2008年3月16日 (日)

オバマ語録より

「オバマ語録」(アスペクト社)を読みました。
日本もアメリカもあんまり変わらないんだな、
と思う、おもしろいコメントがありました。

--------------
否定的な政治談議は人々をシニカルにさせ、
政治への関心を失わせます。
そうなると、圧力団体の活動が促進され、
結局、製薬会社が医薬品政策を、
エネルギー会社がエネルギー政策を、
多国籍企業が通商政策を作る状況が生まれます。
--------------

シニカルな政治談議が多いのは、
日本でもアメリカでも同じのようです。
ちがうのは、日本の場合には、政治への関心が薄くなり、
官僚が大きな力を持つようになったことでしょうか。

政治に対してシニカルな見方しかしないと、
優秀でクリーンな人は、ますます政治家を目指さなくなります。
政治家になりたがるのは、図々しくてツラの皮が厚い、
お金の心配をする必要のない人ばかりになってしまいます。
実際、今の日本の政界は、それに近い状況です。

政治や政策に対するバランスのとれた見方を有権者が持つことが、
政治と政治家の質を高めることにつながります。

|

2007年12月27日 (木)

年末の国会風景

今週の国会は開店休業状態。
党の部会や調査会も、ほとんど開かれていません。
国会にも党本部にも用事がないのですが、
何件か入っていた取材依頼や打ち合わせを裁くため、
久しぶりに国会に来ています。

午前中は山のように積もっている書類を整理し、
メールや問い合わせに回答する事務処理を中心に仕事をします。

午後は、
消費者問題調査会の件で関係団体と打ち合わせ、
AERA取材(政局全般について?)、
日経ビジネス取材(自民党改革について)、
TBSサタズバ取材(政治とカネの問題について)、
と続きます。

なんだか最近の取材依頼は、政局とか、政治改革とか、党改革とか、
私のもともとの専門ではない分野の取材が多いのが残念です。
もちろん国会議員になってから、政治改革や党改革に真剣に取り組み、
ある程度存在感を発揮できるようになってきたと思います
(*だからこそ取材にも来てもらえるのだと思います)。

しかし、残念なことに、もっと得意な分野である、
外交とか、教育とか、ODA政策とか、NPO問題とか、市民社会論とか、
本領を発揮しやすい分野では、あまり取材依頼がありません。

この前「市民社会と政治」というマニアなテーマで取材を受けたときは、
うれしくて時間を大幅にオーバーして早口でしゃべりまくりました。
まとめる立場の編集者は困ったと思います。
残念なことに「市民社会」といった地味なテーマの取材依頼は、
滅多になく、かつ、かなりのディープな顧客層にしか届きません。
かなりディープな読者の間では、強固な支持を得られるのですが、
地元の有権者の間でどれだけ知名度があるか疑問です。
地道な努力はマスコミや地元有権者に認められることは少なく、
その時々の流行のテーマは注目を集めやすいというのが世の習いです。
その時々の流行のテーマにもきちんと目配りしつつ、
たとえ世間の注目を集めていなくても重要なテーマに地道に取り組み、
世間の人に注目してもらえるように努力していく、
というバランスが大切な気がします。

今日の予定の最後は国会事務所のインターンの学生たちと忘年会です。
うちの事務所は公共政策の大学院生やロースクールの院生が多く、
学部生も何人かいます。
いつも若い人が秘書室にあふれている感じです。
「山内さんのとこは、なんであんなに人がいるの?」と、
よくマスコミ関係者や他の議員から不思議がられます。

インターンから新聞記者になったり、外交官試験に合格したり、
優秀な人材も出始めています。
みんなけっこうワイワイがやがや楽しそうに
仕事を手伝ってくれています。

自分が学生の頃は、途上国の問題しか関心がなく、
フィリピンに留学したり、NGOの現場でインターンしたり、
図書館にこもって本を読み漁ったりと、
政治とは無縁の生活を送っていました。

インターンの学生たちはこれからどんな人生を歩むのでしょう?
政治に絶望したりしないで、より良い社会をつくるために、
地道に、スマートに、粘り強く、大胆に、がんばってほしいと思います。
うちの事務所で学んだことが少しでも役に立つといい、と思います。

|

2007年12月19日 (水)

民主党戦略の正しさ

民主党の小沢代表は次の総選挙では、
都市部を重視する姿勢を明確にしました。
きわめて正当な選挙戦略です。

参院選の選挙戦略は地方重視、
衆院選の選挙戦略は都市重視、というのが理に適います。

1.参院選で地方重視の理由
(理由1)1票の格差は地方に有利
 衆議院の1票の格差は約2倍、
 参議院の1票の格差は約5倍です。
 参院選は1票の格差が大きく、
 地方の1票は都市の1票よりも、
 最大で5倍の価値があります。
 *この格差自体、大きな問題ですが、ここでは触れません。

(理由2)勝敗を分ける1人区は地方
 参議院の2人区は自民と民主で仲良く分け合い、
 ほとんど無風の選挙といっていいでしょう。
 参議院の3人区や5人区も確実に与党で1議席は取れます。
 従って、参議院の1人区が勝敗を分けるポイントとなり、
 参議院の1人区はすべて地方にあります。

 したがって、参院選で地方重視戦略をとった民主党は正解です。

2.衆院選で都市重視の理由
(理由1)1票の格差は少ないので人口の多い都市が重要。参院選の逆です。
(理由2)参院選の1人区、2人区、3人区といった差異がないので、
     衆院選では単純に議席数の多い都市部がより重要になります。

民主党は正しい選挙戦略をとりつつあるのに、
わが党はいまさら地方重視の選挙戦略をとり始めました。1年遅いんです。

もちろん疲弊した地方を何とかしなくてはいけませんが、
見えすいた選挙対策の公共事業のバラマキは都市部でマイナスです。

地方と中央との格差是正は、目先の利益にしかならないバラマキより、
地方分権のさらなる推進がもっとも効果的だと思います。
利益誘導で地方票をとるという姑息な戦略を捨てて、
霞が関の中央省庁の抵抗を排除してでも、思い切った地方分権を進めるのが、
地方との格差対策としてはまっとうだと思います。
自民党の地方分権化政策はすばらしい、という評価こそ、
地方の保守系議員を奮い立たせ、地方を元気にするのではないかと思います。

短期的な利益(利権)ではなく、長期的なビジョンと政策で総選挙を戦うのが、
一番まっとうな選挙戦略だと思います。

|

2007年12月13日 (木)

衆院選候補者を公募中

自民党愛知県連が衆議院議員選挙の候補者を公募中です。
私も神奈川県連の候補者公募で立候補しました。
大逆風の中で自民党から出るのは勇気のいることです。

私が神奈川県連の候補者公募に応募したときは、
小泉ブームの気配はなく、郵政解散も予想していませんでした。
当時の河野太郎県連会長からは、解散はしばらくないだろうから、
「2年間死ぬ気でがんばれ」と言われ、小選挙区支部長になりました。
地元関係者からも「ここは民主党が強いから難しいだろう」と言われ、
かなり厳しい戦いでした。
それでもたまたま小泉ブームにぶつかって、
こうして衆議院議員として国政に関わることができました。
衆議院議員として政策形成に関わることができ、
やりがいと手ごたえを感じています。

これから自民党候補として立候補する人はたいへんだと思います。
年金記録の問題等も再燃し、自民党には逆風が続きます。
私自身も含めて自民党候補にとって、次の総選挙がきびしいのは確実です。

また、国会議員の仕事は決して楽ではありません。
楽でない割に、いまの日本では国会議員は尊敬される職業とは言えません。
国会議員の不祥事が続いたこともあり、
犯罪者と紙一重の仕事のように多くの人に思われています。
国会議員がさげすまれるようになったのは国会議員自身のせいですが、
これから立候補する人には酷な気がします。

