2008年4月25日 (金)

国家戦略本部の過激な老人たち

自民党の国家戦略本部が、過激な提言案をまとめました。
自民党のベテラン議員を見直しました。
年齢だけで人を判断してはいけない、とつくづく思います。

この提言は「国家戦略本部」の「国家ビジョン策定委員会」で発表され、
マスコミにもその内容が公開されています。
国家戦略本部は、福田総裁が本部長、事務局長は杉浦政健元法務大臣、
政治体制改革プロジェクトチームの座長は奥野信亮代議士です。
杉浦事務局長は当選6回、昭和9年生まれで70歳以上のベテラン。
奥野座長も60歳代中盤のベテランです。
こういう自民党のベテラン議員の皆さんが、
我われ若手議員よりも過激な改革案を提案しているのが、
驚くと同時に、救われる思いです。

脱官僚主導、道州制国家への移行、国会改革について、
予想以上に大胆な改革を提案しています。
あまりの過激さに参議院自民党が大反発し、報告書案の一部のページが、
会議の直前に削除され、白抜きのページになっています。

例えば、我われの「国民本意の政治を実現する会」などで議論して、
国会議員の定数削減案を考えていました。
我われの提言は「衆議院=300人、参議院=100人」という程度です。
それに対して自民党の過激な改革派老人たちの提言は、
我われよりもさらにスリムな「衆議院=200人、参議院=50人」です。
そりゃあ参議院自民党も大反発するでしょう。

自民党は追い詰められると、突然変異的に大転換を引っ張るリーダーが、
出てくるのかもしれません。
森内閣の低支持率を打破するために出てきた小泉総理もそうでした。

国家戦略会議の提言は、全21ページとかなり広範囲な改革をカバーし、
日本の統治機構全体を抜本改革する内容になっています。
ブログで紹介するには内容が多すぎるので詳細は省きますが、
この改革案を総選挙のマニフェストにすれば、
必ず国民の支持を得られると思います。

自民党の過激な老人たちの暴走気味の改革案に心から賛意と敬意を表し、
全面的にサポートして、党内議論を良い方向にもっていきたいと思います。

大切なのは肉体的な若さよりも、精神的な若さなのだと思います。
新人議員の中にも若いくせに役所の言いなり、利益誘導に奔走する議員もいます。
それに対して、70歳超の杉浦事務局長、60歳代中盤の奥野座長のお二人の
精神的な若さと頭のやわらかさ、勇気、想像力、構想力を見習いたいと思います。
我ながら「最近の若者はなってない」と自省しました。

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2008年3月28日 (金)

自民党参議院の凄み

やっと予算案が成立しました(21:05)。

予算案の成立より、びっくりしたのは、
自民党参議院の凄みです。

今日は衆議院本会議の直前に、
党所属議員全員参加の「両院議員総会」が開かれました。
総会の予定されていた議事が終わって、最後の最後で、
両院議員総会の会長(=参議院議員)が、
「他にご発言はありませんか?」と尋ねました。

するとすかさず丸山議員(弁護士)が手を挙げて、
大声で「ハイ!」と叫びます。
丸山議員は会長の目の前に座って、手を挙げています。
しかし、両院議員総会長は完全に無視しました。
あまりのことにあっけに取られました。

ふつう衆議院議員の総会である「代議士会」では、
たとえ新人議員であっても必ず発言を許されます。
ときには激しい執行部批判、ときには的外れな感情論、
ときには地方の首長選挙の報告、ときには冗談と、
代議士会では何でも自由に発言できます。

しかし、参議院議員が会長を務める両院議員総会では、
参議院の新人議員が発言を求めると、当然のように完全無視です。
参議院では自由に発言することさえ許されない、
たいへん規律の厳しい世界のようです。

ふだん参議院議員とは限られた交流しかなくて、
顔と名前の一致しない参議院議員がたくさんいます。
参議院の雰囲気は伝え聞くだけでしたが、
今日の事件で参議院自民党の雰囲気がわかって驚きました。
これが参議院自民党の閉鎖性と凄みだと思います。
参議院議員でなくてよかった・・・。怖い世界のようです。

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2008年2月26日 (火)

大統領制を見習う

韓国に新大統領が誕生し、政界では歓迎ムードです。
シャトル外交復活、北朝鮮の核放棄重視、日韓関係重視など、
日本にとっては好印象の政策が打ち出されています。

大統領制の国では就任式も立派で、政権入りの準備も入念です。
日本みたいにしょっちゅう首相が代わるようでは、
首相の就任式もあっさりしたものになるし、
首相になったときの準備をやる時間も取りにくいし、
任期が短いと息の長い大きな変革はやりにくいし、
首相と大臣がしょっちゅう代わってたら官僚主導になって当然です。

日本も大統領制的な議院内閣制を目指す必要があると思います。
具体的には、自民党総裁(または民主党代表)の任期と、
総選挙(衆議院選挙)の期間をできるだけ一致させ、
(自民党総裁任期)≒(首相任期)≒(衆議院議員任期)
という慣例をつくれれば良いと思います。

総選挙と総選挙の間が3年超くらいなので、
自民党総裁(または民主党代表)任期もそれに近づけます。
そして、なるべく総選挙の直前に総裁選をやるようにして、
(総裁選政権構想)≒(自民党マニフェスト)にすると良いでしょう。

1年とか2年とか短い期間で総理・総裁が頻繁に交代するのは、
基本的に望ましくありません(病気等の事情がない限り)。
その代わり3年程度の長期間にわたって総理・総裁の座にいる人は、
相当厳しい基準と適切なプロセスを経て選ばれるべきです。
総裁選のやり方を大幅に変更し、総裁選をもっと重視すべきです。
政治主導の王道は内閣主導であり、
そのために政治のトップ、内閣のトップの選び方から変革すべきです。

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2008年2月14日 (木)

世界一の政党をつくる!

私が事務局をつとめる「国民本位の政治を実現する会」では、
次の勉強会のテーマとして党改革を取り上げることにしました。

それも民主党とのコップの中の争いに勝てる政党ではなく、
世界ナンバー1の政党を目指す改革案を考えます。

議院内閣制・議会制民主主義の国では、政党の役割は重要です。
国際競争力のある政治家をつくり、
国際競争力のある政策を実現するには、
国際競争力のある政党をつくらなくてはいけません。

他の先進国の政党のガバナンスを勉強しながら、
国民の信頼を得つつ、すぐれた政策を立案し、かつ、
結果として、選挙にも強い自民党をつくる方法を考えます。

不透明な政策形成の仕組み、密室での意思決定、
異常に多い世襲議員など、自民党の悪弊をなくす改革を考え、
実行していきたいと思います。

我われの会で考える自民党改革案を取り入れてくれる人を、
総裁候補にかつげたらいいな、と私個人は思っています。

国会改革は超党派有志で、党改革は若手有志で、
しっかりじっくり取り組んでいきたいと思います。

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2008年1月21日 (月)

党改革実行本部の総会

本会議後、党改革実行本部の総会に出ました。
今年初総会ということで自由に意見を言う機会があり、
以下の2点を提案しました。

1.総裁選の充実化(アメリカ大統領予備選化)
いまアメリカ大統領選の予備選が行われていますが、
あんな風に盛り上がる総裁選にする工夫が必要。
総裁候補が長期にわたって激しい政策論争を戦わせ、
それに党員が積極的に参加できる体制をつくるべき。

2.マニフェストづくりのプロセスの改善
マニフェストづくりのプロセスを明確化・透明化する。
党員や各種友好団体の意見を取り入れつつ、
明確なビジョンや理念のもとにトップダウンで、
政権構想を作り上げていくプロセスを整備すべき。
各部会や各役所から上がってくる施策を、
単純にホッチキスどめするのではなく、
総合的・体系的な政権公約をつくれる体制を整える。
そのためには党のシンクタンクの強化が必要。

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2007年12月14日 (金)

おもしろ議連ベスト5

永田町にはいろんな議員連盟(通称「議連」)があります。
最近になって「醤油振興議連」のお誘いがありました。
醤油の振興のために、どんな活動をするんだろう?
興味はありますが、毎月500円の会費が痛いので加入しません。

だいたい議連の会費は、月に500円から1000円位が標準です。
高いものは、月1万円(年間12万円!)というのもあります。
油断してたくさん議連に入ると、給与天引きで結構な額になります。
元首相の某氏は議連に200以上入っていて、
議連の会費を給与天引きにして、さらに税金や党への上納金を差し引くと、
手取りが赤字になっていたそうです。
ある先輩議員から給与明細を見せられて、
「オレの給料、手取りで20万しかないんだけどなんでだ?」と
尋ねられたことがありました。
給料からの天引きのリストをよく見ると、議連にたくさん入っていて、
議連会費の天引き分がかなりあり、それも一因でした。

そんな議連ですが、けっこうおもしろいのもあります。
山内康一が選ぶおもしろい議連ベスト5は以下のとおりです。

1)ハクション議員連盟
⇒「ハクション議連」は愛称です。正式には「花粉症等アレルギー症対策議連」。
 活動内容はいたってまじめな花粉症対策です。花粉症の議員が多数参加。

2)しいたけ等振興議連
⇒ひらがながおしゃれです。「等」ってなんでしょう? マツタケも入るのか?

