年末の国会風景
今週の国会は開店休業状態。
党の部会や調査会も、ほとんど開かれていません。
国会にも党本部にも用事がないのですが、
何件か入っていた取材依頼や打ち合わせを裁くため、
久しぶりに国会に来ています。
午前中は山のように積もっている書類を整理し、
メールや問い合わせに回答する事務処理を中心に仕事をします。
午後は、
消費者問題調査会の件で関係団体と打ち合わせ、
AERA取材(政局全般について?)、
日経ビジネス取材(自民党改革について)、
TBSサタズバ取材(政治とカネの問題について)、
と続きます。
なんだか最近の取材依頼は、政局とか、政治改革とか、党改革とか、
私のもともとの専門ではない分野の取材が多いのが残念です。
もちろん国会議員になってから、政治改革や党改革に真剣に取り組み、
ある程度存在感を発揮できるようになってきたと思います
(*だからこそ取材にも来てもらえるのだと思います)。
しかし、残念なことに、もっと得意な分野である、
外交とか、教育とか、ODA政策とか、NPO問題とか、市民社会論とか、
本領を発揮しやすい分野では、あまり取材依頼がありません。
この前「市民社会と政治」というマニアなテーマで取材を受けたときは、
うれしくて時間を大幅にオーバーして早口でしゃべりまくりました。
まとめる立場の編集者は困ったと思います。
残念なことに「市民社会」といった地味なテーマの取材依頼は、
滅多になく、かつ、かなりのディープな顧客層にしか届きません。
かなりディープな読者の間では、強固な支持を得られるのですが、
地元の有権者の間でどれだけ知名度があるか疑問です。
地道な努力はマスコミや地元有権者に認められることは少なく、
その時々の流行のテーマは注目を集めやすいというのが世の習いです。
その時々の流行のテーマにもきちんと目配りしつつ、
たとえ世間の注目を集めていなくても重要なテーマに地道に取り組み、
世間の人に注目してもらえるように努力していく、
というバランスが大切な気がします。
今日の予定の最後は国会事務所のインターンの学生たちと忘年会です。
うちの事務所は公共政策の大学院生やロースクールの院生が多く、
学部生も何人かいます。
いつも若い人が秘書室にあふれている感じです。
「山内さんのとこは、なんであんなに人がいるの?」と、
よくマスコミ関係者や他の議員から不思議がられます。
インターンから新聞記者になったり、外交官試験に合格したり、
優秀な人材も出始めています。
みんなけっこうワイワイがやがや楽しそうに
仕事を手伝ってくれています。
自分が学生の頃は、途上国の問題しか関心がなく、
フィリピンに留学したり、NGOの現場でインターンしたり、
図書館にこもって本を読み漁ったりと、
政治とは無縁の生活を送っていました。
インターンの学生たちはこれからどんな人生を歩むのでしょう?
政治に絶望したりしないで、より良い社会をつくるために、
地道に、スマートに、粘り強く、大胆に、がんばってほしいと思います。
うちの事務所で学んだことが少しでも役に立つといい、と思います。
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