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2007年10月28日 (日)

官の改革は道半ば

防衛省の守屋事務次官の接待問題といい、
厚生労働省の薬害C型肝炎問題といい、
このところ霞が関の官僚機構の不祥事が続いています。
霞が関の構造改革はまだまだ道半ばです。

先日、田中秀征先生(元経企庁長官)の講演を聞きに行って、
とても印象に残ったことがあるので、趣旨を要約すると;
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小泉改革は経済構造改革と財政構造改革が中心であったが、
行政改革、官僚改革にはあまり手をつけなかった。
納税者に痛みが帰属する財政改革に力点が置かれ、
政治家や官僚に痛みが帰属する政治や行政の改革は先送りされてきた。
これからは政治家や官僚に痛みを伴う行政改革、官僚改革を進めるべき。
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正論だと思います。

諸外国と比較すると、これまでの日本は低負担・中福祉の国でした。
低負担で中福祉であれば、ギャップが生じます。
そのギャップを借金で埋めてきた結果が、国の借金800兆円です。
低負担なら低福祉にするか、あるいは、
中福祉をまかなうために中負担にするか、
本当は2つの1つの選択肢しかないはずなのに、
これまでは借金でごまかしてきました。
もうごまかしは効かなくなってきました。

小泉改革における経済財政構造改革は、
低負担・中福祉国家のギャップを埋めるために、
やむを得ず進めてきた改革だったと思います。

しかし、そろそろ政治家や官僚にも痛みを伴う行政改革、官僚改革に
踏み込んでいかなくてはいけない時期だと思います。

官僚機構の改革、行政改革は、安倍政権で着手して、
中途半端な状態に置かれています。
中途半端にせず、官僚機構の問題点に切り込み、
膿を出し切ってしまわなくてはいけません。
これまでも官僚の不祥事はありましたが、
その度に対症療法的・表面的な漸進的解決策に終始してきました。
いまこそ根っこの要因を取り除くような構造的な改革が求められています。

やっぱりここでも改革をとめるな!
改革疲れと言われているのは経済構造改革と財政構造改革の分野です。
行政改革、官僚機構改革はまだまだ構造改革がスタートしたばかりです。

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