小選挙区で勝って選挙区の公認調整で悩む必要がない議員は、
比較的自由な立場でものが言えますが、
公認をもらえるかどうかわからない議員は慎重になるでしょう。
また、無派閥の議員は、派閥の親分や先輩に指導されることもないため、
行動の自由度は高く、思ったことをそのまま口にしても摩擦は少ないです。

いまだに「小泉チルドレン」という実体のない表現を使って、
いまの党内の動きを語っている評論家や政治記者は、
分析力が欠けているか、あるいは、勉強不足だと思ってまちがいありません。

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2007年9月20日 (木)

福田さんの魅力

今週の週刊新潮の広告を見ると大きな見出しで
「本当は政治家になりたくなかった『福田康夫』という人生」
というのがあり、興味を覚えました。
週刊誌の内容を見ていないので、断定できませんが、
なんとなく好感の持てる見出しです。

大学生とか高校生の頃から政治家を目指すのは、
私にとってはちょっと信じられない感覚です。
社会のことをよく知らないうちから、
いきなり政治家になりたいと思う理由が理解できません。
たぶん私がミクロの視点から出発する「各論派」だから、
理解できないのだと思います。

障害者福祉とか、過疎地の村おこしとか、途上国援助とか、地域の環境保全とか、
いろんな社会の問題に関心を持って、その関心領域で社会に貢献しよう、
と決意するのは十分理解できます。

例えば、日本の教育を改革しようと思って、若い頃から国会議員を目指すのは、
「各論派」の私から見ると、ちょっと嘘っぽい印象を受けます。
まずは教育学を学んで学校の先生を目指したり、
教育政策を学んで文部科学省や自治体の教育行政官を目指したり、
教育学の研究者になって教育政策を提言したり、
といった形で教育をより良くしようと思うほうが自然な気がします。

そして、教育現場で働いてみて、政策形成の上流部門の政治がおかしくて、
さまざまな問題が発生していることに気づき、やむにやまれず政治家を目指す、
といったスタイルが自然な感じがします。

正直言って、私などは大学生の頃には国会議員に悪い印象を持っていました。
よく火曜サスペンス劇場とかで、国会議員が悪役で出てきますが、
たいてい「悪徳代議士」(=衆議院議員)が登場し、
「悪徳参議院議員」が出てくるドラマはほとんど多くありません。
世間一般の国会議員(特に衆議院議員)に対する悪印象はこうして醸成され、
社会を良くしたいと思う健全な「各論派」の若者はいきなり衆議院議員を目指しません。

私が国会議員を目指したのは、ODA実務の現場で見た行政の問題や、
NGOで働いて気付いた法律や税制の問題を解決したいという思いからです。
また、仕事を通して知り合った自民党議員(塩崎恭久さんや河野太郎さん)の
まじめな政治姿勢や政策・人柄に共感を覚え、
「自民党にもまともな議員がいるもんだ」と思って、
それまで持っていた国会議員に対する悪印象がなくなったことも大きな要因でした。     

福田さんがどんな思いで政治家になり、どんな思いで総裁選に打って出たのか、
たいへん興味深いのですが、演説を聴いている限り、あまり伝わってきません。
「本当は政治家になりたくなかった」理由をぜひ詳しく知りたいものです。

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2007年9月18日 (火)

外交政策と総裁選

私がもともと政治の道を志した理由のひとつは、
日本の外交政策、特に途上国援助(ODA)を、
より良いものに変えていきたいという思いでした。

その観点から福田さんと麻生さんの政策を見ていくと、
どちらも非常にいいな、と思います。
福田さんはアジア外交や国際貢献に積極的で、
議員外交をはじめ、地道に活動されてきました。