国家議員というのは、尊敬されない職業の割には、
清廉潔白・人格高潔で、政策立案能力が高くて、
滅私奉公であることが求められる、という不思議な職種です。

まともな感覚をもった人は、なかなか選挙に出る気になれないと思います。
自分の顔写真のポスターが街中に貼ってあるだけでも恥ずかしいです。
さらに、通行の邪魔になってないかと申し訳ない気持ちを持ちつつ
スタスタ通り過ぎる大勢の通行人の前で演説するのは、かなり恥ずかしいです。
また、落選のリスクを考えると、安定した仕事を捨てるのは勇気がいります。

それでも、それにも関わらず、
より良い社会をつくるためにがんばれる人には、
候補者公募に応募していただきたいと思います。

自分自身の自戒・自省のため、また、立候補を考えている人へのエールとして、
マックス・ヴェーバー「職業としての政治」から引用します。

------------------------
政治とは情熱と判断力の二つを駆使しながら、
堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。
不可能事を目指して粘り強くアタックしないと成功は覚束ない。
自分の理想に比べて現実の世の中が、---自分の立場から見て---、
どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間。
どんな事態に直面しても「それにもかかわらず」と言い切る自信のある人間。
そういう人間だけが政治への天職を持つ。
------------------------

自民党愛知県連ホームページ↓
http://www.jimin-aichi.or.jp/topics.html

|

2007年11月15日 (木)

自民党女性局の関東大会

昨日は自民党女性局の関東ブロック大会に出席しました。
午後1時から5時までみっちり議論をし、その後の懇親会まで出ました。
なぜか私は党本部の女性局次長という役についています。

かつて無茶苦茶タフなジェンダー専門家の女性上司にお仕えしていたこともあり、
女性の実力を過小評価するほど愚かではありませんが、
女性局の次長を務めるほどの経験も器量もありません(まだ独身ですし)。

現場で選挙運動の実務を担っている女性党員の意見には、
なるほどと思う良い指摘がたくさんありました。
先の参院選の総括については、どの県の代表も共通してメディア対策の失敗や、
企業や団体といった組織選挙の限界について言及していました。
これからの政治と選挙は、メディア対応(政策コミュニケーション)と、
草の根の選挙ボランティアが重要だとつくづく思いました。

企業や団体が頼りにならなくなっているからこそ、
主義主張や理念を軸にして応援してくれるボランティアが重要になります。
女性、若い世代、団塊世代をどうやって政治活動に巻き込んでいくかがカギです。

また、懇親会でお食事をしながら、川口より子議員(元外相)と、
候補者の女性枠について話しました。
日本では女性議員の比率がきわめて低く、それが各種の国際比較調査において、
日本社会の成熟度を低く見せている原因です。

いっそのこと次期衆院選や統一地方選において、
新人候補のうち女性の比率を○○%以上にする、という数値目標を掲げて、
女性議員を増やすためにアファーマティブアクション(積極的差別是正措置)を
とるのもひとつの手だし、アピールにもなると思います。

|

2007年9月20日 (木)

福田さんの魅力

今週の週刊新潮の広告を見ると大きな見出しで
「本当は政治家になりたくなかった『福田康夫』という人生」
というのがあり、興味を覚えました。
週刊誌の内容を見ていないので、断定できませんが、
なんとなく好感の持てる見出しです。

大学生とか高校生の頃から政治家を目指すのは、
私にとってはちょっと信じられない感覚です。
社会のことをよく知らないうちから、
いきなり政治家になりたいと思う理由が理解できません。
たぶん私がミクロの視点から出発する「各論派」だから、
理解できないのだと思います。

障害者福祉とか、過疎地の村おこしとか、途上国援助とか、地域の環境保全とか、
いろんな社会の問題に関心を持って、その関心領域で社会に貢献しよう、
と決意するのは十分理解できます。

例えば、日本の教育を改革しようと思って、若い頃から国会議員を目指すのは、
「各論派」の私から見ると、ちょっと嘘っぽい印象を受けます。
まずは教育学を学んで学校の先生を目指したり、
教育政策を学んで文部科学省や自治体の教育行政官を目指したり、
教育学の研究者になって教育政策を提言したり、
といった形で教育をより良くしようと思うほうが自然な気がします。

そして、教育現場で働いてみて、政策形成の上流部門の政治がおかしくて、
さまざまな問題が発生していることに気づき、やむにやまれず政治家を目指す、
といったスタイルが自然な感じがします。

正直言って、私などは大学生の頃には国会議員に悪い印象を持っていました。
よく火曜サスペンス劇場とかで、国会議員が悪役で出てきますが、
たいてい「悪徳代議士」(=衆議院議員)が登場し、
「悪徳参議院議員」が出てくるドラマはほとんど多くありません。
世間一般の国会議員(特に衆議院議員)に対する悪印象はこうして醸成され、
社会を良くしたいと思う健全な「各論派」の若者はいきなり衆議院議員を目指しません。

私が国会議員を目指したのは、ODA実務の現場で見た行政の問題や、
NGOで働いて気付いた法律や税制の問題を解決したいという思いからです。
また、仕事を通して知り合った自民党議員(塩崎恭久さんや河野太郎さん)の
まじめな政治姿勢や政策・人柄に共感を覚え、
「自民党にもまともな議員がいるもんだ」と思って、
それまで持っていた国会議員に対する悪印象がなくなったことも大きな要因でした。     

福田さんがどんな思いで政治家になり、どんな思いで総裁選に打って出たのか、
たいへん興味深いのですが、演説を聴いている限り、あまり伝わってきません。
「本当は政治家になりたくなかった」理由をぜひ詳しく知りたいものです。

|

2007年9月18日 (火)

外交政策と総裁選

私がもともと政治の道を志した理由のひとつは、
日本の外交政策、特に途上国援助(ODA)を、
より良いものに変えていきたいという思いでした。

その観点から福田さんと麻生さんの政策を見ていくと、
どちらも非常にいいな、と思います。
福田さんはアジア外交や国際貢献に積極的で、
議員外交をはじめ、地道に活動されてきました。

麻生さんも演説の中で主張する外交や途上国援助の成功例として、
カンボジアの法整備支援やホンジュラスの理数科教育支援等をあげ、
積極的に国際貢献をすべきことを主張されました。
法整備支援や理数科教育支援はJICAがやってきた仕事で、
私がJICA時代にいた部署で担当していたプロジェクトです。
かつての同僚たちが、がんばってやっていたプロジェクトを
麻生さんが高く評価してくれて元JICA職員の私としてはグッときました。

外交政策(特にODA政策)から見ると両候補とも魅力的です。

|

2007年9月16日 (日)

総裁選予備選を実施

私が支部長を務めている神奈川県第9選挙区では、
自民党総裁選挙の党員予備選挙を実施することにしました。
第9選挙区(川崎市多摩区・麻生区)在住の党員の皆さまには、
第9選挙区支部より郵送で投票用紙等をお送りします。
党員投票で一番得票の多かった候補者に私の1票を投じます。

今回の臨時の総裁選においては正式な党員投票を行なう時間がなく、
党員としての正当な権利を行使することができないことになります。
その権利を一部でも回復することができればと思って、
第9選挙区支部独自の予備選挙を実施することにしました。

私自身の信念や主義主張に従って投票するのが本来の姿ですが、
今回に限っては地元選挙区の党員の意思に委ねて投票する候補者を選びます。
日頃お支えいただいている党員の皆さんの声を総裁選に反映させるには、
変則的ながら当支部独自の予備選が望ましいと判断しました。

おそらく「山内康一の自分の意見はないのか?」という批判を受けるかもしれません。
今回の臨時(変則的)の総裁選においては、
自分の意思よりも、党員の意思を優先させることとしました。

いまの総裁選規定では、国会議員はひとり1票、党員は300票です。
国会議員が387人いて387票に対して、
党員は100万人以上にいるのに300票しかありません。
議員に比較して党員の影響力は限られています。
党員票の比重を増やすことが、今後の課題だと思います。

|

2007年9月 5日 (水)

