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2009年1月14日 (水)

造反予防と造反への寛容

自民党内の中堅・若手グループの一部が、造反するんじゃないか、
という山場がいくつか予想されている様子です。

マスコミ関係者の読みとしては、
第一のポイントは、定額給付金を含む補正予算
第二のポイントは、道路特定財源の一般財源化
第三のポイントは、政府の中期プログラム(消費税増税明記)
といったところのようです。

第一のポイントだった昨日の採決では、松浪議員が造反しました。
第二のポイントの道路特定財源の一般財源化ついては党内に不満があります。
消費税増税を中期プログラムに明記するのも反発が多いです。

このところ重要な政策課題を決めるにあたって、
党内の自由な議論の場(=通称「平場の議論」)が持たれない場合が、
多いように感じています。
大事なことが、党の上層部だけで決められ、われわれヒラ議員は、
自分の意見を述べるチャンスもないというケースが多々あります。

平場の議論は、政策の問題点を事前に検討し、精度を高めるのに有効です。
また、言い方は悪いですが「ガス抜きの場」としても重要です。
民主主義というのは、最後は多数決になってしまうのも仕方ありません。
きちんと党内で議論をし、自分の意見を述べた上で決まったことなら、
自分の考えとは異なったとしても、やはり党の方針に従わなくてはいけない、
という意識が自然と出てきて、造反するのに罪悪感を覚えます。

郵政民営化の議論ときは、何十時間も平場の議論があった上でも、
あれだけ大勢の造反者が出てしまいました。
しかし、平場の議論もなく、自分の意見を表明する機会もなく、
いきなり「党議拘束だから従え」ということでは、納得いきません。
すると、造反することに罪悪感を覚えなくなってくるかもしれません。

党の執行部は造反者が出るのを恐れるのなら、平場の議論を積極的に行い、
異論・反論がどれだけ出ようとも、党内の活発な議論を心掛けるべきです。
それが党内民主主義だと思います。
議員内閣制は政党政治が前提です。
健全な政党政治には、健全な党内論議が不可欠です。
平場の議論をもっとやれば、造反者が出る可能性はきっと減るはずです。

また、造反に対して寛容な姿勢も大事ではないかと思います。
党の方針に100%従うべきというのも極端だと思います。
党の方針と100%同じ考えの議員なんて、あまりいないと思います。
ときには一部の政策で党の方針に反することがあっても、
すぐに排除するのではなく、多様な意見を尊重するのも大事だと思います。
造反を出さない予防策、それから、造反に対する寛容さが必要だと思います。

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