3)こんにゃく対策議員懇談会
⇒「こんにゃくの日」の5月29日に総会が開催されます。群馬県の議員中心。

4)街の酒屋さんを守る国会議員の会
⇒わかりやすいネーミングが良いですね。

5)醤油振興議連
⇒しぶい。キッコーマンの地元の議員が設立したのでしょうか?

自民党がいかにきめ細かく政策課題や産業振興に取り組んでいるか、
よくおわかりいただけるのではないでしょうか。
自民党には、醤油振興のプロとか、しいたけ振興のプロとか、国際NGO振興のプロとか、
いろんな専門性のある議員がいて、いろんな議連や小委員会、調査会をやってます。
三百人以上も国会議員がいれば、いろんな経験や知識をもった人がいます。
この幅の広さ、懐の深さが、自民党の強みだと思います。

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2007年12月 4日 (火)

党内タテ割りの弊害

今朝は経済協力に関する党の会議が、
同じような時間帯にふたつありました。

ひとつは「司法制度調査会」といって、
主に法務に関心のある議員が集まる会議です。
しかし、今日の議題は「国際化社会に対応する司法・法務」で、
途上国に対する法曹分野の支援について議論しました。
内容的にはベトナムや中央アジア諸国に対する法整備支援で、
外務省やJICAも直接関係しています。

もうひとつは「対外経済協力特別委員会」といって、
主に外交に関心のある議員が集まる会議です。
今日の議題は、国際機関の邦人職員増加策、
新JICA統合作業の進捗状況などを議論しました。

どちらも外交・ODAに関わる会ですが、
党内の担当者が、外交畑と法務畑に分かれているので、
時間調整を考えなかったようです。

司法制度調査会が8時から9時まで、
対外経済協力特別委員会が8時半から9時半までです。
どちらも出たい議員は何人もいるはずですが、
物理的に両方は出られない状況になります。

タテ割り行政の弊害を批判する前に、
党内のタテ割りを解消しなくていけないと思いました。
党内の組織改革も手をつけたいテーマのひとつです。

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2007年10月11日 (木)

北川正恭先生の勉強会

私が事務局を務める「国民本位の政治を実現する会」で、
昨日北川正恭先生をお招きして勉強会を開催しました。
テーマは「マニフェスト政治の実現に向けて」でした。
自民党の若手議員20名ほどに加えて、
オブザーバーで自民党シンクタンクの鈴木事務局長や、
政治学者や某雑誌の編集長も加わってもらいました。

北川正恭先生は、改革派知事の代表として有名で、
マニフェスト運動を先頭に立って推進してきた熱血漢です。
気さくで誠実な人柄、シャープな頭脳、揺るがぬ信念、熱い思いを兼ね備え、
政治の世界の大先輩としてとても尊敬できる方でした。

国民本位の政治は、政策本位の政治(と選挙)であり、
マニフェスト政治(と選挙)の実現が不可欠であること。
マニフェストを軸に体系的で一貫した政策を訴えた候補者が、
選挙にも強いことが現地調査で証明されたこと。
良いマニフェストの条件、マニフェスト政治の実現に向けた政党改革等。
たいへん興味深いテーマについて1時間講義をしていただき、
その後、出席者の間で質疑と意見交換を行いました。

とても充実した勉強会でした。
その後、数名の新人議員で居酒屋に行き、議論を続きをしました。
この勉強会で議論し、提案したことを、実現していきたいと思います。

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2007年8月29日 (水)

自民党再興は時代に逆行

麻生新幹事長が就任時の記者会館で強調したのは、
「(小泉前首相に)ぶっ壊された自民党の再興」でした。

自民党の「再興」が何を意味するのか明らかではないものの、
むかしの自民党の支持基盤を復旧するおつもりだとすれば、
時代に逆行するもので、実現不可能です。

必要なのは新生自民党の創造です。
むかしの古き良き自民党に戻そうにも、
経済的・社会的な環境がそれを許しません。

公共事業のバラマキは財政的に望ましくなく、
中選挙区的な個人後援会や業界団体頼みの選挙は、
むかしほどは有効でなくなりました。

小選挙区制度時代にふさわしい新しい自民党を創るのが、
新しい幹事長に求められる重要な仕事です。
政党中心の選挙、首相選択の場としての衆院選、政権公約重視の選挙に
常に勝てる体制をつくるのが幹事長の仕事です。
開かれた政党・国民参加型政党へと脱皮し、
個人後援会中心の「自分党」から脱却しなくてはいけません。
利益の政治から、理念の政治への転換を図るのが、
いまの自民党に求められる課題です。

むかしの利益誘導政治の時代の自民党に戻すことが、
「自民党の再興」であるとするならば、
その流れには全力で立ち向かいます。

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2007年8月 3日 (金)

内閣改造:挙党一致の危機

内閣改造が安倍政権の出直しに向けて、
重要なシグナルになるでしょう。

昔ながらの「挙党一致」といった合言葉に乗って、
派閥均衡人事を復活させたら、即アウトです。
国民の理解を得られるはずがありません。

また、麻生大臣が、内閣改造・党役員人事に関し、
「重厚さのある人を配していく必要がある」と述べています。
しかし、安倍政権で失言や事務所費問題で批判された大臣は、
けっこうベテランぞろいでした。
赤城大臣も実年齢は若くても、当選6回で政界年齢では重厚です。
当選回数至上主義に戻ってしまっては、
小泉以前に逆戻りというイメージを持たれると思います。

内閣改造・党役員人事にあたっては、
派閥均衡と当選回数至上主義は忘れ、
実力本位の思い切った登用をすべきです。
民間人の大臣もよいのではないでしょうか。

また、副大臣や政務官人事でも派閥割振りをやめるべきです。

安倍政権の再生のため、フレッシュで突破力のある内閣を
つくって頂きたいと思います。

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2007年8月 2日 (木)

自民惨敗(3):参院選総括委員会

自民党に参院選総括委員会が設置されました。
当然のことです。
しかし、その委員は参院選の実務を担った幹部ばかり。
当事者が総括しても、生ぬるい総括しかできないでしょう。

政策評価でもそうですが、
当事者による自己評価だけでは不十分で、
やはり利害関係のない第三者評価も必要です。

党の幹部ではなく、ヒラ議員(特に若手議員)や、
落選してしまった候補者を中心に、
総括委員会を構成すべきです。

参院選総括委員会からして、本気度が低いと、
自民党は再生できません。

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2007年6月 3日 (日)

自民党神奈川県連の改革スタート

昨日、自民党神奈川県連の役員会があり、
新しい県連会長に菅代議士(総務大臣)が就任しました。
それを受け、菅新会長に対して、新人国会議員8名の連名で、
県連改革の提言を提出しました。

われわれの県連改革提言では、
よりオープンな自民党神奈川県をつくり、
政策策定や意思決定のプロセスをガラス張りにし、
より多くの県民の皆さまの理解と支持を得られる体制を築くこと、
を提唱しています。

菅会長は趣旨に賛同し、
プロジェクトチームをつくるよう指示しました。
神奈川新聞の記述を借りれば、菅会長は
「市民グループや女性など多くの国民の想いをしっかり受け止め、
政策に反映していきたい。」と述べました。

私に対しては、菅会長は、
「女性やNPOの声を聞くことを重視したい。」
とはっきりおっしゃいました。
現職の総務大臣が「NPOの声を聞く」
と明言しているのです。
自民党もだいぶ変わってきていると思います。
業界団体や役所、組合のことしか頭にない政党に未来はありません。
もっと国民の声、市民団体の声にしっかりと耳を傾け、
オープンで公正かつ寛容な社会をつくっていく政党にしなくてはいけません。

NPO出身の私にできることが、
たくさんあると思います。
しっかり自民党改革に取り組んでいきたいと思います。

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2007年3月29日 (木)