小林温議員の辞職

昨日神奈川選挙区選出の小林温参議院議員が記者会見を開きました。
出納責任者の公設秘書が公職選挙法違反の疑いで起訴され、
その責任をとって辞職するにあたっての会見でした。

私も党所属議員として小林氏の選挙運動を支えた人間として、
支持者・有権者の皆さまにご迷惑・ご心配をおかけし、
政治不信・自民党不信をさらに深めてしまったことを、
心からお詫び申し上げます。

この公選法違反の疑いについては、
逮捕された公設秘書は容疑を否認し、
小林氏も無罪を主張しています。
しかし、来週からの臨時国会への悪影響や、
補欠選挙になったときの政治的空白を避けるため、
という理由で辞職を決意した由です。

今回の容疑は「票をカネで買う」といった行為ではありません。
投票を勧誘することを禁じられている労務提供者(アルバイト)が、
ビラ配り等の投票勧誘をしてしまったという公選法違反の容疑です。

公選法では、「投票を勧誘する選挙運動者」と、
「運動のために労務を提供する者」とを分けています。
原則として、選挙運動員には、報酬の支払いが認められません。
他方、はがきのあて名書き、看板の運搬、車両の運転等に対しては、
報酬を支払うことが法律で認められています。
「投票を勧誘する行為」と「労務」の解釈にはグレーゾーンがあり、
法律では例示はありませんが、解釈というか、運用において、
ビラ配りは投票勧誘行為になり、看板を立てるのは労務になっています。
公選法の誤解や解釈のちがいによる選挙違反もときどき見られます。
グレーゾーンぎりぎりのところは、
各都道府県警察や選挙管理委員会にしつこく問い合わせながら、
作業を進めるほかありません。
そういったことを考慮すると、逮捕された公設秘書は、
誤解に基づく違法行為によって逮捕されたのかもしれませんし、
本当に無実なのかもしれません。
いまでも無実であってほしいという気持ちがありますが、
事実は裁判の経過を見てみないとわかりません。

いずれにしても、多くの有権者の皆さまからお叱りを頂戴したのは、
説明責任を果たしていない、という点でした。
裁判・捜査に影響を与えるのを避けるため、弁護士の助言に従って、
昨日まで正式な記者会見を開けなかった、と小林議員は弁明しました。
しかし、いまの時代、それでは持たないのかもしれません。
裁判に勝つための戦略としては正しいかもしれませんが、
政治家としての身の処し方としては不適切だったと言えるでしょう。

あらためましてこの場をお借りして、
小林議員に投票していただいた皆さまに対して、
ご期待に反する結果となってしまったことをお詫びします。
そして、すべての有権者の皆さまに対して、
説明責任を十分に果たせなかったことをお詫びします。

|

2007年8月13日 (月)

世代交代選挙とも

このところ森元総理が、キングメーカーを気取った行動をとり、
ご自身の派閥の安倍総理の足を引っ張っているように思います。
お年寄り衆の言い付けを安倍総理が素直に聞いている、
という印象を与えるのは最悪です。
現政権にとって、自民党にとって、
森元総理がテレビの前で言いたい放題言うのは、
マイナス以外の何ものでもありません。

森元総理の言うことのまったく逆をやれば、
世間が安倍総理の指導力を評価するかもしれません。
そこまで考えた高等テクニックであって欲しいと思います。

今回の参議院選挙を「世代交代」という観点から捉えると、
民主党の若い新人候補者に、自民党の高齢の候補者が負けた、
という側面も大きいことがわかります。
全敗した四国の1人区なども、
若い民主に、高齢の自民が負けた、という構図です。

若ければ誰でもよいわけでもありませんし、
高齢だと誰でもダメというわけでもありません。
しかし、事前の支持率調査で負けている高齢の候補者をあえて立てて、
それで予想通り(というより予定通り)負けた選挙区が多いのは大問題です。

森元総理が「若い人ばかりじゃダメだ」といった趣旨のご発言をされています。
しかし、安倍内閣で失言や事務所費問題で足を引っ張った大臣はみんなベテランでした。
柳沢大臣、久間大臣、佐田大臣、松岡大臣は、どう考えても若くありません。
赤城大臣はルックスは若いが、当選6回なので若手とは言えません。

いっそのこと当選4回以下の議員だけで組閣してしまえば、
安倍政権の求心力アップにもつながるのではないでしょうか。
安倍総理におかれましては、派閥の大先輩の森元総理のご助言を、
毅然とした態度ではねつけて頂きたいものです。

|

2007年8月 9日 (木)

敗因分析の迷走

今回の参院選の敗因分析が党内で行われています。
まったく異なる2つの解釈がなされています。

事務所費問題や赤城農相の問題は都市も地方もどちらも大打撃でしたが、
それにプラスする敗因については意見が分かれます。

ひとつは小泉改革のせいで地方が疲弊して、
自民党政権に対する不満が高まり惨敗した、という解釈。

もうひとつは構造改革路線が後退しているので負けた、という解釈。

多くの地方(農村部)の議員は、小泉改革の痛みを緩和すべく、
公共事業の削減をやめるように声をあげています。
多くの都市部の議員は、小泉改革以前には戻してはダメだ、
という認識のもと、改革断行を求めています。

なんか都市自民党と農村部自民党に分裂しているような雰囲気です。
地方でも山本一太議員のように、改革断行を唱えて圧勝した議員もいるので、
必ずしも地方イコール構造改革反対とは言い切れませんが、例外に属するでしょう。

私自身は構造改革路線が否定されたとは思っていません。
改革路線の批判以前に、政治とカネの問題や危機管理能力のなさ、
相次いだ大臣の失言等が、敗戦につながったと思っています。

まちがった敗因分析によって、まちがった方向に進まないよう気をつけなくていけません。

|

2007年8月 8日 (水)

参院選のお詫び

昨夜から今朝にかけてのマスコミ報道によれば、
参議院神奈川選挙区で当選した小林温議員の出納責任者他が、
公職選挙法違反で逮捕されました。

残念な気持ちでいっぱいです。
小林議員の当選後、地元でお会いした多くの支援者や党員の皆さんから
「自民党は大変だったけど、小林さんは当選して良かったね」と
言って祝福していただきました。
よろこんで下さっていた地元支援者や党員の皆さまに対し、
あわせる顔がありません。本当に申し訳ございません。

私も小林候補の選挙運動に関わった者として、
有権者の皆さま、支援者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。
新聞報道だけでは詳しい事情はわかりませんが、
詳しい事情が判明次第、有権者の皆さま、支援者・党員の皆さまに、
誠意をもってご説明申し上げてまいりたいと思います。

|

2007年7月31日 (火)

財政学者のつぶやき

昨夜、大学の先生やシンクタンク等の研究員が集まる私的な勉強会に出ました
政治学の研究者は1名だけで、他のメンバーは教育や財政、社会学など、
さまざまな分野の研究者がいました。

会合が始まるまで雑談していたところ、
自民党のマニフェストもパッとしないけど、
民主党のマニフェストは現実無視のバラマキで、
どっちのマニフェストもダメだった、というのが、
大方の見方でした。

また、選挙の争点が、政治とカネの問題や、
社会保険庁の記録漏れ(=単なるマネジメント)の話に終始して、
年金制度を含む社会保障制度や財政再建の議論が、
置き去りにされたことを、多くの参加者が残念がっていました。

最後に大物財政学者がポツリとつぶやきました。
「結局、日本の有権者は政策では選ばない、ということが、
今回の選挙でよくわかりましたよ・・・。」

ほんとに残念なことです。
本格的な政策論争不在で、
「良識の府」の議員を選んでしまった罪は、
与野党とメディアが連帯して責任を負い反省すべきです。

|

2007年7月30日 (月)