麻生さんも演説の中で主張する外交や途上国援助の成功例として、
カンボジアの法整備支援やホンジュラスの理数科教育支援等をあげ、
積極的に国際貢献をすべきことを主張されました。
法整備支援や理数科教育支援はJICAがやってきた仕事で、
私がJICA時代にいた部署で担当していたプロジェクトです。
かつての同僚たちが、がんばってやっていたプロジェクトを
麻生さんが高く評価してくれて元JICA職員の私としてはグッときました。

外交政策(特にODA政策)から見ると両候補とも魅力的です。

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2007年9月16日 (日)

派閥のかんたんな壊し方

今回の総裁選は、派閥政治に逆戻りしたような様相です。
派閥をかんたんに解体する方法を思いつきました。
それは総裁選規定を見直して、党員票の比重を大きくすることです。

いまの規定では、国会議員はひとり1票、党員は300票です。
国会議員が387人いて387票に対して、
党員は100万人以上にいるのに300票しかありません。

議員票の比重が大きいからこそ、
議員を束ねる派閥の影響力が大きくなります。
議員票を獲得するため、総裁選において総裁候補は、
派閥と議員の支持を得ることを重視します。

もし党員票の比重が大きくなれば、
総裁候補は党員に向けて語りかけるようになります。
自民党員は100万人以上いるので、
国民全体に語りかけるのと同じ雰囲気になります。
100万人に訴えかけるには、わかりやすい言葉とロジックで説明し、
多くの場所で多くのメディアを通じて、国民と対話しなくていけません。
総裁候補者が、議員ではなく、党員(≒国民)に対して、
自分の言葉で政策を語りかけるようになるでしょう。

議員票の重要性が低くなれば、派閥の力も弱まります。
総裁になろうと思ったら、自分の派閥の子分を増やすよりも、
国民に政策を訴えて信頼される能力を磨かなくてはいけません。

例えば、【議員票】1 対 3【党員票】くらいの比率になれば、
議員票の重要性はかなり弱くなり、党員の人気がさらに重要になります。
そうなれば、総裁選に勝つための道具としての派閥の意義は薄れます。

純粋な「政策集団」としての派閥であれば存続しても構わないのですが、
ポストやカネのための「利害集団」としての派閥は解体すべきです。

総裁選で党員票の比重を大きくすれば、
派閥の意義は薄くなり、派閥は解体します。
脱:派閥政治の決定打になるのでは?

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総裁選予備選を実施

私が支部長を務めている神奈川県第9選挙区では、
自民党総裁選挙の党員予備選挙を実施することにしました。
第9選挙区(川崎市多摩区・麻生区)在住の党員の皆さまには、
第9選挙区支部より郵送で投票用紙等をお送りします。
党員投票で一番得票の多かった候補者に私の1票を投じます。

今回の臨時の総裁選においては正式な党員投票を行なう時間がなく、
党員としての正当な権利を行使することができないことになります。
その権利を一部でも回復することができればと思って、
第9選挙区支部独自の予備選挙を実施することにしました。

私自身の信念や主義主張に従って投票するのが本来の姿ですが、
今回に限っては地元選挙区の党員の意思に委ねて投票する候補者を選びます。
日頃お支えいただいている党員の皆さんの声を総裁選に反映させるには、
変則的ながら当支部独自の予備選が望ましいと判断しました。

おそらく「山内康一の自分の意見はないのか?」という批判を受けるかもしれません。
今回の臨時(変則的)の総裁選においては、
自分の意思よりも、党員の意思を優先させることとしました。

いまの総裁選規定では、国会議員はひとり1票、党員は300票です。
国会議員が387人いて387票に対して、
党員は100万人以上にいるのに300票しかありません。
議員に比較して党員の影響力は限られています。
党員票の比重を増やすことが、今後の課題だと思います。

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2007年9月15日 (土)

派閥色が強い理由

今回の総裁選で派閥政治カラーが強くなったのは、次の2つ理由です。

ひとつは総裁選立候補の届出までに時間がなく、
派閥横断的な動きや若手議員中心の候補者擁立の動きが、
発生する前に時間切れになってしまったことです。
もう1週間ほど時間があれば、若手中堅の無派閥議員を中心に、
第3の候補者を擁立することもできたと思います。

