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2008年2月20日 (水)

公務員制度改革の攻防(2)

昨日の党の国家戦略本部での堺屋太一さんによる
公務員制度改革案の検討会はすばらしい内容でした。
元通産省キャリア官僚の堺屋さんが、
官僚機構の制度疲労と改革の方向性について語るから、
とても説得力があり、かつ、現実的です。

官僚機構が居心地の良い「共同体化」してしまい、
国益よりも省益、下手をすれば、省益よりも局益、
という閉鎖的な世界になっているのが今の霞が関です。
実務能力よりも、仲間内の評価が高い人間が出世します。
企画立案能力よりも、政界の根回し能力が重視され、
防衛省の守谷次官のような官僚が出世するのは問題です。

会合がマスコミオープンで開催されたこともあってか、
官僚がつくった「ご発言要領」を読み上げる議員は、
ひとりもいませんでした。
マスコミが入ると、いかにも役所の言いなり、
という意見は言い出しにくい雰囲気になります。
正論を言っていないと、恥ずかしい雰囲気になります。
とても良いことです。

今日は党の行政改革推進本部において、
公務員制度改革の議論が行われます。
マスコミオープンどころか、
党所属議員にさえオープンになっていません。
私は行革本部の幹事ではないため、
出席したくても、出席できません。
ひどいものです。

行革推進本部は、いまや霞が関の出先機関です。
行革推進本部の改革抵抗勢力と、
国家戦略本部の改革推進勢力との党内論争が始まります。
高度経済成長期型の官僚主導の政治から、
国民本位の政治主導へ転換させなくてはいけません。

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