自民惨敗(1):直後の感想

自民党は歴史的惨敗でした。
安倍政権に対する国民の厳しい評価だったと思います。
小沢代表の民主党が勝ったというよりも、
安倍総裁の自民党が自滅したと言った方が正しいでしょう。

小沢代表流の業界や労組固めの古い手法が、
成功したとは思えません。
安倍・自民党に対する批判票が、
そっくり民主党に流れたということでしょう。

自民党の広報戦略も稚拙だったと思います。
教育基本法改正や防衛庁の省昇格、国民投票法案等の実績を、
前面に押し出してPRしましたが、
これらの実績は伝統的な自民党支持者には評価されても、
生活と密着していないため無党派層には響きません。
さらに、過去の実績を訴えても、むかし話でしかなく、
未来への明るいビジョンを示せないと魅力はありません。

また、事務所費問題の不透明さ、相次ぐ閣僚の失言などに対し、
安倍政権の対応振りのまずさが国民の不信を招いたと思います。

安倍総理は続けるつもりなら、
生ぬるい改革ではダメだという自覚を持ち、
よほど思い切った方向転換をしないと持ちません。
もう一歩も後へはさがれない覚悟のもと、
改革加速へ邁進して頂きたいと思います。

|

2007年7月27日 (金)

田中秀征氏の選挙論

元経済企画庁長官で福山大学教授の田中秀征氏が、
日経BPネットにとても共感できる文章を寄稿されていました。
タイトルは「参院選、『国家のため』『誠実』『清潔』を叫ぶ人は要注意」です。

田中秀征氏の指摘は、あごが外れる程うなずけることばかり。

曰く「選挙は候補者を丸裸にして、さらしものにする。
それだけでもふつうの人には耐えられないことだ。」
⇒そうです。ほんとに恥ずかしいです。

曰く「ふつうの人なら、自分の顔写真が街角に貼り出されることに耐えられない。
聞いてもいない人たちに向かって声を張り上げることもできない。」
⇒そのとおりです。選挙の翌日には自分の選挙ポスターをはがして回りたい気持ちでした。
自分の顔写真が街中にあふれているのは、恥ずかしいこと限りないです。

「ポスターにぬけぬけと“誠実”とか“清潔”などと大書している人も要注意だ。」
⇒まったく同感。

田中秀征氏の指摘によれば、石橋湛山元首相や大平正芳元首相も、
演説は苦手だったそうです。
それでも、「昭和20年代は、ふつうの神経を持つ人たちが、
日本の再建に使命感を持って『いやな選挙』を乗り切った」とのこと。

これまで私は「羞恥心を捨てないと選挙に勝てない」と思って、
ふつうの人の感覚を捨てようと努力してきました。
しかし、田中秀征氏の文章を読んで、ちょっと勇気が湧いてきました。
使命感をもって、「いやな選挙」を乗り切っていこうと思います。

田中秀征氏は結びに
「ふつうの人の感覚や神経を持ちながら、
志だけは常人の域をはるかに超えている
そういう一群の政治家が輩出しなければ
日本の政治は変わらないだろう。」
と延べておられます。

ふつうの人の感覚と神経を持ちながら、
使命感をもって国政の仕事に取り組んでいこうと決意をあらたにしました。

*詳しくは、こちら↓
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/column/shusei/070719_38th/index.html

|

2007年6月29日 (金)

国民新党からフジモリ氏出馬

国民新党からペルーの元大統領のフジモリ氏が、
参院選の比例代表候補として出馬するようです。
まったく理解できません。
外国の大統領だった人が日本の国会議員の選挙に出馬する、
というのはどういうことでしょうか?

フジモリ氏は「参院議員として外交と治安問題に取り組みたい」と
抱負を語っているそうです。
日本の国会議員になるからには、
日本のために全身全霊をささげ、
ペルーと日本の利害が対立する場合には、
日本の国益のために行動していただかなくては困ります。
それができるのでしょうか?

また、治安問題で実績があるのは確かでしょうが、
同時に強権的な手法と人権侵害に対しては、
国際社会の一部から批判を浴びていることも忘れてはいけません。

フジモリ氏はペルー政界から引退しない姿勢だそうです。
同氏の参院選出馬は、ペルー国民にとっても失礼だと思います。
「あなたはどっちの国の政治家ですか?」という質問に、
どうお答えになるのでしょう。

フジモリ氏と国民新党の見識を疑います。

|

2007年6月25日 (月)

大仁田議員の不出馬宣言

プロレスラーの大仁田厚参院議員が、
参議院選挙の不出馬を宣言しました。

去りゆく方には失礼かもしれませんが、
あえて厳しいコメントをさせていただきたいと思います。

大仁田議員は政策面でこれといった実績があったようには思えません。
政治的信念があったのかも不明で
郵政民営化の採決の時には煮え切らない態度で有名になりました。
また杉村太蔵議員の教育係を自ら志願したりと、
パフォーマンスに走っているようにしか見えませんでした。

9.11テロ後、私がNGOスタッフとしてアフガニスタンに向う途中、
パキスタン航空の成田・イスラマバード便で、
大仁田議員一行とたまたま同じフライトになりました。
大仁田議員はパキスタンの難民キャンプを視察されたようですが、
目的が今ひとつ理解できない視察で、
NGO関係者の多くが、「難民キャンプに
何しに来たのだろう???」と疑問を口にしていました。

その大仁田議員が「参院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と述べ、
政界引退を決意したそうです。
人気取りのパフォーマンス政治家のコメントとしては、
たいへん皮肉なものです。
気の利いた冗談のつもりだったのでしょうか。

同じ元プロレスラー政治家でも、
馳浩代議士は教育政策通(元教師ですし)として、
たいへん高い評価を受けています。

大仁田議員は「勉強不足を痛感するところが要所要所であった」と
自ら国会議員になったことが間違いだったと認めていました。
ふざけているのでなければ真正直すぎるコメントは
せめてもの救いのようにも思えますが、
国会議員という立場を考えると国民は浮かばれません。

タレント候補全般を批判するつもりはありませんが、
パフォーマンスしかしないタレント候補はもういりません。
二度と大仁田議員のような間違いを繰り返してはなりません。
わが党も全国比例候補の選び方を大いに反省すべきです。

|

2007年6月23日 (土)

会期延長と参院選投票日

国会の会期延長が正式に決まり、
参院選投票日が1週間伸びます。
重要法案を可決するためにはやむを得ない、
と思う一方で参院選がたいへんになります。

選挙管理委員会は投票所の設置でたいへんです。
小中学校で7月29日にお祭やスポーツ大会を予定していたところは、
大きな影響を受けてしまいます。
参院選を戦っている選挙関係者は、
事務所の家賃やレンタカー代等の経費はかさむし、
厳しい選挙戦が伸びると体力的に厳しいし、
出陣式等の会場を変更しないといけないし、
みんなたいへんな思いをしています。

これだけの犠牲を払ってまで、
国会会期を延長したのだから、
重要法案をきちんと審議・可決して、
なおかつ、参院選に勝利しなくてはいけません。
総理・総裁の責任はたいへん重い状況です。
安倍総理もそれだけの覚悟が固まっているのでしょう。

失われた10年と言われた90年代のように、
毎年のように総理大臣が交代する状況は、
けっして望ましくありません。
誰が首相になっても、せめて3年、できれば6年は
落ち着いて政権を運営できる体制を
つくらなくてはいけないと思います。
その意味でも今回の参院選は大切です、

|

2007年6月14日 (木)

小泉元総理との会話

昨夜は小泉元総理、海部元総理、武部元幹事長、
中川幹事長、二階国対委員長などを囲む、
主に新人議員を中心とする懇親会がありました。

小泉元総理から席に呼ばれました。
天下の小泉元総理から呼ばれ、
よろこび勇んで出向いていくと・・・

「あの『選挙』っていう映画に出ている山内さんとは、
なんか関係あるの?」というご質問。
ガッカリしつつも、映画の主人公山内和彦氏とは、
縁戚関係ではなく、選挙区も異なる旨を説明しました。
小泉元総理との会話は残念ながらそれだけでした。

