安保政策大転換に異議
党首会談において福田首相が小沢氏の自論を受け入れ、
「自衛隊の海外派遣は国連の安保理か総会の決議で
認められた活動に限る」という条件に同意したと報道されています。
私はこの条件には大いに疑問を感じます。
国連は全幅の信頼を置ける機関だとは思いません。
安保理は中国やロシアが拒否権を発動すれば機能不全に陥ります。
また、国連加盟200カ国近くのうち、健全な民主主義国は
半分に届くか届かないか微妙なところです。
国連人権理事会の理事国の中には、
人権抑圧で有名な国さえ含まれます。
国連のユニセフとかユネスコとかの専門機関は、
十分信頼に値する立派な機関だと思います。
しかし、安保理や国連総会を神聖視するのはまちがいです。
例えば、安保理や総会の決議がなくても、
アフリカのAUやASEAN等の地域機関の決議といったものも、
条件に加えてもかまわないと思います。
外交上のオプションを自ら縛り過ぎないことが大切です。
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