文化人類学的考察の必要性

今朝の外交部会は、アジア各国に駐在する大使との
意見交換会でした。

自民党の政調会長から挨拶があり、
返礼に政府側の外務副大臣から挨拶がありました。
どっちも自民党議員なのに、
党の代表と政府の代表でエール交換があって会が始まります。
ある意味、不思議な儀礼です。
この儀礼に時間をかけるのが政界のマナーなのかもしれませんが、
私などはさっさと本題に入った方が時間を有効に使えるのに、
冷静に考えてしまいます。

自民党も国会もいろんな不文律や慣習があり、
それをマスターすると、「国対族」になれます。
また、なんども役所から「レク」(=法案や予算の事前説明)を受け、
自民党の部会で役所が作った「ご発言要領」と題したペーパーを、
感情を込めて上手に朗読できるようになると、
めでたく「族議員」の仲間入りです。

一流の族議員になるためには、「国民のため」とか、
「一時の人気取りのポピュリズムに流されることなく」とか、
いろんな枕詞を連ねた上で、
うまく役所の権益を守ることができないといけません。

アフリカや大洋州の部族社会を研究している文化人類学者が、
永田町の慣習や儀礼を研究してみるとおもしろいかもしれません。
「東アフリカのヌアー族と自民党農林族の比較研究」とか、
誰かやってみてほしいものです。

儀礼や不文律、慣習に捉われず、
世間の常識に照らして、
当たり前のことを当たり前に実行していく、
それが改革の第一歩なのかもしれません。

また、河野太郎先生が言っていることですが、
「族議員」と「政策通」とは異なります。
特定の政策課題について専門性が強く、
役所とはケースバイケースの淡い付き合いを保ち、
ある政策では役所と戦い、
他のある政策では役所と連携協力できる、
それが「政策通」の政治家だと思います。

「族議員」にならず、
「政策通」の政治家になりたいものです。

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2007年3月10日 (土)

衛藤氏の復党決定

郵政造反組で落選した衛藤氏の復党が決まりました。

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2007年2月24日 (土)

再び復党問題・・・

また郵政造反・落選組の復党が話題になりつつあります。
すでに「落選組の復党は参院選後に先送り」で
決着がついたハズと思っていたのですが、
ここに来て参院選出馬のための復党を容認する方向で検討が始まったようです。

いったん決めたことを覆すだけでも「また、ブレた」と評価され、
イメージダウンにつながりかねません。
しかもこのタイミングで復党させるきっかけとして、
「衛藤氏は個人的な関係を活用して首相側に直談判し、巻き返したようだ」とも報道されています(2月24日付日経朝刊)。

国民の目から見て「個人的な関係で、筋を曲げた」と
判断されれば、ますます信頼を失います。
ただでさえ安倍政権は、
「論功行賞人事」とか、「仲良し内閣」(Yahooの意識調査より)と言われ、
個人的な関係を重視しすぎるとの批判がつきまとっています。

個人的な感情と、公人としての立場のバランスが悪い、と
国民の多くは見ています。
自分に厳しく、人にやさしく、
身内に厳しく、他人に寛容に、
そんな姿勢が「美しい」と多くの日本人は感じます。
身内ひいきは美しくありません。

昨年の復党問題騒ぎで支持率を下げたので、
「もう十分下がったから、これ以下には下がるまい」という
判断があるのかもしれません。
しかし、今回のことで、さらに内閣支持率の底抜けにつながりかねません。
わが党の執行部には、凛とした対応を期待します。

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2007年2月20日 (火)

指導過剰が「指導力不足」に

今朝の読売新聞世論調査によれば、
安倍政権の支持率が下がっている最大の理由は、
総理の「指導力不足」だそうです。

総理の指導力が実際にあるかないかの議論は置くとして、
世間一般の人が「安倍さんは指導力が足りない」と見ている理由は、
「安倍さんに指導する人」が多すぎるからではないでしょうか。

派閥の親分である森元総理が事あるごとに、
安倍さんにああしろ、こうしろと指導しています。
参議院の青木会長や片山幹事長もいろいろ総理に注文をつけます。
彼らの助言に従った結果が、郵政造反組の復党であり、
安倍政権支持率低下のきっかけでした。

そして、中川幹事長の「忠誠心なき者は去れ」発言につながり、
党の幹部も安倍さんを守るためとは言え、
内閣・官邸に苦言を呈しています。
ベテランのえらい人たちの助言や苦言に耳を傾けた結果が、
いまの安倍総理の「指導力不足」批判へとつながっていると思います。

外野のベテラン勢の口出しは控えめにして、
党内の大勢が選んだ若い総理・総裁をしっかり支え、
安倍さんがリーダーシップを発揮しやすい環境を整えるのが大切だと思います。
国民が安倍さんに期待するものは、
若さに見合う新しい政策、
しがらみや既得権を断ち切った改革だと思います。

党内のベテランの声ではなく、
国民の声に耳を傾けて、
しっかり改革を進めていくことが、
安倍政権の支持率向上の唯一の方法です。

指導過剰をやめることが、
指導力発揮の第一歩です。

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2007年2月 7日 (水)

自民党は中国共産党的政党?!

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)主催の、
NGOと政府の連携についての対話集会がありました。
日本のNGO関係者と超党派の議員ら(UNHCR友好議員連盟)で議論しました。

議論の中身はNGOへの公的助成等についてで、
テクニカルな内容だったのでここで詳細は述べませんが、
他党の議員やNGO関係者に対して、
自民党の国際協力NGO小委員会の取り組みについて報告しました。
NGO支援策については自民党が一番先を行っているように思いました。

ところで、おもしろいと思ったのは別のことです。
他党の議員が「自民党は中国共産党みたいですね。」
という趣旨のことを冗談めかして言いました。

その意味するところは、
自民党には党内に○○部会や△△調査会、□□小委員会と言った組織が100以上あります。
それぞれが政府(行政府)とは異なる角度から、
政策課題について調査や議論を進め、
国の政策にかなりの影響力を及ぼしています。
そんな現状を茶化して言ったものです。

自民党の政務調査会の部会(例:外交部会、農林部会)は、
法案や予算の事前審査を通じて政府の政策決定に大きな影響力を持ちます。
私も党の国際協力NGO小委員会の事務局長をつとめ、
党としてのNGO政策の提言を取りまとめていますが、
その提言を外務省は無視できません。

ある学者は、政府(内閣)と与党の2つが並び立つ、
「双頭の鷲」的な権力構造だと言っています(記憶に基づくため、出展不明)。
大雑把に言うと、中国では例えば共産党の中央軍事委員会が、
国家(行政府)の中央軍事委員会と一体になっていて、
「党 イコール 国家」という体制になっています。

自民党の場合、国防部会というのがあって、
国防部会長と防衛大臣とが対等に近い形で議論します。
党の国防部会には政府から大臣や副大臣が説明にやってきます。
党の了承を得ないことには、防衛省は法案も予算も国会に提出できません。

この「双頭の鷲」システムには弊害もあります。
責任の所在が不明確になったり、
党内議論がオープンではないため国民の目から見えにくくなったり、
という問題があります。

他方、今日の超党派の議連の議論に比べると、
わが党の国際協力NGO小委員会の議論はレベルが高く、
提案も具体的で一歩先を行っていると思いました。
政策の詰め、政策の現実性、情報の蓄積ということに関しては、
まだまだ民主党の及ぶところではありません。
自民党の底力の源泉は、この「双頭の鷲」システムにあるのかもしれません。

「双頭の鷲」システムの弊害を除去し、
さらに政策立案能力を強化する方法を工夫していく必要があるようです。

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2007年1月19日 (金)

青木会長のアドバイス(?)