小泉元総理はあいかわらずスピーチがお上手です。
小選挙区制度導入時の総理の海部さんがいらしていたので、
小選挙区制と郵政解散について触れられました。

皮肉なことに、小泉元総理は小選挙区制導入には大反対だったが、
小選挙区制のおかげで郵政民営化を実現できたとのコメント。
中選挙区制であれば「刺客」を送っても効果はなかったでしょう。

小選挙区制のおかげで、
1)総理の解散権、2)総裁の公認権が、
非常に大きな意味を持つようになりました。
そのことを間接的に小泉元総理が自ら認めたところが、
たいへん興味深く感じました。
*参考:竹中治堅著、「首相支配」、中公新書、2006年

あの郵政解散が歴史的に重要なのは、
ポピュリズム政治とか、
テレポリティックスという側面ではありません。
むしろ総理・総裁(党首)の権限が強化され、
政党本位の選挙・政治が確立し、
小選挙区制に見合った政治システムになったことが、
政治史においてもっとも重要なポイントです。
良くも悪くも、55年体制下の自民党、
あるいは、中選挙区制の下の政治システムから、
新しい政治システムに移っていく、
ターニングポイントだったと評価できると思います。
おそらく小泉元総理は、そういった歴史的意味を自覚した上で、
郵政選挙という前例のないことをやったのだと思います。

|

2007年6月10日 (日)

映画「選挙」について

いま話題になっているドキュメンタリー映画「選挙」は、
舞台が川崎市の宮前区(うちの選挙区の隣)で、
かつ、主役が山内和彦さんという同姓の方なので、
私が出ている映画だとよく間違われます。
ちがいます。

山内和彦さんとは何度もお会いしましたし、
お話もしたことがあります。
川崎市宮前区の市議会議員補欠選挙では、
私自身も山内和彦さんの応援演説に行きました。
何度か応援演説等に行ったので、
多少は映画に写っているかもしれませんが、
私はこの映画とは関係ありません。

私は映画を見ていませんが、
見に行きたいとは思いません。
ひどい話だと思います。

さんざん自民党関係者や地元後援者の皆さんに
お世話になっておきながら、
後ろ足で砂をかけるようなことを、
山内和彦さんは語っています。

彼はメディアで「政治を外から変える」と言っていますが、
そんなガッツとスキルがあれば、
現職議員だったんだから、
政治を中から変えればよかったと思います。

私も含めて彼の当選のために、
一生懸命に応援した多くの人たちの気持ちを
どう考えているのでしょう。
自分の支持者や後援者の気持ちさえも考えられない人に、
一般市民・国民の気持ちがわかるものでしょうか。

彼のいう「政治を外から変える」のも結構ですが、
なんのために「政治を変える」のでしょう。
「政治を変える」のはあくまで手段・道筋であり、
その先には「こんな社会をつくりたい」といった理想があるはずです。
しかし、選挙戦の最中の山内和彦さんの言葉からは、
「こんな社会をつくりたい」という思いは伝わってきませんでした。

主人公の山内和彦さんのメディアでの言動には、
たいへん違和感を覚えます。

|

2007年4月16日 (月)

選挙応援の効果

○月△日、某県の選挙応援に行ってきました。

自民党の宣伝車「あさかぜ号」に乗って、
県内各地を走り回り、
ショッピングセンターなど、人が集まる場所で、
ときどき10分程の街頭演説をやります。

応援弁士として一緒だったのは、
舛添要一議員(参院政審会長、国際政治学者)、
荻原健司議員(参院、オリンピックのスキーの金メダリスト)、
神取忍議員(参院、プロレスラー)の3名でした。

若い人からお年寄りまでけっこう人が集まります。
若い人たちが携帯電話でパチパチ写真を撮り、
そりゃあもう大騒ぎです。

テレビタックルでおなじみの舛添議員、
オリンピック金メダリストの荻原議員、
プロレスラーの神取議員とくれば、
豪華メンバーです。

私も、将来はいずれ国政を担う者として、
また注目されるような議員として、
まずは地道に足もとを固め、
頑張っていきたいと思います。

|

2007年4月11日 (水)

有権者不信

「政治不信」とはよく言われることですが、
先日の統一地方選挙の結果を見て、
「有権者不信」になりそうです。

自分自身の選挙や地元の選挙区のことについて語ると、
あまりにも公平性を欠くと思いますので、
よその選挙区の話をします。
自民党の神奈川県議団の重鎮で、
ベテランの古沢さんという方がいらっしゃいます。
政策通で、議会運営についても詳しく、
県議団の取りまとめ役として、
非常に重要な役割を果たしてきました。

自分の選挙のことしか考えず、
陳情処理はやっても、
政策のとりまとめや議会内の根回しを
全然やらない議員はたくさんいます。
まじめに政策や議会運営の仕事をやればやるほど、
地元の選挙対策(「田の草取り」と呼ばれます)が、
おろそかになってしまいます。
そんな政策通で人柄もいい古沢さんが落選しました。

代わりに当選した新人候補の主張は、
「議員の多選批判」です。
首長の多選禁止は理解できます。
権力は腐敗する。
絶対的権力は絶対的に腐敗する、と言われます。
首長は大統領みたいなもので、
権力が集中するので腐敗する危険性はあり、
多選批判にも一理あります。
しかし、議員は絶対的権力ではありません。

神奈川県議会で言えば、
100人以上いる県議の一人でしかありません。
新人ならではの新しい発想といった強みもありますが、
議会運営や政策策定には経験の強みもあり、
ベテラン議員ならではの良さもあります。
老・壮・青のバランスのとれた議員団には、
ハイブリッドな強さがあります。
議員の多選批判には、
なんの意味もないと言い切ってよいでしょう。

有権者の皆さまには、
きちんと政策や仕事の内容を見て、
議員を選んでもらいたいと切に願います。

もちろん政策や仕事の内容を有権者の皆さまに
よく知ってもらう努力を怠ることは許されません。
また、議会でいい仕事をしていても、
有権者とのコミュニケーションがうまくなかった、
あるいは、その努力を怠っていた、ということは、
あるのかもしれません。

わが自民党神奈川県連と川崎市連は、
県知事選挙、県議会選挙、市議会選挙のすべてで、
敗退したと言えます。
仕事をしていない議員が落選するのは、
与野党問わず歓迎です。

今後の宿題として、有権者とのコミュニケーションのあり方を
抜本的に見直さなくてはいけないと思います。
より良いコミュニケーション戦略をとることが、
いい議員を落選させないために必要なことだと感じました。
一方通行の広報戦略や宣伝ではなく、
いい候補者を議会に送り、
政策本位の選挙戦を勝ち抜くキーワードは、
「コミュニケーション」だと思います。

政治不信と有権者不信を解消するには、
政治家と有権者の双方の歩み寄りと対話が大切だと思います。

|

2007年4月 9日 (月)

統一地方選、にがい結果

わが地元の川崎市多摩区・麻生区では、
昨日、市議選、県議選、知事選がありました。

この10日間ほど応援演説に走り回り、
昨日は各選挙事務所のあいさつ回り、
今日は得票報告会(「祝勝会」は公選法で禁止)回りです。

選挙結果は自民党にとってたいへん厳しいものでした。
自民党支持層を固めきれず、知事選は惨敗。
自民党支持層さえ、現職知事に大幅に流れました。

お世話になった県議団のベテランが数名落選し、
非常に残念です。
政策に強くて、人柄もよい、
そんなベテランが何人も落選したのを見て、
選挙はつくづくわからないものだと思いました。

政策通で立派な政治家だと尊敬していたベテラン県議を
他党の若い新人候補が次々に破っていくのを見ていると、
有権者は何を見て決めているのだろうと、
不思議になってきます。

