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2009年7月10日 (金)

総選挙前にやるべきこと

いま麻生下ろしとか、都議選の勝敗とか、総裁選前倒しとか、
そういうことが話題の中心になっていますが、
私は総選挙前に明確にしなくてはいけないのは別のことだと思います。

それは、前回総選挙(郵政選挙)からこれまでの政策の総括であり、
今後の総選挙のマニフェストで訴える政策の方向性です。

私はずっと「政策本位の選挙」が大事だと主張してきました。
裏を返せば、誰が総裁かよりも、どんな政策かが重要だと思っています。
総裁を変えるか変えないかの議論よりも、どんな政策を麻生総裁が掲げるつもりか、
そしてその政策が国民の理解を得られ、日本の将来に役立つか、が重要です。

そのために明確にすべきポイントとしては、
1)郵政民営化をはじめこれまでの構造改革をどう評価するか?
(郵政民営化、政府系金融機関統廃合、独立行政法人改革等など)
2)公務員制度改革をはじめとする霞ヶ関改革をどうするか?
3)道州制を含めて地方分権をどうやって進めていくのか?
4)政治改革(一院制導入、国会議員定数削減、世襲制限等)をどうするか?
5)景気対策と経済成長戦略をどうするのか?
6)社会保障(年金、医療、子育て)をどうするのか? 
7)財源をどうするのか? 財政再建をどうするのか? 消費税をどうするのか?
8)外交・安全保障政策をどうするのか? 近隣国との関係をどうするのか?
など、ざっと考えただけでも、大きな方向性を示すべき事項はたくさんあります。

以上のポイントは詳細な検討には時間がかかるにしても、
目指すべき大きな方向性を示すには時間がかからないと思います。
マニフェスト選挙といっても数値だけが重要なわけではありませんし、
数値目標以上に重要なのは、大きな方向性(理念、ビジョン、戦略)です。

自民党は党が分裂しかねないような激しい議論になってもよいので、
少なくとも以上の8点については方針を明確に示すべきだと思います。
方向性を示さず、八方美人的なマニフェストでは、支持されません。
逆に方向性をしっかり示せば、敵も増えるかもしれませんが、味方も出てきます。
どっちの方向に向かっているかがわからない政党が、支持されるわけはありません。

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