新聞報道によれば、参議院の青木会長が安倍総理に対して、
「内閣支持率は気にするな」とアドバイスしたそうです。
まったく理解に苦しむアドバイスです。

もちろん世論調査に振り回される必要はありませんが、
「支持率=国民の声」を気にしないのは、まさに昔の自民党体質です。
特に外交政策においては世論に引っ張られて失敗することも多いのですが、
現代においてこと内政に関しては世論の支持がきわめて重要だと思います。

参議院の選挙制度上、都市部の無党派層の票などいらない、
という発想なのだと思います。
東京や神奈川などの都市部は、中選挙区制です。
例えば、神奈川県の場合、3議席を争い、自民党は候補者を1人しか立てません。
したがって、そんなに苦労しなくても(=無党派層を取り込まなくても)、
自民党の基礎票だけで余裕で1人を当選させられるはずです。

他方、苦戦が予想される1人区は地方ばかりです。
地方で利益誘導政治を復活させることで、
地方で参院選挙に勝てる体制が取れるという読みなのかもしれません。
しかし、そんな時代ではありません。

高度経済成長期のようにパイが拡大し続ける時代なら、
利益分配政治的な発想で十分に選挙に勝ち続けることができました。
いまや国の借金が膨大な額に上り、
少子高齢化でパイが少なくなる時代です。
パイが小さくなれば、分け前が減る人が出てきます。

高瀬淳一氏がいう「不利益分配政治」の時代にすでに入っています。
痛みを伴う改革を地道に継続していかなくてはいけない時代です。
公務員の削減にしても、社会保障費の抑制にしても、
国民の理解を得て、納得してもらった上でないと実行できない政策です。
歳出削減を進めれば、公共サービスの水準が、
ある程度下がってくることを覚悟しなくてはいけません。

「不利益分配政治」の時代には、
国民の理解と支持が欠かせません。
利益配分政治の復活はすぐに限界が来ます。

内閣支持率の軽視は、自殺行為です。
目先の参院選はそれでよくても、
長期的には自民党政権崩壊への道につながります。
安倍総理には内閣支持率を意識しながら、
政治の舵取りをお願いしたいものです。

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2007年1月15日 (月)

塩崎官房長官との会食

塩崎官房長官他、2名の若手議員とお食事をしながら、
通常国会のこと、外交のこと、労働分野の改革のこと等、
ざっくばらんに議論しました。
塩崎さんは若手議員の声を聴くための会合をときどき持ってくれます。

私の場合、NGO職員としてインドネシアに駐在していたときに、
当時はまだ当選3回の中堅議員だった塩崎代議士と2日間行動をともにしたことがあります。
塩崎代議士は同僚の河野太郎代議士といっしょに東チモールの国際選挙監視団に参加し、
その帰り道でインドネシアのジャカルタにお越しになり、
我われのジャカルタのプロジェクトを視察されました。

私にとって、初めて身近に接した自民党の議員は、
塩崎さんと河野太郎さんでした。
自民党の若手議員はみんな塩崎さんや河野太郎さんみたいな人ばかりなのかと勘違いして、
神奈川県連の衆院選候補者公募に応募しました(無知とは恐ろしいものです・・・)。

塩崎さんは私のような若輩者が言うことでも、
真剣にメモを取りながら耳を傾けて下さいます。
外交、社会保障、教育など、思いつくままに愚見を申し上げ、
かなりスッキリしました。
私の提案や愚見のごくごく一部でも政府案に採用されればいいな、
と密かに願っています。

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2006年12月27日 (水)

安倍政権の行方

今日は取材の多い日で、テレビ局、新聞社、通信社の記者さんと会いました。
皆さんの共通の関心は、安倍政権の行方とそれに対する「改革加速議員連盟」のスタンスでした。
一部では、「改革加速議員連盟は反安倍グループではないか」
という疑念をもたれているようです。

他方、今日の読売新聞朝刊では、
「安倍と気脈を通じる棚橋泰文元科学技術相ら若手が中心となって
改革加速議員連盟を発足させた」と報道されており、
改革加速議員連盟が安倍総理寄りと見られています。

改革加速議員連盟のスタンスに対しては、いろんな見方が交錯しています。
実は改革加速議員連盟の関係者の間でも、認識にギャップがあるようです。

会長の棚橋代議士の考えを私なりに解釈すると、
1. とにかく改革を加速する。改革後退イメージを払拭し、思い切った改革を進める。
2. 党の改革、特に党内の意思決定プロセスの改革を進める。開かれた党運営を目指す。
3. 国会改革や政策提言(経済成長戦略、少子化対策、公教育再生等)について詳細はこれから議論する。
といった方針で改革加速議連の活動を進めていくことになると思います。

私の考えでは、改革加速議連は、
反安倍でもなく、親安倍でもなく、親改革グループです。
安倍総理が改革を進めるのであれば、最強の応援団になり、
改革を阻害する勢力と戦う尖兵となるべきグループだと思っています。

安倍政権が誕生してわずか3ヶ月ほどです。
わずかな間に日中・日韓の首脳会談を実現し、
教育基本法改正や防衛庁の省移行法案といった重要法案を通し、
道路特定財源の一般財源化では一定の前進を図り、
さらには税収自然増をバラマキ公共事業に回すことなく国債償還に回しました。
3ヶ月間で立派な功績だと思います。

タウンミーティングのやらせ問題や復党問題等で内閣支持率は下がりつつありますが、
これまでの功績を正当に評価し、
長い目で安倍政権の行方を見守る必要があると思います。
安倍政権の改革を側面からしっかりと支える改革加速議連でありたいと思います。

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2006年12月 5日 (火)

「復党問題を考える会」改め「国民本位の政治を考える会」

昨日、党紀委員会が開かれ、郵政造反議員の復党が決まりました。
党としての機関決定がなされた後になってまで、
復党反対運動を続ける理由はありません。

そこで「復党問題を考える会」改め
「国民本位の政治を考える会(仮称)」の設立に向け、
準備作業に入ることになりました。

今回の復党問題の中で、党の古い体質や不透明な意思決定のプロセスが明らかになりました。
今日開かれた「復党問題を考える会」の会合で、
いわば「党の体質改善」が急務である、という意見が多く出され、
あらたに「国民本位の政治を考える会(仮称)」に発展解消することとなりました。

具体的な活動内容、メンバー選定などはこれからですが、
とりあえず前向きに会を発展させていこうという意見で一致しました。
党改革に向けた息の長い活動を進めていくことを目指しています。

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2006年12月 3日 (日)

復党問題の後の問題

明日(12月4日)の党紀委員会で復党問題の最終結論が出され、
その後、安倍総裁の国民向けの説明が自民党HPにて公開される見込みです。

私も「復党問題を考える会」というのを立ち上げ、
復党反対の意思を強くアピールしてきました。

今の段階で復党を認めることは、
1) 国民・有権者の理解を得られないこと、
2) 小選挙区制の趣旨から言って総選挙の洗礼を受けない復党はおかしいこと、
3) 参院選対策としての復党は逆効果であり、安倍政権にとってダメージであること、
などを主張してきました。
いまでもその思いは変わっていません。

しかし、明日の党紀委員会で最終決着がついた後は、
これ以上復党反対を唱えるつもりはありません。
私も組織人として、組織のトップの最終判断には従うつもりです。
安倍総理の足を引っ張らないように、
復党問題による安倍総理のイメージダウンを最小限にできるように、
がんばっていかなくてはいけません。

郵政造反組の復党が決まった暁には、
個人としては復党組に何の恨みもないので、
個人攻撃をするつもりもまったくありません。
復党組の皆さんは「安倍総理に感謝している」といったコメントを出されていましたので、
安倍政権の改革路線加速に最大限の貢献をして頂きたいと思います。
例えば、目下の最大の懸案の道路特定財源の一般財源化でも、
復党組議員の皆さんが先頭に立って一般財源化に貢献してもらえれば、
国民の理解も得られるかもしれません。
復党組が族議員として改革阻害勢力になれば、
安倍政権の支持率はさらに低下するでしょう。

復党問題のせいで自民党の改革政党としてのイメージはかなり損なわれました。
自民党が古い談合体質・ばら撒き体質に戻ろうとしている、というイメージをもたれています。
安倍総理の強いリーダーシップのもとで、
税収自然増はなるべく国債の償還にあて、
道路特定財源の一般財源化、社会保険庁改革、公務員人件費の削減など、
改革を逆行させない、という強い姿勢を示すべきです。
特に安倍政権支持率が下がっている今こそ、
断固とした決意で改革を実行している姿を国民の皆さんに見せないといけません。

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2006年11月28日 (火)

「復党問題を考える会」設立総会

「復党問題を考える会」設立総会を開催しました。
昨日が復党問題の山場でした。

午前中に郵政造反議員から復党願が提出され、
その直後の12時すぎに党改革実行本部の緊急総会が開かれました。
その直後に安倍総裁が復党容認の方向で手続きを進めるようにとの指示を出しました。

いまさら「復党問題を考える会」をつくっても仕方がないという意見もありましたが、
安倍総裁の指示があったにせよ、まだ党紀委員会も開催されておらず、
まだ最終決定、正式決定には至っていません。

復党容認の動きは世論の反発を招いており、
党のダメージを軽減するためにも、
本会として提案・貢献できることがあると思っています。
また、復党を進めるにせよ、国民の理解を得られる形での復党手続きについて、
提言をすることは必要だと思います。

また、一部の幹事から、復党問題をきっかけに改革逆行の流れが出てこないか、
そして、国民の目から見て自民党が改革政党ではなくなったという印象をもたれないか、
という懸念が表明されました。
復党問題の議論だけではなく、改革の逆行を食い止めるための会、
あるいは、選挙制度や政党のあり方について議論する会にすべき、
といった意見も出ました。