当選回数が多いベテランでも、
発想が柔軟で改革マインドあふれる議員もいます。
逆に若い議員なのに、
発想が古臭くて、型にはまっている人も大勢います。
中身をよく見て判断しないと、
政治は良くなりません。

川崎市議選では、自民党は第一党の座を失いました。
前回19議席を今回17議席に減らしました。
わが神奈川9区では現職1名が残念な結果になり、
市議の議席はひとつ減りました。
戦力ダウン必至です。

神奈川県、川崎市に限って言えば、
自民党は敗北しました。
今までのままではいけないということが、
改めて明らかになりました。

|

2007年3月25日 (日)

福島県のお手伝い

来月下旬に予定されている福島県参院補欠選挙の
候補予定者の応援で福島県郡山市に行ってきました。

うちの地元のような都市型選挙区と、
地方の選挙区は政治活動のスタイルが、
全然ちがうことを改めて感じました。

党の機関紙「自由民主」(号外版)を配ったのですが、
受け取ってくれる人が非常に高く、
あたたかい言葉をかけてくれる人も非常に多いので、
驚いてしまいました。

自民党支持率の高さを実感するとともに、
政治に対して関心の高い人が多いのかな、と感じました。
地域によって選挙のやり方も随分ちがうようでした。

|

2007年2月17日 (土)

県知事候補予定者の杉野さんミニ集会

神奈川県知事選挙に立候補を予定している杉野氏を囲んで、
ミニ集会を開きました。
いわゆる「タウンミーティング」スタイルの双方向・対話型のミニ集会を目指しました。
候補者が一方的に演説して終わり、というスタイルにはしませんでした。
有権者の皆さんの意見を聞いてそれを政策に反映させることを目的にしたからです。
もっとも「タウンミーティング」というと最近はイメージが悪いので、
「語る会」と名付けました。

杉野さんは演説よりも、対話型のコミュニケーションに強いことを発見しました。
当たり前ですが、ヤラセなしの鋭い質問や意見に対して、
かなり的確に返していました。
杉野さんは赤字の鉄道会社2社を再建したほどの企業経営のプロですが、
政治や行政の経験はゼロです。
それでも予測もつかない質問や意見に対して、
かなり的確に回答しているところを見ると、
この数ヶ月で相当勉強したのだろうと思います。

参加者の評判も上々でした。
杉野さんはまだまだ知名度が低いので、
もっと多くの人に杉野さんの生の声を聞いてほしいと思いました。

この4年間で神奈川県の借金は5千億円以上増えました。
企業業績の改善とそれによる税収の自然増により、
財政的には相当潤っているはずですが、
それがなければ財政の悪化はこの程度ではすまなかったはずです。
また、神奈川県の教育に関する指標は悪化しています。
このまま神奈川県政をほっておくと、大変なことになりかねません。
なんとしても財政再建のプロ杉野さんに神奈川県を再建してほしいと思います。

|

2007年2月 5日 (月)

ふたつの地方選の結果

愛知県知事選はからくも勝利。
北九州市長選は敗北。
これをもって自民党の一勝一敗だと思うのは、
まちがいだと思います。

愛知県の神田知事は、2期8年の実績(愛・地球博の成功、中部国際空港の開港等)が高く評価された結果だと思います。
自民党が勝ったというよりも、
柳沢発言を含めた自民党イメージの低下を跳ね返して、
神田知事の実力で勝てた、と評価すべきと思います。

議員仲間のうわさでは、北九州の自民党推薦候補は大変評判の良い人で、
少しずつ相手候補に肉薄していたようです。
しかし、先週の柳沢発言の後、差を広げられて敗退したようです。

この結果を重く受け止め、
統一地方選・参院選に向けて、
危機感をもって党改革・国会改革に取り組まなくては、
自民党不信・政治不信を跳ね返せません。
よほど思い切った改革を進めないと、
安倍政権の支持率回復は見込めません。

よほど思い切った改革を進めましょう、安倍総理!

|

2007年1月23日 (火)

そのまんま東ショックの余波

そのまんま東氏の宮崎県知事当選のショックの余波が続いています。
神奈川新聞からコメントを求められ、今朝の朝刊に無記名でコメントが出ました。
引用されなかった部分も含めると、概要は以下のとおり。

そのまんま東氏の当選の背景には、
1) 既存の政党(自民・民主に加え、公明・共産でさえ)に対する不信感が高まっていること
2) 保守王国の宮崎でさえ無党派層が増えていること、
3) 従来型の組織固め選挙では、票が出なくなってきていること、
4) 官僚出身者のように「古い自民党」的な候補者では魅力に乏しいこと、
5) 与党候補にありがちな「中央とのパイプ」的なメッセージが通用しなくなってきたこと(分権化社会では中央とのパイプの重要性は下がるはず)、
等があげられると思います。

この選挙の結果は、自民党の改革にとって大きなチャンスになるかもしれません。
今年の参院選を昔ながらの組織選挙・利益誘導選挙で乗り切ろうとしている、古い勢力にガツンとパンチを浴びせたという意味で、
ピンチをチャンスに変えられるかもしれません。

宮崎の敗戦から学ぶべき教訓は、
1) 組織票を固める選挙だけでは勝てない、
2) もはや官僚上がりは魅力的な候補でない(*官僚出身者を全否定するつもりはないが、官僚出身というだけでは無党派層にアピールしないことは明白)、
3) 有権者は、そのまんま東氏が体現するような「新しさ」を求めている。実力が未知数であっても既成の枠組みを壊してくれる、従来の秩序を壊してくれる、そうした候補に魅力を感じている、
といった点ではないかと思います。

参院選で魅力のない候補者は、思い切って差し替えるべきです。
勝てないとわかっている勝負をやるような余裕は、
いまの自民党にはないはずです。

候補者選びのときには、「新しさ」をアピールできる頭が柔らかい人材を探すべきです。
企業経営者、NPOスタッフ、大学教授、元国連職員、教師など、自民党にとってまだまだ未開拓の人材供給源があるはずです。
これまでだったら自民党から出馬しないような人材も、
思い切って候補にしてみると良いのではないかと思います。

例えば、教育を重視するのであれば、教育現場で悪戦苦闘してきたような教員や塾講師を自民党から出していくのも良いと思います。
教員出身の議員と言えば、日教組系の旧社会党・現民主党の議員中心ですが(例外は馳議員くらいか?)、
わが党からも元教員の議員がもっとたくさん出ても良いと思います。

宮崎ショックは、参院選対策を見直すための良いきっかけかもしれません。

|

2007年1月22日 (月)

そのまんま東氏の当選

自民党は候補者を統一できず、
民主党は候補者を擁立できず、
既成政党が機能不全を起こす中、
タレント候補が保守王国で当選しました。

知事の不正による選挙ということもあり、
既成の政党や政治のあり方に対する不満が、
こういう結果につながったのでしょう。

無党派層が増えているのは都市部だけではないということが、
あらためて明確になりました。
そして、参院選の1人区対策でも無党派対策が重要であることが、
はっきりしました。
従来型の組織選挙的手法だけでは、地方でも勝てません。

無党派対策とは、ばら撒き公共事業に戻ることなく、
公務員制度改革等の歳出削減をしっかりと進め、
また、開かれた政党を目指して党改革を推進することで、
国民の政治に対する信頼、自民党に対する信頼を取り戻すことです。

そのまんま東知事の誕生は、
古い政治に戻すな、古い自民党に戻すな、
そんなメッセージだと思います。

|

2006年10月23日 (月)

補選勝利の意味

昨日22日(日)に投開票だった神奈川16区と大阪9区の
衆議院補欠選挙は、自公連立で完勝しました。
これで安倍政権の足場が国内的にも国際的にも固まり、
たいへん良かったと思います。