もうひとつの理由は、時間がなくて党員投票をやれなかったために、
党員の声が総裁選にあまり反映されなくなったことです。
党員票の占める割合が低くなれば、
議員票を握っている派閥の力が相対的に大きくなります。

通常の総裁選挙では衆参議員票と並んで党員票300票が大きな影響力を持ちます。
しかし、今回は臨時の総裁選挙であるため、党員票がなくなり、
代わりに都道府県連の票(47都道府県連×3票=141票)になります。
党員票300票であれば、世論に近い党員票が大きな影響を与えます。
しかし、都道府県連141票であれば、大勢に影響を与えるほどにはなりません。

急な総裁選で派閥横断的グループや若手グループを組織する時間がなかったこと、
党員投票をやる時間がなく、相対的に党員の声より、議員の声が大きな影響力を持ち、
議員を束ねる派閥の影響力が大きくなってしまったこと、
この2つの要因によって派閥色が強い総裁選になってしまいました。

きちんと時間をかけて総裁選をやれば、派閥色は確実に薄くなります。
次の総裁選では、派閥に関係なく、中堅・若手の議員から総裁候補を立てて、
オープンで政策本位の総裁選挙にしたいと思います。

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候補者擁立に失敗

私は小泉総理の再登板を呼び掛ける新人議員グループに最初は入っていましたが、
小泉総理が絶対に出馬しないと言明した時点(9月13日木曜日午後)から、
この新人グループからは離れました。
猪口議員等がその後もいろいろ動いていたようですが、
小泉総理の再登板という当初目的が達成できないことが確実になって以降は、
私はこのグループとの接触を断ちました。
当初の目的が達成できないのに、グループを解散せずに、
共同行動をとろうとする理由がわかりません。

ある時点から彼らのグループとは別行動をとり、
何人かの新人議員で集まって第3の候補者擁立の相談をしていました。
麻生さんと福田さんの一騎打ちではあまりにも、
昔の派閥全盛時代の総裁選のような構図になってしまいます。
なんとか中堅(当選3~5回くらい)の改革マインドのある候補を擁立し、
総裁選を盛り上げていきたいと思っていましたが・・・

しかし、そちらも結局昨日(9月14日金曜)の午後2時ごろにあきらめました。
やはりわずか数日間で、総裁候補を担ぎ出し、推薦人20名の署名を集め、
さらには総裁選の選挙公約(イコール政権公約)を作成するのは無理です。

安倍総理が国会会期中に突然退陣したために、
望ましい総裁選の姿から程遠いスタイルになりました。

結果的にマスコミからは派閥政治に逆戻りという批判を浴びつつありますが、
その批判もある程度実態を反映していると言えるでしょう。
派閥が前面に出る総裁選では、国民不在との批判に反論できません。
たいへん残念です。
次の総裁選はもっと開かれた政策本位の総裁選にしたいと思います。

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2007年9月13日 (木)

安倍政権の2つの失敗

安倍政権を振り返ると、
1)タイミングの悪さ、
2)説明責任の不十分さ、
このふたつが目立つ政権でした。

復党問題にしても、相次ぐ閣僚の不祥事への対応にしても、
タイミングが遅かったり、タイミングを逃したり、
危機管理能力のなさを露呈しました。
マネジメントレベルの問題が多くて、
危機管理というより、管理危機でした。

また、特に政治とカネの問題では、
説明責任の不十分さが批判されました。

そして昨日の安倍総理の辞任を見ると、
やはりタイミングは最悪ですし、
辞任理由の説明も不十分でした。

タイミングの悪さと説明責任の不十分さが、
最後まで変りませんでした。

教育改革に熱心な安倍総理でしたが、
規範意識が必要なのは閣僚でしたし、
学級崩壊状況なのは官邸でした。

自民党所属議員の私ですら、
安倍総理の辞め方にはがっかりです。
総理の体調がすぐれないのは知っていましたし、同情しますが、
だからと言って無責任な辞め方をしていい理由にはなりません。

多くの国民の皆さまは、私以上に落胆・怒りの気持ちが強いと思います。
国民に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
安倍総理も会見で国民に対して謝罪すべきでした。

一昨日まで、自民党は崖っぷちでしたが、
昨日、崖の下に落ちてしまいました。
どうやって這い上がれるか、真剣に考えないといけません。

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2007年9月12日 (水)

安倍総理の辞任?

