« 相対化する国家主権 | トップページ | 自衛隊のアフガン派遣断念 »

2008年7月18日 (金)

小沢民主党の自民党化

民主党の秋の代表選挙は、無風のまま、
小沢代表の続投になりそうな気配です。
なんとまあ、もったいない。

党首選挙は党内の政策論争を活性化させ、
党内の活力を高め、国民にアピールするチャンスです。
せっかくのチャンスをつぶして、
無投票で小沢代表の再選というシナリオだとすれば、
もったいない話です。
よそ様のことなので余計なお世話ですが、
無風の代表選なんて民主党の党員は望んでいないと思います。

もちろん民主党内で意見が完全に一致していて、
小沢代表の政策に完全に賛同する人ばかりなら、
無風の代表選でも構わないと思います。

しかし、前原前代表をはじめ党内には異なる意見があるようです。
前原氏が雑誌で小沢代表の政策を批判したら、
それに対して親小沢派の議員が連名で前原氏を批判する文書をばらまき、
前原氏の発言を撤回させようとしました。
私も前原氏批判の文書のコピーを読みましたが、
3分の2くらいはまっとうな批判でしたが、
残りの3分の1くらいは読むに堪えない中傷でした。
読むに堪えない部分は、伝聞調の週刊誌ネタに基づく批判で、
前原氏を批判した議員のメディア・リテラシーを疑います。
党内の批判勢力をこういった形で抑え込むのは、
姑息な感じがします。

オープンで自由な政策論争もせずに、
重要な人事が、事前の根回しで決まるのは、
まさに昔の自民党のやり方です。

なんか民主党は小沢代表になってから、
昔の自民党みたいなやり方を好むようになったようです。
ちょうど小沢代表が自民党で幹事長をやられていた頃の
昔ながらの腹芸・寝技の自民党的手法のように思います。

政党を問わず、党のトップ(総裁や代表)の選び方は、
オープンで政策本位であるべきだと思います。
われわれが「新しい総裁選を実現する会」をつくったのは、
オープンで政策本位の自民党総裁選を実現するためです。
民主党内でも同じような動きがあると、
日本の政治は活性化すると思います。

|

« 相対化する国家主権 | トップページ | 自衛隊のアフガン派遣断念 »