外交・国際政治は国内政治の延長でもあります。
国内基盤が脆弱で、来年の今頃はいないかもしれない首相
では、諸外国もなかなか相手にしてくれません。
安倍政権の支持基盤が強いことは、外国に対する交渉力の
基盤の強さにつながります。
まちがいなく北朝鮮にとっては嫌な結果でした。
国内的にも安倍総裁が思い切った改革を進めるための基盤
強化になりました。
あとは参院選に勝利すれば、思い切った行政改革(特に官の
リストラ)が可能になるでしょう。

他方、投票率が低い選挙で、あの票差は厳しい結果だった
かもしれません。
特に神奈川16区では、先代からの強固な後援会組織と友党
である公明党の強力な支援がありながら、思ったより民主党が
健闘したように思います。
投票率が上がれば、もっと厳しい結果になったかもしれません。
勝った、勝ったと、単純に喜んでいられるほどの選挙結果では
ありません。

これからも気を引き締めて、頑張らなくてはいけません。

|

2006年4月24日 (月)

改革の行方

千葉7区の補欠選挙が残念な結果に終わりました。私自身も計5回お手伝いに行き、選挙戦を戦ってきました。候補者の斉藤健さんは、バリバリの政策通で即戦力の人材で、人柄も好感の持てる人だったので本当に残念です。次の選挙では必ず勝って、国会で一緒に仕事をしたいと思っています。

今回の選挙結果を自分なりに解釈すると、民主党の小沢代表効果や落下傘候補の弱み等も敗因あげられていましたが、構造改革が不徹底であると国民が認識している点が一番の敗因だと思います。昨年9月の総選挙で国民の多くは、構造改革を支持し、その象徴として郵政民営化に賛成票を投じました。小さな政府へ、官から民へ、中央から地方への構造改革の流れが、今回の補欠選挙で否定されたとは思っていません。むしろ官僚機構や族議員の抵抗により、改革法案が骨抜きにされている現状、公務員削減や支出削減といった改革が思うように進んでいない現状に対して、有権者が不満を表明したと思っています。

今回の補欠選挙の結果を謙虚に受け止め、官僚機構や族議員の抵抗を排除しながら、思い切った改革を続けていくことが重要だと思います。反省すべき点は反省し、教訓を汲み取り、これからの政策立案・国会運営に活かしていくことが大切でしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月10日 (月)

千葉七区補選

朝は向ヶ丘遊園駅にて駅頭演説。
それから行政改革特別委員会に出席。
夕方は麻生区の「麻生まちづくり市民の会」に出席し、阿部川崎市長の講演を
聴きました。
明日から千葉7区の補欠選挙が始まります。私も5回応援に入る予定にしています。自民党の候補予定者の斉藤氏は、経済産業省出身の超政策通、二百人以上の応募者から公募で選ばれました。ふつうに考えると負けそうにない候補予定者ですが、民主党の小沢党首就任にともなう、「ご祝儀相場」で民主党に風が吹いています。気を引き締めてがんばらないといけないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 8日 (土)

山梨にて選挙応援

山梨県の中央市の市長選挙の応援に行きました。3つの町村が合併してできる新しい「中央市」の初代市長を決める選挙です。クリーンな政治を標榜する候補者の応援に行きました。自民と民主の相乗りですが、利益誘導ではない選挙戦を行っていて、「クリーン
な政治」がネックになって大変苦戦しているそうです。利益誘導的な公約を掲げない候補者こそ、選挙に勝ってもらいたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月23日 (日)

長かった選挙戦

地元で行われていた補欠選挙が終わりました。
衆議院選挙以来長かった選挙戦がやっと一段落しました。
神奈川県の参議院補欠選挙の川口より子候補、川崎市長選挙の阿部たかお候補、
川崎市宮前区市会議員補欠選挙の山内和彦候補と3名の候補者の応援をしてきました。
3名ともに現職になられたので、今後の国政、市政でのご活躍を期待しています。
(かくいう私も現職になったばかりですが)

川口より子さんの応援では、通りがかりのご婦人に「あなた川口さんの息子さんでしょ?
似てるわね。」と声をかけられ、自民党神奈川県連では大ウケでした。
以前の”刺客”疑惑といい、私はどうも間違われやすいようです。
さすがに元外務大臣・元環境大臣の大物の川口さんの周りには、人が自然と集まって
きます。川口さんは華々しいキャリアにもかかわらず、ソフトな人当たりで主婦層受けが
とても良かったのが印象的でした。
学童保育にお子さんを預けて、通産キャリア官僚としてバリバリに仕事をこなしてきた
「働くお母さん」です。子育て支援の拡充、環境保護、外交、通商政策等のさまざまな
分野での大変貴重な戦力です。本当に良かったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年10月 7日 (金)

応援される側から、する側へ

今日は川崎市の市議会議員補欠選挙の立候補予定者の応援に行きました。
駅頭での朝立ちと、夕方のミニ集会に行って、応援演説を行いました。
ほんの少し前までは応援していただく立場だったのですが、今は応援する立場に
なりました。不思議な気持ちです。
立候補予定者のY氏は、私と同じく公募の新人です。地元出身ではなく、元自営業の
ふつうの人です。政治の世界の経験はありませんが、ふつうの人の視点、市民の感覚
で、改革に取り組める方だと思います。政治のプロにとっては当たり前のことでも、
市民の感覚で考えるとおかしなことがたくさんあると思います。市民の視点で市政改革
に取り組んでほしいと思います。
また、Yさんは自ら立ち上げた小さな会社を経営してきた自営業者です。大雑把に言うと、
今の行財政改革の流行は、民間企業の経営手法を取り入れることです。中小企業経営
者としての民間の経営センスやコスト意識を大いに発揮して、行政のムダを削り、小さく
て効率的な川崎市役所を目指していただきたいと思います。
今日のミニ集会は、Yさんにとって2回目の演説だったそうです。まだまだ慣れていない
様子で、1ヵ月半前の自分を見ているようでした。私の場合、慣れないうちは演説が
本当に苦痛で、準備してもなかなか上手くいかず、毎日毎日悩んでいたものです。
今でも演説がうまいわけでもありませんが、少なくともそれほど苦痛ではなくなりました。
また、多少はアドリブもきかせられるようになりました。たまに冗談を言ってうけると、
けっこううれしいものです。
コミュニケーションが政治活動の基本の基本だと思います。
まじめな話や難しい話題をわかりやすく人に伝えるテクニックを磨いていきたいと
思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月29日 (月)

公募新人奮闘記(完)!?

0829d 今日の夕刻は都内でテレビ関連のインタビューを受け、その後、自民党本部選対本部に行きました。
あるフリーのジャーナリスト(?)さんが、公募で神奈川9区の支部長に選ばれて以来、小型ビデオカメラでずっと取材してくれています。サラリーマンから突然、自民党神奈川9区の支部長に公募で選ばれ、苦闘している姿がおもしろい、のだそうです。
この2ヶ月間ずっと取材してもらっていますが、今日は節目の大事な日なので、これまでの心境の変化や驚きの数々を録画してもらいました。インタビューで公募に応募した動機や政治家として実現したいことなどを聞かれました。
応募した時の心境を思い出しながら、インタビューに答えていくうちに、新鮮な気持ちになれました。政府機関に勤めていたときに疑問に思ったこと、NGOで働いていたときに感じた矛盾を解消するため、国政の場でがんばろうと公募に応募しました。初心を忘れそうになったら、このビデオを見返して、悪い道に走らないように心がけたいと思っています。

喫茶店で取材を受けた後は、自民党本部選対本部に行ってきました。個室で栄養ドリンクをごちそうになりながら、公募の選考の時からお世話になっている職員の方から選挙必勝法の個別レクチャーを受けました。握手のやり方、街頭演説のコツ等など、マンツーマンで教えてもらいました。

地下鉄の国会議事堂駅で降り、自民党本部の行き帰りに国会議事堂の前を通りました。国会議事堂の脇を通りながら、「次に来る時は必ず中に入ってやる!」と決意を固めました。
これまでにお世話になってきた自民党関係者の皆さん、地元の支持者の皆さん、ボランティアの皆さん、応援してくれたすべての人のご恩に報いるため、必ず勝ちます。
地域社会のため、日本のため、世界のため、世のため人のため、お役に立てる政治家を目指します。

では、乞うご期待!!