安倍総理が辞任を表明しました。
なぜこのタイミングなのかわかりませんし、
辞任会見を聞いても理由がよくわかりません。
自民党所属の国会議員の私から見ても不可解です。
一般の国民の目から見たら、摩訶不思議だと思います。

辞めるなら参院選直後がよかっただろうし、
国会開会直後に辞められると総裁選も落ち着いてできません。
密室で後継総裁を決めることは何としても避けなくてはいけません。
党員投票も含めたオープンな総裁選が望ましいのですが、
国会開会中だとそれも難しい状況です。

どうなることやら・・・。

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2007年9月11日 (火)

新人議員の新派閥?

今朝の朝日新聞の記事を読んで仰天しました。
タイトルは「小泉チルドレン反乱:新派閥結成の動き」です。
記事を要約すると、
1)内閣改造で新人議員が副大臣や政務官に起用されなかったことを不満とし、
2)郵政造反組の復党を踏まえて選挙区の候補者調整で発言力を増すため、
3)30人規模の新しい派閥の立ち上げを検討。
というもの。

のけぞっちゃうような記事です。
派閥政治からの脱却を目指している私から見れば、
新人議員が集まって、いまさら派閥を結成するのは、
小泉改革に逆行する行為にしか思えません。

しかも、派閥結成の理由としてあげられているのが、
ポストの不満、および、候補者調整で優位に立つためだとすれば、
まったくの保身・エゴでしかありません。

もう少し正論というか、大義があって新しいグループをつくるのなら、
応援する気持ちにもなるのですが、
単に選挙区調整で発言権を増すためだったら、
まったく同情の余地はなく、協力する気になりません。

新人議員で集まって派閥をつくるようなマネはどうかと思います。
いまさら派閥でもないでしょうよ。

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2007年9月10日 (月)

新人議員勉強会の誤解

本日、新人議員を中心に改革逆行を止めるため、
「国民本位の政治を実現する会」という会を立ち上げました。

たまたま国会開会の初日に設定したのですが、
平沼氏の復党問題と時期がかぶってしまい、
復党反対のための会と誤解されがちです。

一部マスコミはわざとそういうニュアンスで報道している様子ですが、
復党反対だけの会だと思われるのは心外です。

復党に反対するための動きというよりも、
国民不在の政治から脱却するという、
より広い視野で勉強会を進めるつもりです。

粛々と地道に、望ましい政党のあり方や、
衆参ねじれの下での国会運営の新しいあり方、
マニフェスト選挙の時代にふさわしい選挙戦のあり方等、
正論を吐き続けたいと思っています。
政局ではなく、望ましい政治のあり方を議論したいと思います。

誤解なきようにお願いします。

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国会開会=行動開始

今日の午後から新人議員を中心に集まって、
改革逆行を阻止する勉強会を立ち上げる計画について相談します。
古い自民党に戻さないための動きが少しずつ広がっています。
こっちの勉強会はとりあえず、私が仮事務局をつとめています。