とりあえず今日のところは、幹事長に対して、
(1) 党改革実行本部の平場の議論の機会をもう一度設けること、
(2) 昨日の党改革実行本部で20名以上の議員から復党反対の意見が出されたことに対する説明を聞きたいということ、
の2点を要望することにしました。

党にたて突くつもりはありません。
党のイメージダウンを防ぐためにも、
有権者の理解を得られる方法を模索したいと思います。

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2006年11月27日 (月)

復党に関する党改革実行本部総会

本日、党改革実行本部にて復党問題が話し合われました。

3時半からの会議なのに、本部から通知があったのは12時過ぎでした。
3~4時間前に突然連絡を受けて、会議に出られる議員はそんなにいないはずです。

特に地方の国会議員は、月曜日は地元活動しているのがふつうです。
議員があんまりいない日時を狙って会議を設定しているとしか思えません。
かなり強引なやり方でした。

しかし、そんなこともあろうかと、不測の事態に備えて、復党反対の議員にスタンバイをお願いしていました。
それが上手くいきてきました。

会議では23名の議員(執行部除く)が発言しましたが、
そのうち22名が復党反対でした(1名はどっちつかず)。
ヒラ議員の誰一人として復党に賛成しませんでした。
賛成意見は青木参院会長のみ。
こんな党内論議を経て、即座に復党ということにはできないと思います。

安倍総裁も復党容認の発言をしたようですが、
世論を敵にしないためには、今の段階で復党を認めるべきではありません。
安倍政権を守るためにも、安易な復党に走らないように最後の悪あがきをしたいと思います。

PS:昨日の東京新聞(朝刊)で臓器移植改正法案についての私のインタビュー記事が大きく、カラー写真入りで出ました。復党問題以外もがんばっております。

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2006年11月20日 (月)

復党反対運動で大忙し

新人議員中心に「復党問題を考える会」をつくり、
事務局長になったのですが、会長未定のため、
いつの間にか首謀者です。

記者会見に応じたり、
ペーパーをつくったり、
連絡調整の窓口になったりと、
バタバタと忙しくしています。

しかも先週の金曜日以来、風邪気味で頭はボーっとしているし、
喉の調子は悪いしで、たいへんな日々を送っています。

今日は会のメンバー10名と先輩議員3名(山本一太参院議員、山際大志郎代議士、柴山昌彦代議士)で中川幹事長に面談に行きました。
幹事長に対して、党の開かれた場で復党問題を議論する機会をつくってほしい、という要望を出してきました。

その後、ぶら下がり取材。
取材は、山本一太さんが5分ぐらい話し、
私が30秒くらい補足して終わりました。

夜にはJ-WAVE(FMラジオです)の「15ミニッツ」というコーナーで、
復党問題について話しました。
政治評論家の角谷浩一さんとの対談でした。
一応打合せがあったのですが、
しょっぱなから打合せにない質問が来て、
あせりました。

鼻はつまってるし、予期しない質問もあり、
2度ほど自分で何をしゃべっているのかわからなくなりました。
周囲で聞いていた人によれば、
それなりにわかりやすい説明で、
予想以上に思い切った発言が多かったそうです。
自分ではマイルドに話したつもりですが、
周囲の人によれば、かなり踏み込んだ発言だったようです。

そういえば、先日も某新聞社の記者さんから、
「山内さんって、かなり思い切ったことを言っていますが、
上から何か言われませんか?」と尋ねられたことがありました。
思い切ったことを言っているのに、
その自覚がないのは怖いものです。

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2006年11月 9日 (木)

復党反対キャンペーン中

いわゆる「郵政造反議員」の復党反対運動をやっています。
前からこのブログでも主張してきましたが、
参院選対策のために、現段階で無条件、一括の復党を認めるのに反対です。
とても有権者に説明がつかないと思います。

復党反対の議員で集まって運動を始めました。
造反議員と戦った議員(いわゆる「刺客候補」だった人)が前面に出ると、自分の選挙区の利害のために運動している印象を与えてしまいます。
そこで、造反議員と戦っていない議員が中心に運動をやっています。
なぜかその事務局になってしまいました。

復党反対運動は、いろんなところで批判を浴びます。
中選挙区時代のマインドの議員ほど、復党に抵抗感がないようです。
新人議員の復党反対運動は、
森元総理からもお叱りを受けています(気にしていませんが)。
また、新人議員の中にもいろいろ事情があって、
反対運動に協力できない人もいますし、
積極的に復党賛成の人もいます。

動けば動くほど、批判を浴び、傷つきます。
すでにけっこう嫌な思いもしました。
何もしなければ、傷つきません。
そもそも私は造反議員と戦っていないので、
直接的な影響はあまりありません(たぶん)。
しかし、やっぱり筋が通らない話しに対しては、
誰かが声を上げないといけないと思います。
何もしなければ傷つかないけれど、
何もしなければ何も変わりません。

むかしの自民党には戻らない、改革は後戻りさせない、
そういった姿勢を貫くためにも、
自民党は今の段階での安易な復党を許してはいけません。

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2006年10月31日 (火)

復党問題について行動開始

わが党では、郵政造反組の復党問題について、
具体的なアクションをとり始めることになり、
私も復党問題について考える若手議員の会の事務局を
手伝うことになりました。
郵政造反組の議員の方々には個人的には何の恨みも
ありませんが、即時・無条件・一括の復党を認めることは、
政党としての自殺行為だと思っています。

前にもこのブログで主張したとおり、
昨年の「郵政解散選挙」といわれる選挙戦で自民党公認候補
と戦った議員を、無原則に復党させては有権者に対して説明
がつきません。
郵政造反組の復党は、自民党が小泉改革以前の政党に逆戻り
する前兆と受け取られかねません。

もちろん未来永劫、党を出た人は戻るべきではない、
とは申しません。
しかし、今はそのタイミングではないと思います。
きちんとけじめをつけ、有権者に納得のいく説明をし、
タイミングを見計らった上での復党でないと、
国民の皆さんの理解は得られません。

私は現在、復党問題について同じ考えの議員の署名集め
を行っています。
新人議員だけでなく、参議院の山本一太議員や衆議院の
河野太郎議員等も賛同して、署名に協力してくれました。

先日あるテレビ番組を見ていたら、評論家やマスコミ関係者が
「小泉チルドレンなんてリストラしてしまえ。」
といった意見を言っていました。
しかし、復党問題は郵政造反組と戦った「刺客議員」の処遇が
本質ではありません。
有権者への説明責任の問題、小選挙区制のもとでの民意の
扱いの問題といった点が、一番重要なポイントだと思います。

また、郵政造反組の復党を巡る攻防戦は、小泉改革が
骨抜きになるか否かの分かれ目です。

今朝(10月31日)の朝日新聞のコラムによれば、
外国人投資家が復党問題に注視しているそうです。
復党問題の扱いが、安倍政権下で小泉改革の流れが
後退するか否かのバロメーターになっているようです。

改革を後退させないためにも、復党は慎重であるべきです。

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2006年10月24日 (火)

造反議員復党は是か非か?

今朝の新聞によると、造反議員復党へ調整が始まったようです。
私は今の段階で復党を認めるのは間違いだと思います。

自民党には自由党や新自由クラブから復党して、活躍している
先輩議員が何人もいます。
復党は絶対にダメだ、とは言いません。

しかし、以下の3点:
 1)タイミング(参院選前)の問題、
 2)原理原則と説明の問題、
 3)いわゆる"刺客議員"の処遇の問題
が解決されるまでは、無原則に復党を認めるのは政党としての
自殺行為です。

1)参院選前というタイミングの問題
今の段階で郵政造反組の復党を認めれば、あきらかに参院選
対策と見られます。
有権者から「去年の郵政解散はなんだったんだ?」というご批判
を受けます。
原理原則もなく、単なる目先の参院選対策で復党問題を議論する
のは間違いです。

2)原理原則と説明責任の果たし方
衆院の造反組は党の方針に逆らい、自民党の公認候補と戦った
わけです。よほどの理由がない限り、そして、党へのよほどの
貢献がない限り、復党をあっさり認めてはいけません。
そんなことをしたら、小選挙区制(二大政党制)の「政策論争型選挙」
は戦えません。
小選挙区制度の本質は、「政策で選ぶ。政党で選ぶ。」という点だと
思います。そして造反議員は、政策で自民党を出た人たちです。

中選挙区制度で選ばれた議員だったら、党を出たり入ったりしても
大きな支障はないと思います。
中選挙区時代の保守系候補は、政策で戦っているというよりも、
候補者の人柄や後援会組織で戦っていたという色彩が強いと
思います。中選挙区制で選出された議員が、自分の意思で党を
出たり入ったりしても、有権者もそれ程問題視しないはずです
(政党や政策で選んでないので)。
中選挙区時代のマインドで考えると、復党もごく自然な発想かも
しれません。

