民主党ガソリン値下げ隊
民主党が若手・中堅衆議院議員60名からなる
「ガソリン値下げ隊」というのをつくって、
ガソリン税の暫定税率廃止により、
ガソリン値下げの実現を訴えるそうです。
山岡国対委員長も「次の国会はガソリン国会であり、
ガソリン解散にする」と訴えたそうです。
暫定税率の議論が重要なのはわかります。
石油高騰で困っている人が多いのも十分理解できます。
しかし、暫定税率の議論を「ガソリン値下げ」に矮小化して、
バラマキ的な人気取りに走っているのは、
いかがなものかと思いますし、いかにも最近の民主党的です。
また、長期的には化石燃料の消費を抑えるために、
環境税(炭素税)的な税制の導入は不可避だと思います。
当初の意図にはなかったにせよ、暫定税率の部分は、
副次的に環境税的な効果があるのは間違いありません。
洞爺湖サミットに向けて環境保護に取り組む姿勢を
世界に示すべきタイミングなのに、ガソリン税を値下げすれば、
環境問題に対する日本政府の姿勢に疑問を持たれかねない、
ということも忘れてはいけないと思います。
道路をガンガンつくれ、という立場にはくみしませんが、
減税によるガソリン値下げにも納得が行きません。
石油高騰で困っている業界や社会的弱者向け緊急支援策を含め、
環境税の要素を加味しながら、現在の政府案でも民主案でもない、
第三のオプションを考えるべきだと思います。
目の前の石油高騰もとても深刻な問題ですが、
長期的な地球温暖化や財政悪化も考えなくてはいけません。
次の選挙のことだけでなく、次の世代のことも考えるべきです。
民主党は次の選挙を意識しすぎて、次の世代を忘れています。
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