同じく中堅・若手の勉強会がスタートします
山本一太さんの9月8日のブログを引用するのが、手っ取り早いので、以下転載。
-----------------------
来週、有志議員による「新たな勉強会」を立ち上げる。 
目的は「改革の流れを逆行させない」ことだ。 
「政治とカネの問題」を含め、幾つかのテーマについて大胆な政策提言を発信していきたい。 
勉強会の顧問は竹中平蔵教授にお願いした。 
メンバーは中堅、若手の8名。 
山本一太、世耕弘成、西村康稔、柴山昌彦、山際大四郎、山内康一、佐藤ゆかり、
上野賢一郎というフォーメーションで発足させ、党内に同志を増やしていこうと思う。
http://blog.so-net.ne.jp/ichita/
-----------------------
こっちは声をかけてもらって、参加させてもらう形になります。
趣旨としては同じです。

同じような動きがまったく同じタイミングで自然発生しました。
他にも水面下で動いているグループがあるかもしれません。
改革路線からの脱却を許さない、
古い自民党には戻さない、
という勢力の逆襲が始まりそうな予感です。

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2007年9月 8日 (土)

武道の必修化

学習指導要領が改定されて武道が中学で必修になりそうな風向きです。
日本の伝統文化に触れる機会を広げる、のも目的だそうです。

武道の必修化が悪いことだとは思いませんが、
霞ヶ関の中央政府の決定でやることなのか、
という疑問が湧いてきます。

武道といっても剣道、柔道、相撲、弓道、銃剣道などいろいろあります。
どの武道が望ましい、と文部科学省が決める必要があるのか疑問です。
基礎自治体とか、中学校区レベルで、親や先生、生徒で話し合って、
どの武道を選ぶか、そもそも武道より器械体操がいいとか、
自由に決められるようにした方がいいのではないでしょうか。
現場に裁量を下ろしていく、という教育改革こそ必要だと思います。

また、「日本の伝統文化」も中央政府が定義するより、
各自治体や学校、中学校区で話し合って定義すればいいと思います。
明治維新後150年くらいの慣習を「伝統」と呼ぶ人もいれば、
江戸時代以前からの慣習を「伝統」と呼ぶ人もいるでしょうし、
定義があいまいなものについて中央政府が基準を設ける必要はないと思います。
私の住む川崎市多摩区には、昔から薬師堂で子ども相撲をやっている地域がありますが、
そういった地域の小学校では相撲を必修にするのがいいかもしれません。

各地域に根付いた伝統こそ大切だと思います。
中央政府が「伝統」を押し付けるのはやめましょう(それが官僚機構の「伝統」ですが)。

本論とはあまり関係ありませんが、
よく「武士道が日本の伝統」みたいなことを言う人が多いのですが、
前々からシンプルな疑問を持っていました。
うちの先祖は宿屋だったので武士道とは無関係です。
江戸時代の人口比でも、士農工商のうち、
武士階級は人口の1割くらいじゃないかと思います。
そして武士階級でも女性に「武士道」がそのまま該当するのか微妙なので、
人口に占める割合でいえばわずか数パーセントの武士階級の伝統を、
日本の伝統として喧伝していいのか不思議に思ってきました。
人口比でいえば、日本の伝統の主流は「農民道」だと思いますが・・・。
素朴な疑問でした。

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2007年9月 7日 (金)

ささやかな抵抗

平沼氏の復党の動きが進んでいます。
小泉改革路線からの転換が急速に進んでいます。
官邸から党へと権力のシフトが起きているように感じます。

党主導になってくると、傾向として族議員が力を取り戻します。
族議員は霞ヶ関の官僚機構と仲良しで、官僚主導にも親和性があります。
党主導だと、政党という私的な組織の密室で大事なことが決まります。
国民の目に見えないところで大事なことが決まるのは、いいことではありません。

安倍総理の目指した官邸主導の動きは、
流れとしては決してまちがっていなかったと思います。
もっとも、方向性は正しくても、運用面で問題があったかもしれません。
新しい取り組みを始めるときには、最初はミスや摩擦もつきものです。
ここで官邸主導の流れを逆行させることは、
望ましい政・官の関係から遠ざかることを意味します。