 お知らせ: 明日30日は、大規模な演説会を2箇所にて行います。
          ・10時より向ヶ丘遊園駅南口にて
          ・14時より新百合ヶ丘駅南口にて
        そして小泉自民党総裁の応援演説も決定!
          ・12時より向ヶ丘遊園駅にて行います。

 * ブログの更新は本日をもっていったん停止します。
 * 次回は9月12日以降の更新を予定しております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月22日 (月)

「改革をとめるな。」

0822 今朝も駅頭で朝立ちし、演説を行いながら自民党本部作成の郵政民営化パンフレット「改革を止めるな。」を通勤途上の皆さんに配布しました。けっこう良いペースで受け取ってもらえ、「郵政民営化への理解・支持が増えているのだな」と喜びましたが、ふと「これを受け取ってくれる人達は、どのような考えで受け取ってくれているのだろうか?」と考えてみました。

たとえば僕自身の場合、これまで駅で政党のパンフレットを配布していたら、片っ端から受け取っていました。民主党でも、自民党でも、共産党でも、どこの政党のパンフレットでも受け取って、電車の中でじっくり読んで自分なりに分析・解釈していました。つまり、支持政党に限らず受け取る、ということです。
他の人たちも僕と同じような考えだとすると、今朝パンフレットを受け取ってくれた人達は必ずしも自民党の考えや政策の支持者ではないかもしれない、ということになります。そう思うと、喜びも半減でした。
しかし、よく考えてみると、僕のような行動パターンの人間はあまり多くないはずであるし、どこの政党を支持しようかと迷っている無党派の人たちこそ、支持を広げないといけない人たちです。この無党派層の人たちこそ、パンフレットのターゲットだと再度思い返しました。やっぱりパンフレットを受け取ってくださる人が多いことは、その中で支持者になって頂ける人も増える可能性が高まるわけで、素直に喜ぼうと思いました。

自分ひとりの頭の中でいろんな考えがグルグル回っています。
パンフレットのことひとつ取っても悩みは尽きません。
やっぱり新しい世界に飛び込むのは大変なことです。
毎日毎日が反省と勉強の日々です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月21日 (日)

毀誉褒貶は世の常!?

今日も駅頭に立って自民党の郵政民営化や構造改革について演説していました。
応援してくれる人たちの方が圧倒的に多いのですが、ときどき通行中の方に文句を言われたり、侮辱されたりします。
サラリーマンだったときやNGOで働いていたときには、見ず知らずの他人に悪口を言われたり、侮辱されるという経験はそれ程多くありませんでした。
ところが、政治活動を始めて、中傷メールをもらったり、街頭で文句を言われたりといった経験が多く、けっこう驚いています。「そんなのよくあることさ」と地元の市会議員の先生に言われ、納得しようと努力していますが、やっぱり納得できません。

政策や主義信条が異なることは当たり前ですし、すべての人が賛成する政策や理念があるとも思えません。
当然、異なる意見を持つ人たちや政党が、お互いの主張を述べて議論して、投票や議決という手段を通して方針を決定するという手続きが必要です。
選挙でも自民党、民主党、共産党とそれぞれ異なる主義主張を持っていて当然ですが、だからと言って個人攻撃や誹謗中傷をしていいということにはならないと思います。
意見が異なるからといって、親の敵のように罵詈雑言を浴びせるのは大人気ないと思います。

きっと民主党や共産党の方々も、私と同じような思いをされたことと思います。
あくまでもフェアに戦っていきたいものです。
どの党の候補予定者に対しても、人格攻撃や個人攻撃はやめてほしいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月20日 (土)

初の街頭演説会

0820 今日は新百合ヶ丘駅にて初の大きな街頭演説会を開催し、参議院の山本一太議員、小泉昭男議員、小林温議員にお越しいただきました。
山本一太議員は、私のJICAの先輩にあたります。職場でご一緒したことはありませんが、同じ組織出身ということで親近感を抱いていました。
山本議員は、話がわかりやすく、かつ迫力がありました。とても参考になります。
私の方は朝立ち・夕立ちの短い演説を除けば、ある程度の長さの演説をするのは初体験でした。前の晩に話す内容を整理して原稿をつくり、練習もしたものの、実際にその時になると緊張で早口になり、なんと話すことを忘れてしまいました!しかしなんとか勢いで乗り切り、やる気をアピールしました。
率直に言って、実は私は人前で話をするのが苦手です。政治家としては非常に不利かもしれません。ただ私は「言葉」よりも「行動」で人を救いたいと考えてきたし、そうしてきたつもりです。また私にとっての理想の人物像は、穏やかで誠実で理性的な人だということもあります。
しかし、今日の議員の先輩方の演説を聞いて、一日も早く、迫力のある話し方を身につけたいと思いました。まだまだ山内康一の自己改造計画は続きそうです・・・。
でも、初めての駅頭演説が手作りのノボリとたった2人のボランティアからだったことを考えると、少しずつ応援してくださる方々も、手伝ってくださるボランティアの方々も増えて、とても心強く感じます。みなさん、本当にありがとうございます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月19日 (金)

街頭宣伝車搭乗

0819 今日は朝から夕方まで自民党川崎市連合会の広報車(街頭宣伝車)に登場し、麻生区全域を回りました。ウグイス嬢の方と交代でマイクを握り、自民党の構造改革、郵政民営化への理解を訴えました。

今のところ、私の知名度はゼロに近いのが現状です。この前、駅頭で演説していたら、年配の主婦らしき女性に「自民党を応援したいのだけど、あなたは誰?」と尋ねられました。
また、若くて公募の新人だからかもしれませんが、民主党と勘違いされたこともあります。まずは、「自民党の山内康一」というポイントを覚えてもらうことが重要のようです。夕方も街頭に立ちました。

そして今日(8月19日)は某新聞の夕刊に取り上げてもらいました。
サラリーマンから一転して政党公募で採用され、試行錯誤しながら苦闘している様子を書いてもらいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月17日 (水)

私は「刺客」候補?

ここ数日、小泉総理の郵政改革に反対した自民党議員の選挙区に、賛成派の候補を立てる動きが進んでいます。東京10区の小池百合子氏はその象徴的な存在として報道され、「刺客」という言葉が使われているようです。なんとも物騒な言葉ですが、この言葉は小泉総理自身や党執行部が言ったものではなく、マスコミもしくは反対派議員の方が使っているものです。
単純な話、国民のみなさまは自民党だけでも賛成派議員か反対派議員かを選べるわけですから、これは全く「独裁」と言われるようなものではなく、郵政への賛否を国民のみなさまに問うための民主的手続きと言えるでしょう。

一方、私の方はと言えば、こんなことがありました。夕方、駅頭で街頭演説(夕立ち)をしていたら、ご年輩の主婦の方から「ねえねえ、あなたシカクなの?」と聞かれました。最初は何のことかわからなかったのですが、どうやら私のことを郵政反対派に対抗するため送り込まれた”刺客”かと思われたようです。この選挙区支部には自民党はもちろん私ひとりしかいないし、小泉総理のお膝元である神奈川県には、造反議員すら一人もいないのですが・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年8月14日 (日)

キャリア合宿の講師ドタキャン

ここ数日はかなり忙しく、日記が滞りがちになっています(すみません)。本当は13日、14日は、国際協力分野のキャリア合宿セミナーの講師を務めることになっていました。国際協力(途上国援助)の世界で働くために必要なスキルや、キャリア形成のためのヒントについて講演する予定でした。急な政治情勢の変化でドタキャンすることになってしまい、主催団体と担当者には申し訳ない気持ちです。

夕方、新百合ヶ丘駅で街頭演説をしました。写真は、風が強くオレンジの旗を立てられなかったりして格好悪いですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)