しかし、今議題になっているのは、小選挙区制で選ばれた議員
の復党問題です。
小選挙区制の政策論争型選挙戦において、一度は自民党の
政策に真っ向から反対した人たちです。
あっさり復党を認めては、有権者に説明がつきません。
造反議員の組織票は得られるかもしれませんが、無党派層の票
は大幅に失うでしょう(それも全国的に)。

参院選挙対策で造反議員の復党を進めていますが、そもそも
参院選挙対策として有効かどうか疑わしい気もします。
少なくとも都市部では参院選対策として逆効果でしょう。

3)いわゆる"刺客議員"の処遇の問題
いわゆる"刺客議員"が造反組の復党によって、 不利益を被る
ことはあってはなりません。
そんなことをすれば、"刺客"と揶揄されながらも、造反議員と
戦った新人議員や、その議員に投票して下さった有権者に対し
て、説明がつきません。
"刺客議員"を切り捨てるようなことになれば、自民党は何の
落ち度のない人間を切る捨てることになります。
郵政造反組の切り捨てには、政策的な大義名分がありました。
しかし、参院選対策のためだけに、造反組と戦った新人議員を
切り捨てるのには、何の大義名分もありません。
米国海兵隊は決して負傷者や戦死者の遺体を見捨てません。
命がけで戦った仲間を海兵隊は決して見捨てない、ということ
を全ての海兵隊員が確信しているからこそ、命がけで組織の
ため国のために戦えるのです。
「骨を拾う」ということは組織の存続のために非常に重要なこと
です。

もう一度整理すると、
造反議員を今の段階で無原則に復党させると:
【得るもの】
 造反議員の組織票
 守旧派抵抗勢力イメージ
 無原則な印象
【失うもの】
 無党派層の票
 改革政党のイメージ
 原理原則や大義

参院選後に造反議員の党への貢献度(参院選への貢献度)を
見た上で、いわゆる"刺客議員"の処遇もきちんと整理した上で、
また、以後は党の方針に従うという誓約のもとで、造反組の
復党を認めるか否かを判断すべきです。

民主党の小沢代表は、国民新党や社民党、新党大地等、
選挙に勝つためなら、政策などお構いなしで、どんな政党と
でも無原則に組むようです。
対するわが自民党は、原理原則に忠実な政党であるべきです。
自民党は原理原則に忠実にしっかりした政策を持ち、国民の
信頼を得られる正当を目指すべきです。

最大の参院選対策は、すぐれた政策をつくり実行すること、
そして、原理原則に忠実なわかりやすい政党を目指すこと、
ではないでしょうか。

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2006年10月 3日 (火)

Y・Sグループ入り(?)

私は無派閥ですが、あるグループに入りました。
その名は「Y・Sグループ」です。
もともとは山本一太参議院議員と世耕首相補佐官の
「Y・S懇談会」から派生し、世耕補佐官を応援する若手議員
グループのことです。

Y・Sグループには、名前の頭文字がYかSでないと入れません。
選考基準は頭文字に加え、若手議員であること、もしくは山本
一太議員の指名を受けた者です(そんな基準でいいのか?)。
もちろん“Y”ukari “S”ato議員も、ストライクゾーン真ん中の
メンバーです。

私は以前から党改革実行本部のシンクタンク部会で、世耕
さんと一緒に仕事をさせていただいていました。
政策コミュニケーションが重要である、という認識で世耕さん
とは意見が一致していました。

そんなわけで広報担当の世耕補佐官を応援することには大賛成
です。永田町のカラーに染まっていない強みをいかし、政策コミュ
ニケーションの確立のために知恵を絞ってがんばります。

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2006年9月26日 (火)

党役員人事=コミュニケーション重視戦略

安倍新体制の党役員人事は、予想外でした。
マスコミ関係者も嘆くほどの予想外振りでした。
中川秀直幹事長は予想通りでしたが、その他はすべて
私にとっても予想外。
言わば党人派をそろえた感じで、好印象です。

これからの改革の重要テーマは、行政改革、官のリストラです。
公務員削減、特別会計、公益法人、国有資産圧縮といった改革は、
すべて官僚機構の既得権に切り込んでいくことになります。
官僚とべったりの族議員ではなく、
民間的な発想のできる党人派的な政治家が必要です。

中川秀直幹事長は日本経済新聞社の元記者、
丹羽総務会長は読売新聞社の元記者、
中川昭一政調会長は元銀行員、
二階国対委員長は元県議、
石原幹事長代理は日テレの元記者等、
全員官僚上がりではありません。
また、党役員にマスコミ出身者を3名配するというのも、
民意を汲み取り、政策を国民にわかりやすく説明して
いくためには良い手かもしれません。

今は密室政治が通用しなくなり、
説明責任を果たすことが重要な時代です。
これからの政治は一方的な広報活動・宣伝活動ではなく、
双方向の「政策コミュニケーション」こそ重要です。
はやりの言葉で表現すれば、「Web 2.0」時代に突入しつつある
現在、「みんなの意見は案外正しい」という認識に立って、
官僚主導ではなく、多くの人の意見・英知を集約した政治
(政策形成)を行っていくことが必要です。

*ご参考:「『みんなの意見』は案外正しい」
       ジェームズ・スロィッキー著、角川書店、2006年

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2006年9月20日 (水)

安倍新総裁誕生!

ついさっき自民党の総裁選の投開票が行われ、
安倍新総裁が誕生しました。
予想以上に麻生陣営、谷垣陣営が健闘しましが、
それでもやっぱり安倍氏の圧勝でした。

新しい総裁に期待すること:

1)派閥人事はやめる。
閣僚はもちろん、副大臣や政務官も含めて、派閥にポストを
割振るのはやめてほしいものです。

2)予想以上に大胆な改革プランを提示する。
マスコミや永田町の関係者は、
「安倍さんは小泉さんほど思い切ったことはしないだろう」
と予測している印象を受けます。
予想を大幅に上回るような思い切った改革のプランを
提示してほしいものです。

3)政治の意思決定・政策形成のプロセスの透明化を図る。
外から見てわかりやすい政治を目指し、
派閥の長老なんか無視して、
開かれた議論に基づく意思決定・政策形成を
お願いしたいものです。

改革、加速。
小泉改革は未完だと思います。

格差拡大を言い訳にして、 ばらまき行政や大きな政府路線
の復活を許してはいけません。
改革を後退させてはいけません。

格差是正は大切ですが、
そのためにも民間主導の経済成長が必要です。
安全や環境に配慮しつつも、 公正な競争がなされる
条件を整備すべきです。

そして格差対策というより、
貧困対策に本腰を入れるべきです。
金持ちの足をひっぱることで格差を縮める政策ではなく、
貧困層の所得を引き上げることで格差拡大を防ぐべきです。
トップを引きずり落とすのではなく、
ボトムをアップする政策を目指すべきです。

格差の拡大と固定化を防ぐためにも、
公正な競争がなされ、
再チャレンジできる環境を整備することが大切です。

そして再チャレンジする人をサポートする仕組みを整備しましょう。

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2006年9月19日 (火)

朝の駅頭演説@渋谷

今朝は再チャレンジ議連の安倍候補応援の街頭演説を渋谷ハチ公前で
行いました。
昼間や夜のハチ公前に比べれば、思ったより朝の渋谷駅は人が多く
ありませんでした。
山本一太遊説隊長が司会進行で、菅代議士、小林参議院議員、片山代議士、
私の5名でリレー演説でした。
私は5分ほどの短い演説を2回やりました。いつもよりは幾分楽でした。

一方、私のいつもの選挙区での演説は、区内の駅でだいたい7時頃から
8時半頃まで約1時間半演説しています。
暑い日なんて、後半の30~40分はあまり頭が動いていません。
長い話をしてもずっと立ち止まって聞く人はいないので、
だいたい5分前後の話をリピートしています。

これまでに取り上げたテーマは、
― パキスタンの地震災害とODA、
― 北朝鮮の人権・拉致問題、
― 公務員制度改革、
― 政策評価、
― 北朝鮮ミサイル問題、
― 自民党の党改革、
― ソフトパワー外交など。

振り返ってみると、けっこうマニアックなテーマが多いかもしれません。
新聞に解説が詳しく書いてあるような一般的なテーマではなく、
自分の強みをいかせる分野を取り上げようと心がけていたら、
結果的に上記のようなものが多くなりました。

外交、ODA、公共政策・公共経営などに関しては、自賛ながら私ならでは
の内容をお話しているつもりです。耳を傾けて下さる方には、それに見合う
価値をお伝えできるよう心がけています。