小泉改革路線からの転換、古い自民党に戻そうとする流れに対して、
ささやかなレジスタンス運動をスタートしようと思います。

構造改革路線からの転換、派閥政治への復帰は、自民党にとって自殺行為です。
昨年、われわれの若手議員グループが反対した郵政造反組の復党以来、
政府・与党の首脳部の感覚は、国民の感覚から離れていっています。
郵政造反組の復党は参院選対策を意図して実施されましたが、
参院選は惨敗し、われわれの主張が正しかったことが図らずも証明されました。

古い自民党へ戻ろうとする動きに抗し、
一部の既得権益のための政党ではなく、
国民政党としての自民党を創らなくてはいけません。

小泉元総理がぶっ壊した古い自民党の代わりに、
新しい自民党を創造するため、
若手の議員を中心に新しい会を立ち上げようと準備を進めています。
臨時国会が始まり、永田町に人が集まる来週月曜日から、
本格的に活動をスタートします。

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2007年9月 6日 (木)

平沼氏の復党と格差感

平沼氏の復党が決まるようです。
郵政造反組の復党・復権はおおむね完了し、
次は造反組と刺客組との公認調整へと話題が移るのでしょう。

ますます古い自民党への回帰が鮮明になり、
郵政解散のときに自民党を支持してくれた人たちが、
ますます離れていくのではないかと心配です。

先の内閣改造以来、構造改革路線からの脱却が進んでいます。
戦後レジームからの脱却はあまり進まず、
小泉改革路線からの脱却は急ピッチで進んでいます。

これも参院選敗退の原因の捉え方を間違っているせいです。
格差是正の美名の下に公共事業のばら撒きが復活しそうです。
これ以上借金を増やしたら、いつか国家の財政が破綻しかねません。
短期的な利益、目先の選挙ばかりを優先して、
10年、20年先の日本の破局を招いてはいけません。
歳出削減と経済成長戦略の路線から外れてはいけません。

また、別の話ですが、与謝野官房長官のコメントも気になります。
長官いわく「平沼氏は麻布高校で同じクラスにいた。(中略)
帰ってもらいたいな、と友人の一人として思っている。」

安部政権で世論の評判が悪かったのは、「お友達」優遇でした。
そんな中で官房長官が、お友達優遇的なコメントをしてはまずいです。
公人は「公」と「私」はきちんと区別すべきであり、
「公」の目的のためにはときには非情に「私」の身内や友人を切り捨てるのが、
公僕としての筋の通し方だと思います。
郵政造反組の復党も、親しい人たちを戻したい、
という「私」の感情に流されるのなら、
世論の反発は避けられません。

さらに、「麻布高校のクラスメート」みたいな話をされると、
部外者は白けてしまいます。
麻布高校といえば、超名門進学校でしょう。
地方の公立小中に通い、県立高校を卒業した私にとっては、
けっこう嫌味に聞こえる会話です。
そもそも中高一貫の名門私学に行けるのは、
それなりに家がお金持ちじゃないと難しいでしょう。
格差社会と言われ、経済格差の拡大が議論されている最中に、
国家の中枢に「いいところの坊ちゃん」ばっかり集まっている、
という印象を与えるのは決してプラスではありません。
多くの国民の共感を得ようと思ったら、
学歴とか家柄の自慢はやめた方が賢明です。
発言にあたっては、ふつうの国民、一般庶民の目線を忘れないでほしいものです。

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2007年9月 5日 (水)

小林温議員の辞職

昨日神奈川選挙区選出の小林温参議院議員が記者会見を開きました。
出納責任者の公設秘書が公職選挙法違反の疑いで起訴され、
その責任をとって辞職するにあたっての会見でした。

私も党所属議員として小林氏の選挙運動を支えた人間として、
支持者・有権者の皆さまにご迷惑・ご心配をおかけし、
政治不信・自民党不信をさらに深めてしまったことを、
心からお詫び申し上げます。

