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2007年9月16日 (日)

派閥のかんたんな壊し方

今回の総裁選は、派閥政治に逆戻りしたような様相です。
派閥をかんたんに解体する方法を思いつきました。
それは総裁選規定を見直して、党員票の比重を大きくすることです。

いまの規定では、国会議員はひとり1票、党員は300票です。
国会議員が387人いて387票に対して、
党員は100万人以上にいるのに300票しかありません。

議員票の比重が大きいからこそ、
議員を束ねる派閥の影響力が大きくなります。
議員票を獲得するため、総裁選において総裁候補は、
派閥と議員の支持を得ることを重視します。

もし党員票の比重が大きくなれば、
総裁候補は党員に向けて語りかけるようになります。
自民党員は100万人以上いるので、
国民全体に語りかけるのと同じ雰囲気になります。
100万人に訴えかけるには、わかりやすい言葉とロジックで説明し、
多くの場所で多くのメディアを通じて、国民と対話しなくていけません。
総裁候補者が、議員ではなく、党員(≒国民)に対して、
自分の言葉で政策を語りかけるようになるでしょう。

議員票の重要性が低くなれば、派閥の力も弱まります。
総裁になろうと思ったら、自分の派閥の子分を増やすよりも、
国民に政策を訴えて信頼される能力を磨かなくてはいけません。

例えば、【議員票】1 対 3【党員票】くらいの比率になれば、
議員票の重要性はかなり弱くなり、党員の人気がさらに重要になります。
そうなれば、総裁選に勝つための道具としての派閥の意義は薄れます。

純粋な「政策集団」としての派閥であれば存続しても構わないのですが、
ポストやカネのための「利害集団」としての派閥は解体すべきです。

総裁選で党員票の比重を大きくすれば、
派閥の意義は薄くなり、派閥は解体します。
脱:派閥政治の決定打になるのでは?

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