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2006年9月14日 (木)

造反議員の復党問題

新聞報道等を見ると、郵政造反議員を復党させるべき、
という党内世論が形成されつつあるように感じます。
私は今の段階で造反議員の復党を認めるのは、
大きな間違いだと思います。

自民党には自由党や新自由クラブから復党して、
活躍している先輩議員は何人もいます。
そういう意味では復党は絶対にダメだ、とは言いません。
しかし、今の段階で郵政造反組の復党を認めれば、
あきらかに参院選対策と見なされ、
「去年の郵政解散はなんだったんだ?」
というご批判を有権者から受けると思います。
原理原則もなく、単なる参院選対策で復党問題を議論する
のは間違いです。
ある一定の基準を決めて、それをクリアした造反議員のみ
参院選後に復党を認める、といった対応が必要だと思います。

衆院の造反組は、自民党の公認候補と戦ったわけです。
自民党の政策に反対して小選挙区で戦った相手を、
目先の参院選対策のためだけに無原則に復党させては、
何のために“非情”だの、“冷酷”だのと批判されながら、
無理をして対立候補を擁立したのかわからなくなります。

また、“刺客”と揶揄されながらも造反議員と戦った新人
議員や、その議員に投票して下さった有権者に対しても、
説明が出来なくなります。

郵政造反組の議員は、己の信念を貫いて自民党公認候補と
戦い、自民党からは切り捨てられたのかもしれませんが、
少なくとも自分の信念と名誉を守ることはできました。
結果的に有権者の信任を得て当選した方も多いわけです。

しかし、郵政造反組と戦って当選した新人議員が、
造反組を復党させることで不利益をこうむることがあれば、
自民党は何の落ち度のない人間を切る捨てることになります。
そのような切り捨てを行うようであれば、国民の信頼を失うこと
になるのは明らかです。

郵政造反組の切り捨てには、政策的な大義名分がありました。
しかし、参院選対策のためだけに、造反組と戦った新人議員を
切り捨てるのには、何の大義名分もありません。

一般社会と同じく、政治の世界にも建前と本音がありますが、
建前(大義名分)を疎かにするのは堕落への第一歩だと思います。
たとえ建前でも、大義を主張し続けていれば、
「言葉の自己実現性」みたいな効果が表れると思います。
大義も呪文のように唱え続けていればそれが本音となり、
周囲の行動変容を促すのだと思います。

原理原則に忠実に、大義を言い続けることが、大切だと思います。
原理原則に忠実に行動することが信頼につながり、
それが選挙結果にも反映されると思います。

民主党の小沢代表のいわゆる「どぶ板」重視の選挙戦略に対しては、
我が党は政策の質と政策実施能力で勝負すべきだと思います。
造反議員の復党を無原則に認めれば、
目先の造反議員票は得られても、
無党派層の票を大幅に失うことになりかねません。

造反議員の復党問題には、慎重な対応が必要です。

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2006年9月 9日 (土)

アキバで総裁候補の演説会に参加

いよいよ自民党総裁選の決戦が始まりました
(すでに勝負が着いているという声もありますが)。
このところ総裁選で忙しく、
寝る間を惜しんで仕事をしています。

今日は秋葉原駅前で総裁候補の3名が街頭演説会を開催し、
それを聞きに行ってきました。
手伝うつもりで行きましたが、
残念ながら手伝うことがありませんでした。

秋葉原の駅頭での一番人気は、
やっぱり麻生太郎さんでした。
麻生さんのマンガ好きはさすがです。
演説の内容も「キャプテン翼」という日本のサッカーマンガが、
いかに中近東諸国で人気があるか、という話題から始まりました。
アキバ系には一番人気です。
3人の候補者の中で一番携帯写メールを撮られていたのが、
麻生太郎さんだったように感じました。
アキバで総裁選をやったら、安倍さんと麻生さんはいい勝負になりそうでした。
おもしろさで言えば、3人の候補の中で麻生さんが一番でした。

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2006年8月27日 (日)

模擬総裁選の結果:やはり・・・

小さな会合で参加者の皆さんにご協力いただいて、
自民党総裁選の模擬投票を行ないました。
参加者の多くは自民党員で、
そうでない人も自民党支持です(=のはずです)。

結果は、
 1)安倍さん 18票
 2)麻生さん  6票
 3)河野さん  2票
 4)谷垣さん  1票
 5)鳩山さん  0票
というもの。

やっぱり安倍人気はうちの地元でも圧倒的です。

続くのは麻生さんでけっこう人気がありました。
麻生さんは玄人好みだと思うのですが、一般の方の
間でも意外と人気があって驚きました。

谷垣さんは全有権者対象であれば、もっと数字が伸びる
のでしょうが、自民党支持者の間だとそれほど伸びません。

河野さんと鳩山さんは予想通りですが、河野太郎さん支持
は全国平均よりうちの地元では多いのかもしれません。
特に関東ブロック大会で河野さんの演説を聴いた人で、
河野太郎支持になった人もいたようです。

こうして見ると、やっぱり安倍さんでしょうか。
地元後援者の意志は軽くは扱えません。

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2006年8月25日 (金)

自民党ブロック大会の感想(3)河野太郎氏編

総裁選出馬を公式表明しながら、
ずっとマスコミに泡沫候補扱いされてきた河野太郎氏。
推薦人が20名集まる見込みは薄いようですが、
言っていることは筋が通っているところが多いと思います。

5名の総裁候補中で一番拍手喝さいが多かったと思いました。
もちろん河野太郎氏は神奈川県選出なので、地元後援会が
大挙してブロック大会に来ていた、と言う事情はあります。
しかし、5千名の参加者のうち、河野氏の地元関係者は
おそらく百名程度だと思います。

神奈川県内の18選挙区には、各80名分の入場券が配布
されていました。河野氏の地元後援者だけであの大喝さいは
不可能だったと思います。
意外に党員の反応も良かったと思います。
うちの地元の自民党組織の長老も、
「河野太郎、意外といーじゃねーか。」
と素直に感心していました。

主張は年金・社会保険庁、原子力発電、政治主導など。
特に基礎年金を税負担方式にして、最低限の年金を国で
保障し、社会保険庁は廃止にする、という部分が特に参加者
の反応が良かったように思います。
原子力政策についての主張がマニアックすぎる嫌いはあり
ましたが、役人主導ではなく、政治主導を目指している点は
共感できます。
また、推薦人が20名必要であるといった、
総裁選の仕組み自体にも批判を向けていました。

河野太郎さんはやっぱりスピーチが上手です。
私の恩師の大学教授が、どこかの国際会議で河野太郎さんの
スピーチを聴いて、
「河野太郎は英語のスピーチが抜群にうまい。
日本語より英語の方がうまい。
それにお父さんより息子の方が出来がいい。」
と言っていました。
でも実際聴いてみると日本語のスピーチも上手です。
お父さんの洋平議長は、自民党総裁にはなったけれど、総理
にはなっていません。「お父さんより出来がいい」ということは、
総理としての素質十分ということかもしれません。

今回の総裁選は無理そうですが、
未来の総理大臣として期待したいです。

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2006年8月24日 (木)

自民党ブロック大会の感想(2)麻生氏編

麻生太郎さんのブロック大会での所信表明、
プラス、議員会館に届けられた麻生選対パンフレットの感想は、
一言でいうと、「意外と良い」というものです(失礼ですが)。
予想以上に麻生太郎さんの政策提言は、共感できました。
以前は外交についてもタカ派イメージが強かったのですが、
戦略的外交とでも言えるような現実的なアプローチで好感が
持てました。

政権構想パンフレットは、とてもいい出来。
タイトルは「日本の底力」です。
豊かさを実感できる社会、活力ある高齢社会、安心できる社会、
などをテーマに、わかりやすく麻生氏のビジョンが書いてあります。
成長重視の楽観主義者、「攻めの麻生太郎」といった印象を受け
ます。
社会全体になんとなく不安感が充満しているような今日の日本
には、楽観的なリーダーが似合うかもしれません。
社会の雰囲気が内向きの偏狭なナショナリズムや全体主義に
走らないように、麻生さんみたいな明るく前向きな首相に日本を
明るくしてほしいとも思います。

国会改革や党改革、政治主導の確立についての提言もなかなか。
一般の市民の皆さんにはなじみのないテーマですが、国会議員
になってみて国会の委員会運営や党の政務調査会のあり方に
疑問を持つようになりました。
麻生さんの国会や党の改革についてのアイデアも良いと思いました。
地味ですが、国会改革と党改革を主張している点に共感できます。

