暫定税率復活の再議決
ついに暫定税率復活の3分の2再議決がなされ、
ガソリンの値段は元に戻りました。
再可決にあたって河野衆議院議長の議場入りを
力ずくで阻止しようとする民主党若手議員と、
衆議院の衛視さんたち、プラス、自民党議員の
おしくらまんじゅうが1時間近く続きました。
物理的に本会議の議事を阻止しようとするのは、
昔懐かしいの社会党の牛歩戦術と同じく無益です。
議長室から本会議場までのわずか数メートルですが、
その数メートルを巡る攻防は、主に3つの戦線で戦われました。
議長室及び事務室から本会議場に行くためには、
応接室の出口なども含めると3つ(4つ?)のドアがあります。
3つのドアのそれぞれに与野党議員および衆議院衛視団が、
張り付いてもみくちゃになりながら、争っていました。
民主党議員はプラカードを持って、議長の通行を妨害します。
自民党議員と衛視団は、通路を確保しようとします。
平和主義者の私は、乱闘に巻き込まれるのは嫌だったのですが、
国対副委員長に連れられて、右側のドアの攻防に投入され、
馳浩議員を中心とする防御陣に加わりました。
汗だくになりながら、もみ合っている内に、
中央のドアが主戦場になりそうだったのでそちらに転戦しました。
そこでもみ合っているうちに、自民党側が新しい戦力を投入し、
やっぱり中央ドアが主戦場か、と思ってもみ合っていると、
実は中央ドアは陽動作戦でした。
意表をついて左端のドアから河野議長がお出になり、
議長ももみくちゃにされながら、なんとか議場に入られました。
最前線でもみ合っている一兵卒には、全体像は見えませんが、
いろんな作戦が立てられ、試され、何度目かに成功したようです。
国会で言論ではなく、体力と腕力で勝負するのは愚かです。
やっぱり民主党は、労働組合とか学生運動のDNAを、
体内に引き継いでいるのかもしれません。
まともな民主党議員も本当は嫌なんじゃないかと思います。
お気の毒です。
世論調査の数字を見れば、暫定税率復活が、
とても不人気なのはよくわかります。
しかし、これまでもこのブログで書かせて頂いたように、
財政赤字の多い中で大幅な減税は将来に禍根を残すし、
地球温暖化対策に逆行・退行するので問題だと思います。
ただし、道路特定財源の無駄遣いを放置したままでは、
とても国民の皆さんの理解は得られません。
また何十年も「暫定税率」では納得してもらえません。
福田総理の一般財源化の方針を道路族に骨抜きにされないよう、
一般財源化を確実に担保する措置も必要です。
これからどんなに党内や霞が関の反発があっても、
福田総理がやるべきことは、そして、私が推進すべきは、
1)道路特定財源を含む道路利権をなくし、ムダを一掃すること、
2)暫定税率ではなく、炭素税化して本則税率にすること、
3)一般財源化を確実に実行し、同時に地方政府の財源を担保すること、
だと思います。
ガソリン代が値上がりするのは、不人気な政策の最たるものですが、
われわれ政治家は、いまの世代だけでなく、
未来の世代にも責任を負っているのだと思います。
財政赤字の現状と地球温暖化、化石燃料の枯渇の恐れを考えると、
上に述べた1)~3)の政策が必要です。
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