この公選法違反の疑いについては、
逮捕された公設秘書は容疑を否認し、
小林氏も無罪を主張しています。
しかし、来週からの臨時国会への悪影響や、
補欠選挙になったときの政治的空白を避けるため、
という理由で辞職を決意した由です。

今回の容疑は「票をカネで買う」といった行為ではありません。
投票を勧誘することを禁じられている労務提供者(アルバイト)が、
ビラ配り等の投票勧誘をしてしまったという公選法違反の容疑です。

公選法では、「投票を勧誘する選挙運動者」と、
「運動のために労務を提供する者」とを分けています。
原則として、選挙運動員には、報酬の支払いが認められません。
他方、はがきのあて名書き、看板の運搬、車両の運転等に対しては、
報酬を支払うことが法律で認められています。
「投票を勧誘する行為」と「労務」の解釈にはグレーゾーンがあり、
法律では例示はありませんが、解釈というか、運用において、
ビラ配りは投票勧誘行為になり、看板を立てるのは労務になっています。
公選法の誤解や解釈のちがいによる選挙違反もときどき見られます。
グレーゾーンぎりぎりのところは、
各都道府県警察や選挙管理委員会にしつこく問い合わせながら、
作業を進めるほかありません。
そういったことを考慮すると、逮捕された公設秘書は、
誤解に基づく違法行為によって逮捕されたのかもしれませんし、
本当に無実なのかもしれません。
いまでも無実であってほしいという気持ちがありますが、
事実は裁判の経過を見てみないとわかりません。

いずれにしても、多くの有権者の皆さまからお叱りを頂戴したのは、
説明責任を果たしていない、という点でした。
裁判・捜査に影響を与えるのを避けるため、弁護士の助言に従って、
昨日まで正式な記者会見を開けなかった、と小林議員は弁明しました。
しかし、いまの時代、それでは持たないのかもしれません。
裁判に勝つための戦略としては正しいかもしれませんが、
政治家としての身の処し方としては不適切だったと言えるでしょう。

あらためましてこの場をお借りして、
小林議員に投票していただいた皆さまに対して、
ご期待に反する結果となってしまったことをお詫びします。
そして、すべての有権者の皆さまに対して、
説明責任を十分に果たせなかったことをお詫びします。

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2007年9月 3日 (月)

あいつぐ辞任・・・

また農水大臣が辞任しました。さらに政務官も辞任。
次から次へと不祥事が出てきて、「自民党」を名乗るのが恥ずかしいです。
自民党所属国会議員として申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

これ以上、安倍政権の足を引っ張らないためにも、
身体検査をやった責任者も辞任すべきです。

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2007年9月 2日 (日)

授業時間数10%アップ

文部科学省が授業時間を10%アップし、
同時に総合学習を削減する素案を取りまとめました。

私は、授業時間10%アップも、総合学習削減にも、
反対でも賛成でもありません。

しかし、方向転換が早すぎます。
これまでのいわゆる「ゆとり教育」路線や、
「総合的な学習の時間」の実践を体系的に検証することなく、
不正確で情緒的なマスコミ報道に踊らされる形で、
政策転換が図られているように思われます。

かなりの部分のマスコミ報道(特にテレビ)は、
客観的データや学術的知見に基づくのではなく、
限られた数の証言や印象論に基づいています。

いまやるべきことは、
1)学力は低下しているのか?
2)誰のどの学力が低下しているのか?
3)学力向上には何をやるべきなのか?
を緻密に議論することです。
言葉の定義から入って、
客観データや教育社会学者等の知見をいかし、
教育の問題点を検証し、
実証研究や社会実験を通じて解決策を模索しなくてはいけません。

これまでの教育改革の一番の問題は、
あっちこっちと方針がひんぱんに変わり、
現場の先生や生徒たちを混乱させてきたことです。

新しいことを始める前に、
これまでの問題点と成果を検証すべきです。

反省なくして、進歩なし。
新しいことを始める前に、
総括と反省が必要です。

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