対アフリカODA倍増
福田首相は対アフリカODAを倍増することを約束しました。
まもなく横浜でアフリカ開発会議が開催されるので、
その直前にアピールしたいという狙いもあるのでしょう。
対アフリカODAの増加は、基本的に望ましいと思います。
しかし、気をつけなくてはいけないことが2点あります。
ひとつは「対アフリカ」を2倍という点です。
ODA全体を増やすことなく、対アフリカODAを2倍にする場合、
アジアや中南米向けのODAを大幅に削減しなくてはいけません。
対アフリカの2倍増と同時並行で、ODA全体の増加を考えないと、
地域のバランスが大きく狂うことになりかねません。
第二点は、短い期間で予算を大幅に増やすと、
実施能力をオーバーして、予算の消化不良を起こします。
人員や受け入れ体制の整備を怠って、予算だけを急増させると、
ムダや無理が出て、良いプロジェクトにはなりません。
予算があり過ぎると、智恵も出てこないし、工夫しなくて済むし、
いい加減な粗製乱造プロジェクトの乱立につながります。
予算がジャブジャブ状態のときほど、無駄遣いが発生しやすいので、
その点もよくフォローしていかなくてはいけません。
予算を増やすならゆるやかに増やし、かつ、人員の増加を伴うべきです。
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