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2008年5月12日 (月)

新入社員へのメッセージ

今日の日経新聞朝刊「領空侵犯」に哲学者梅原猛氏の
「上司の顔より真理の顔を」というインタビュー記事が、
出ていました。
創造的な仕事をするためには、前例や慣習、常識にとらわれず、
上司の顔を見るのではなく、真理の顔を見た方がいい、
といった趣旨のインタビュー記事で、興味深く読みました。

私も同じような考えです。
たまたまJICAの同期入団の友人が、
JICA労働組合の書記長をやっています。
そんな関係でJICA労組主催の新人職員歓迎会に、
メッセージを頼まれました。
そのときのメッセージは以下の通り。

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JICA入構おめでとうございます。
JICAをドロップアウトした私が、
えらそうに説教を垂れるのは気が進みません。
が、同期の○○書記長の頼みなので、
恥をしのんで2点申し上げます。

ひとつ目はどんな仕事をやるにしても、物事を突き詰めて考えましょう。
想像力を働かせ、常に付加価値をつけようと努力する姿勢が大切です。
「上司から言われたから」とか、「昨年度もそうだったから」といって、
言われたことだけ漠然と仕事をしていると、脳みそがカニ味噌になります。
「なんでだろう?」という子どものような好奇心をもつことが、
仕事を楽しく、効率的にするコツです。

ふたつ目は、JICAの皆さんの途上国援助という仕事は、
2つの説明責任を果たす仕事だという自覚を持って下さい。

第1には途上国の受益者。
第2には日本の納税者。

予算の出所は税金です。
コスト意識をもって仕事に臨んで下さい。

上司や外務省ではなく、目の前にいない途上国の受益者と
納税者の方を向いて仕事をして下さい。
上司や外務省が間違っていれば論破して下さい。
途上国の受益者と日本の納税者に恥ずかしくない仕事を期待しています。

平成8年入団 山内 康一
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私は「上司の顔より受益者・納税者の顔を」という趣旨で、
新入職員の激励メッセージを書きました。
梅原先生の文章ほど深い内容はないかもしれませんが、
JICA職員として、そして、国会議員としてODAに関わり、
思ったことをストレートに表現してみました。

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