麻生さんは直接お会いすると、とても魅力的な方です。
マスコミ報道のイメージよりも、実物(?)の方がずっと魅力的です。
麻生さんと長く接している人は、みんな麻生ファンになると思います。

麻生さんも総裁・総理になって頂きたい方の一人です。

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2006年8月22日 (火)

自民党ブロック大会の感想(1)鳩山氏編

自民党ブロック大会の感想(1)と題して、
シリーズ化してみようかと思います。
8月22日横浜で開催された関東ブロック大会で、
総裁候補5名の所信表明を聞きました。
インパクトのあった順にコメントしたいと思います。

トップバッターは鳩山邦夫代議士。
「えっ、鳩山さんが総裁候補?」という方も多いと思います。
実は私も・・・。
鳩山さんは環境問題一点突破型の公約でしたが、
意外と(そう言っては失礼ですが)共感できる内容でした。
総裁選で環境問題なんて想像もできない、
という人も多いでしょう(私もそうでした)。

鳩山さんの主張は、
今のままでは30年後には地球環境の悪化で、
文明的な生活が営めなくなる、
今のうちに手を打たなければ、というもの。
地球温暖化、大気汚染の悪化、酸性雨(特に中国の酸性雨)、
環境ホルモン、化石燃料の枯渇など等、
今すぐに対策を採らなければ、
我々の子どもの世代が生きていけない、という主張。
自然との共生こそ大切。
そのとおりだと思います。

そのためには環境税の本格導入が必要、
という主張もありました。
私も財政中立的な環境税導入に大賛成です。
財政中立的というのは、
環境税で増税する代わりに、
消費税や所得税などを減税する、
ということです。
環境税を賦課することで、
炭素やゴミの排出を減らすインセンティブをつくり、
市場原理に基づいて環境悪化を食い止める
ことができます。
また、環境に優しい製造工程や製品こそが
市場競争力を持つようになります。
環境税はこそが21世紀にふさわしい税制だと思います。
そういう意味で鳩山さんの主張には共感できます。

しかし、総裁候補の政権構想にしては、
環境問題に特化しすぎている嫌いがあって、
総裁候補として一票を投じる気にはなりません。
しかし、総裁選に環境問題を持ち込んだことには、
心から敬意を表したいと思います。

鳩山さんのご健闘を祈りたいと思います。

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2006年8月19日 (土)

安倍選対の発足!

今朝の新聞によれば、
派閥横断的な安部選対(選挙対策本部)が立ち上がったようです。
メンバーを見ると、若手・中堅の議員が中心で、いろんな派閥、
無派閥の人がいます。
だいぶ前から安倍応援団だった人が大半ですが、よく見ると
「あれっ、この人が?」という人までいます。
新人議員も2名入っていました。

総裁選挙の経験がないのでわかりませんが、
いまさら安倍選対が必要なのかよくわかりません。
そもそも総裁選の選対って何をするのか、
まったくイメージできません。
国会議員に電話かけて、票読みでもするのでしょうか。
党員票を獲得すべく、業界団体や各議員の後援会に
キャンペーンでもやるのでしょうか。
永田町のルールって、いまだによくわかりません。

少なくとも私のところには、安倍さんや谷垣さん、あるいは
その側近の方々から、投票依頼の電話などは一切ありません。
谷垣さんの主張は新聞報道でなんとなくわかりますが、
安倍さんと麻生さんの主張がいまだ把握できません。
来週には自民党の関東ブロック大会が開催され、総裁候補が
一堂に会して議論するので、そのときにわかるのかもしれません。

しかし、それにしても主義主張が出揃うよりも先に、総裁レース
から脱落する人がいるのが不思議です。
推薦人が集まるかどうかよりも、候補者のビジョンや見識こそ
が重視されるべきだと思います。
推薦人の有無について問題にするのは、最後でいいのでは
ないかと思います。
推薦人がゼロでもいい、とも思います。
そもそも総裁選に出られるのは、自民党の現職国会議員だけです。
現職国会議員は選挙の洗礼を受けているので、おかしな人は
いないはずです(たぶん)。
おもしろ半分の一般市民が総裁選に出ることはありません。
だったら推薦人が必要、という規定そのものが不必要だと思います。

次の総裁選はもっと開かれた、そして、政策論争中心の総裁選に
していきたいものです。

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2006年7月31日 (月)

有名人でなくて良かった・・・。

山梨の「無派閥新人議員の会」の合宿には、猪口大臣、佐藤ゆかりさん、
杉村太蔵さん等のマスコミで有名な人も来ていて、ホテルのロビーなどで
他のお客さんとすれ違うときの反応を見ているとおもしろかったです。
佐藤さんや杉村さんを見つけると、若い女の子はかなりの確率で携帯写真を
撮り始めます。奥様方は握手を求めます。
地元でさえ知名度の低い私にとっては、「人気者はうらやましい」と思う反面、
プライベートのまったくない有名人を気の毒に思いました。
また、多くの見ず知らずの人たちに写真を頼まれて、その都度こころよく撮影
に応じているお二人を見ていると、本当にえらいと思いました。
頭が下がります。
有名人には有名人の悩みがあるのでしょう。
有名人でなくて良かった。

今朝の某新聞は、今回の勉強会のことを「無派閥新人議員を武部氏囲い込み」
と報じていました。私個人としては「囲い込」まれたとは思っていませんし、多く
の参加者も同じ思いだと思います。
ちょっと研修会をやるだけですぐに政局の動きにからめるところは、政治記者に
特有の偏見だと思います。

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2006年7月30日 (日)

経験と若さのバランス

山梨県の清里で「無派閥新人議員の会」で合宿を開催しました。
新人10名ほどと竹中総務大臣、武部幹事長他、政治評論家、作家等、多彩な
講師陣の研修となりました。
講師の政治評論家(政治記者)の方は、ポスト小泉の皆さんの経験不足を強調
されていました。ポスト小泉の総裁候補者が、昔の総裁や総裁候補に比べて、
若くて小粒になったといった評価だったので、若干違和感を覚えました。
イギリスのブレア首相もアメリカのクリントン元大統領も40歳代で就任しました。
また、変化の激しい時代には過去の経験則が通用しないことも多いはずで、経験
至上主義は誤りのもとではないかと思います。
もちろん逆に若ければそれだけでよいというものでもないし、高齢でも発想が柔軟
で新しいものを受け入れる寛容さがあればいいと思います。
大切なのは、実年齢よりもむしろ精神的な若さと頭の柔軟さではないかと思います。
若いというだけで総裁候補としての資質を疑うのも、高齢だからといってすべて否定
するのも、どっちも間違いだと思います。

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2006年7月28日 (金)

祝!谷垣大臣の総裁選出馬宣言

谷垣さんが総裁選出馬の記者会見を開催しました。
ちょうど同じ時間帯に党本部で子どもたちの国会ツアーのツアコンをやっていた
ので、その頃の物々しい様子はけっこう印象に残りました。

政策論争中心の総裁選という流れを作るためには、歓迎すべきイベントでした。
谷垣さんは、安倍官房長官との対立軸を明確にした形で出馬宣言をされたので、
党内論議の活性化という観点から出馬宣言を大いに歓迎します。

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2006年7月23日 (日)

福田氏不出馬宣言、残念!

数日前に福田さんが総裁選不出馬を宣言されました。
会う人、会う人からこの話題が出てきます。
マスコミからも電話取材を受けました。
個人的にはとても残念です。

安倍さん独走状態では、総裁選の政策論争が盛り上がりません。
安倍さんに対抗する有力候補がいてはじめて、政策論争が活性化され、
党内の議論が深まります。
無風の総裁選挙では、国民の皆さんの関心も低くなることでしょう。
実のある政策論争のためにも安倍さん独走は望ましくなく、有力な対抗馬が
出て、活発な議論を進めてほしいものです。
麻生太郎さんのユニークな語り口と玄人受けする政策論、谷垣さんのストイック
でまじめな政治姿勢と政策能力、河野太郎さんの突破力と若さに期待したい
ものです。

また、森派が割れて森派の2名の有力候補が総裁の座を争うという図式は、
派閥政治の終焉を飾るにふさわしく、その点でも残念です。
安倍さんの意図ではないのでしょうが、形の上では森派の一本化という形に
なりました。
なんだか派閥単位の思考法にちょっと後退したような印象を与えかねません。
森派が割れなかったのも、新しい自民党にとっては若干痛手だと思います。

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2006年7月11日 (火)

個人レッスン@党本部

新人議員の政策勉強会でマンツーマンの個人レッスンを受けました。

本当は11名の新人議員メンバーと指導係の先輩議員3名がいる勉強会なのですが、国会閉会中というこ